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数日後
「!敢ちゃん、風邪治ったの?」
「あぁ、もう大丈夫だ。」
「もう…突然倒れたから心配したんだからね!」
「…悪かったな。」
「…ところで、諸伏警部はどうしたの?昨日まで一緒にいたんでしょ。」
「あー…あいつは、俺の風邪が移ったって寝込んでるぜ。」
「えぇ……と、とにかく!次に体調悪くなった時はすぐ言うんだよ!!」
「はいはい、分かったよ。」
「ちょっと!分かってないでしょ、敢ちゃん!!」
敢助は呆れた様子で歩いていく。その後ろを、由衣が追いかけていく。
もう悪夢を見ることはないだろう。敢助の顔には、笑顔が戻って来ていた。