テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「そうか。完成を楽しみにしてるぞ」
「はい!!」
アプリメイクでは本格的なRPGのアプリ作成が初めてなので、試行錯誤でやっているが道筋が決まっているため、私が中心になってコードの作成を指示している。
//戦闘関係————-
private static Battle b;
public static int eveBatNo = 0;//イベントバトルの番号 通常エンカウントなら0、1なら戦闘中…(※無料配布RPG用バトルコードを参照)
と、このように複雑なコードを手分けして打ち込んでいく。これはあくまでも戦闘する時に使うほんの一部のプログラム。こういったコードが様々用意されてアプリは完成する。メニューを開くとき、スタートボタンにカーソルが合わさったとき、音楽が鳴ってゲームがスタートする…書くときりがないけれどね。ゲームというのは実に様々なプログラムが組み込まれているのだ。
これが完成したら、次にすることはゲームがちゃんと起動するかのチェック。最初はバグが多く思ったように動かない。これを修正する作業がいちばん大変だ。
独学でもいろいろとやっておいてよかったと思う。いい会社に拾ってもらえてラッキーだった。もっと勉強して複雑なプログラムを作って、面白いゲームが作れるようになりたいな。
アプリも私の物語も、いよいよ終盤。ラストだ。
次のステップはお金を貯めて弁護士!
今日は無料相談に行くぞ!!
そのあと、建真をハニートラップにかけた結果報告を北都さんに聞きに行く!
というわけで、金さんにお勧めしてもらった弁護士事務所に向かった。なんでも売買屋のもうひとつ上の階が、弁護士事務所になっているご都合主義。
「どうも。弁護士の上牧(かんまき)です。金さんからお話は伺っております」
かの有名な離婚漫画で活躍した上牧弁護士が挨拶、名刺をくれた。熊みたいに大きな男性のかただ。心強いな。さぞ離婚案件に強いのだろう。たしか某漫画ではそんな設定だった。
既に金さんが話を通してくれているので話が早かった。証拠も航大さんに送ったものが既に金さんに共有、更にそれが上牧先生に共有されていた。仕事早! おかげでシナリオさっくさく~♪
「これはいい証拠をたくさん入手されましたね。北都さんからも預かった証拠がありますが、見られます?」
えっ。いいのかな。実は気になっていた。
「見てもいいのですか?」
「ええ。北都さんからの許可は取っておりますので」
「ではお願いします」
上牧先生はノートパソコンからデータを読み出し、私の前に置いてくれたので証拠動画を早速再生してみる。
場所はどこかわからないが、置いてあるベッドやソファーから、そこそこ値の張るラグジュアリーなブティックホテルだろう。建真は私から奪ったお金で北都さんをここに連れてきたに違いない。
『聖子さんっ…俺、もう我慢できなくて…っ!』
建真が北都さん(聖子さん)を後ろから羽交い絞めにし、形の良い胸の膨らみをわしづかみにしているシーンからスタートだ。
『あっ ケンさんっ…』
北都さんの色っぽい声がする。カメラのアングルは固定されていて、ベッドがきちんと映るようになっていた。多分北都さんが隙を見て仕掛けてくれたのだろう。さすがだ。
そしてここからどうなっちゃうんだろう。エッチなビデオを見ている気分になり、ドキドキした。
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コメント
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お疲れ、さぶれ!第31話読んだわ。コードの実装描写が細かくて「お、ちゃんと作ってる感」あって好き。あと上牧先生が某離婚漫画キャラそのまんまなの笑ったw 証拠動画のシーンは「ドキドキした」って主人公が言うからこっちまでドキドキしたよ…! 復讐計画も着々と進んでて、次が気になる🔥 最終盤って言うけどまだまだ読ませてくれよな!