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そんな俺の反応は完全に無視し、竜斗は自分の着ている着物は一切着崩さないまま、俺の肌のそこかしこを丹念に舐め始めた。
「ま、待て、待て待てって——」
止めようとするが、それを拒絶するみたいに乳首を甘噛みされ、情けない声と共にくたりと体から力が抜けた。そんな俺の体をすかさず回転させ、竜斗がうつ伏せにさせる。
「ま、まぐわう気なのか?まさか、俺達が、か?」
畳の上で、着物一枚だけ羽織った状態の俺の背後から竜斗が覆い被さり、着物の中に手を忍び込ませてきた。尻に、この一週間弱ですっかりその存在をリアンにより体に刷りこまれてしまった異物が当たり、彼の言葉がタチの悪い冗句では無いと悟る。
「嫌だなぁ、他に誰かいる?……まさか、いるの?」
「……っ」
リアンの懐っこい笑顔がふっと浮かび、よりにもよって最悪な時に声が詰まった。
「誰に、触らせた?僕以外にこんな事をする相手がいるの?……あぁ、さっき名を呼んでいた奴と、かな?そっか……そっかぁ、そう、なんだね?じゃあ……もう、遠慮はいらないね」
声を震わせる竜斗の体が背後から少し離れ、俺の下半身を持ち上げて四つん這いにさせられる。そんな痴態を隠してくれていた着物をバッと捲り上げて背中に寄せると、竜斗は膝をついて座り、双丘を乱暴に押し開いて、唾液の滴る舌先で奥に眠る恥部を舐め始めた。
「ひっ!」
情けない悲鳴が口から溢れ、目隠しのされていない大きな眼から次々と大粒の涙が流れ落ちた。
半端に着たままになっている着物にしがみつき、必死に声を堪える。竜斗が相手では『嫌だ』とも言えず、逃げる事も出来ず、こんな状況になっても尚、開いてしまった隙間から流れ出てくる記憶の海と与えられる快楽の渦にズブズブと溺れていく。
「ふぐっ……うぅぅっ」
細い太腿が汗でしっとりと濡れ、淫楽を求めて勃起している魔羅から蜜の様な先走りがだらだらと滴り落ちる。どうすればもっと気持ち良くなれるのかを知っている体が無意識に動き、畳の方へ前面を近づけようとしてしまう。だが竜斗に再び腰を持ち上げられてしまい、亀頭を畳に擦り付ける事を阻まれてしまった。
「駄目だよ。君はもっと清楚でいてくれないと」
俺の蕾を美味しそうに舐っているお前がソレを言うのか、と思うが当然言葉には出来ず、行き場を失った欲望を持て余し、ねだるみたいにゆるゆると腰を動かしてしまう。
「……駄目だって言ったのに、聞き分けの無い子だなぁ」
そんな事を言いつつも顔はちょっと嬉しそうで、そんな表情のまま蕾のより深くに舌を押し込んでくる。入り口付近をしつこく舐められるだけでも腰が砕けそうだったのに、内壁まで弄られてはもう声を我慢出来ず、嬌声をあげて与えられる快楽を享受してしまった。
悦びに体が震えて声がやけに甘くなる。乾いていた箇所がやっと潤っていくみたいな感覚に支配され、喜雨の様な涙が止まらない。着物が濡れ、蕾がヒクつき、もっとしてと強請ってしまう。
「淫乱だねぇ、君は。鬼だからなのかな。それとも……どこかの誰かの手で開発済みなせい、かな?」
意地悪な事を言いながら唾液で濡れた蕾の奥に竜斗が指を入れ、ぐりぐりと内壁を擦ってくる。
「どうだったんだい?他の男の魔羅の感触は。驚く程難なく入っただろう?……だって、此処はもう僕がちゃーんと丹念に、何年もかけてじっくりと解してあげていたんだからね。君の体が成長するたびに冬眠でもするみたいに深い眠りに入って、何をしても起きなくなってしまうから、その間に潤滑油で滑る指をココへ入れて、撫でて解して、僕との『いつか』の為に、育ててあげていたんだから、さぁ!」
ゴリッと幻聴が耳奥でするくらいの強さで前立腺を容赦無く押され、「ひゃああっ」と悲鳴に近い声が俺の口から出てしまった。頭の中が真っ白になり、射精した時の様な感覚が全身に走る。いや、それ以上かもしれない。
形容し難い感覚に襲われて体が激しく震える。着物に通ったままの両腕に顔を伏せ、「あぁ……あ、あ……んぐっ」と声を上げるが、言葉を発する余裕がいつまでも戻ってこない。達した気がするのにいつまでも余韻が消えず、引かない波が絶えず体のナカで暴れ続ける感覚のせいで良過ぎてしまい、ここまでくるともう苦しくって仕方が無い。
「……気持ちよかった?僕との方が、いいよね?紅焔だって、本当は僕とじゃないと嫌だろう?」
「ち、ちが……う。そもそも、し、して、無い……」
リアンにはソコまで許していない。絶対に嫌だと抵抗に抵抗を続け、今では向こうが先に諦めてくれるまでになっているというのに勘違いなんか止めて欲しい。だけど声が小さ過ぎたみたいで、「ん?何か言った?……あぁ、こんなんじゃ、他とは比較も出来ないかぁ」と冷めた声が返ってくるだけだった。
「ごめん、ごめん。僕の知らない僅かな隙に男を引き込んではお楽しみだった、淫乱で卑猥で裏切り者の君じゃあ、指なんかでは満足出来るはずがなかったね」
そう言って、竜斗は自らの着ている着物を少しはだけさせ、褌を解いてはち切れんばかりに熱く滾る魔羅を露出させた。奴も着衣のままなのは趣味なんだろうか?と、少しだけ晒された筋肉質な体の外輪を、軽く振り返り、見上げながら思っていると、色々な要素で濡れそぼる尻に先走りがダラダラと垂れるモノをピタリと押し付けてきた。
「あーあぁ、そんなに早く挿れて欲しいの?腰、動いちゃってるよ?このまま愛らしいお尻で挟んでっていうのもおつかなぁとは思うけど、それはもっと君が育ってからにしようか」
切っ先が蕾に当たり、未知の感覚がこの先襲ってくるであろう不安のせいでスッと胸の奥が冷たくなる。逃げるなら今か?と頭の隅で考えたが、腰をがっしりと両手で掴まれてしまい、機会を完全に逸してしまった。
「……好きだよ、愛してる。どんな君であろうが、それでも……。だけど、もうこの先は、ずっと僕だけだって、誓ってね?」
上半身を倒し、耳元で囁いたその声が悲痛な叫びの色を帯び、俺は咄嗟に振り返って竜斗の後頭部を強く掴んだ。髪をむしり取ってしまいかねない勢いだったせいか、竜斗がひどく驚き、青い瞳を見開いている。
「か、か、勘違いするな!俺は、まだ処女だ!お前が勝手にこっそりシテいないんなら、だけどな!」
何だって今日はこんなに声を荒げる機会が多いのだ。普段の自分では絶対に出さない声量なせいか、そろそろ喉に痛みを感じ始めてきた。
「……本当、に?」
眉間に皺が入り、全く信じていない顔をされてしまい胸が苦しい。
「そんな機会があったか?四六時中傍に居て、俺の体を撫で回し、お前の体を舐めさせられ、接吻漬けにしておきながら、どの口がソレを言うんだ!」
「無い、よね。だから不思議には思っていたけど……でも」
『じゃあ、リアンって誰なの?』と不安そうな顔をするが、まさか今からそれを説明しろと言うのか?この状況下で?いや待ってくれ……流石に今だけは勘弁して欲しい。
「後で、いくらでも話す。だから今は……その、話す前に、せめて着物を着させ——あんっ!」
こんな格好のままでは嫌だと言おうとした矢先、ずるんと異物が体の一番深い場所まで入り込んできた。容赦無く最奥を一息で突かれたせいで目の前でチカチカと火花が散り、射精してもいないのにまた達したかのような感覚が体を支配する。全身からは雨粒の様な汗が吹き出し、蜜が溢れ続けている魔羅もヒクヒクと震え、瞳をカッと見開いてしまった。
「あぁ、達しちゃったみたいだね。ただ挿れただけなのになぁ。動いてもいないのに、そんなに気持ちいいんだ。へぇ……?」
軽く尻を叩かれ、「腰、動いてるよ。駄目じゃないか、自分から快楽に走ったら。僕が与えてあげるまで、紅焔は我慢しないと」と言われてしまう。
この行為のせいで『あぁ、さっきの言葉は全く信じてもらえていないんだな』と瞬時に悟った。
竜斗はこんなに思い込みの激しい男だったのか?そもそも怒らせた事や嫉妬された記憶が無いのでわからない。もしかして、まだそんな彼を思い出せていないだけなんだろうか。
「そろそろ動くから、もう浮気しちゃ駄目だって、ココで覚えてね?」
トンッと指先で腰をつつき、ずずっと少しだけ魔羅を抜く。その抜け出る感覚が未知の快楽を呼び、歓喜に震えてしまった。体を支えきれず、崩れそうになる腰を掴まれ、竜斗が体勢を保つ。尻だけを突き上げ、後ろから陰部に魔羅を挿れられているこの姿は完全に獣の交尾の様だ。
竜斗に動かれるたびに水音が静まり返った室内で響き、昼間なせいで互いの淫靡な姿がはっきりと見えてしまっている。誤魔化しが一切きかない状態でまぐわうという状況のせいで酒に酔ったみたいな感覚が体を包む。
甘い声をあげるたびに竜斗が嬉しそうに笑い、「いいね、僕の色に段々と染まっていく感じが本当に美しいなぁ」と喜んでくれた。
規格外に大きな彼の魔羅のせいで腹のナカが満たされ苦しくって堪らず、一番弱い箇所を攻められ続けるせいで絶頂感を常に感じてしまう。口はだらしなく開きっぱなしで閉じられず、そのせいで唾液が伝い落ち、首筋や畳を濡らす。眦からは涙が溢れ落ちたままなもんだから、さっきからしがみつきっぱなしになっているこの着物はもう使い物にならないだろう。
品性の欠片も無いくらいに乱れに乱れ、アレだけ駄目だと言われたのに腰が動き、もっともっとと自らねだるみたいに竜斗を求める。リアンと共にしていた行為がまるでお遊びみたいに感じられるくらいに彼から初めて与えられる体内への刺激はとても甘美なものだった。
突き刺されたまま体勢を変え、正常位で向かい合い、口付けを交わしながらまた奥を穿かれる。竜斗の着物に魔羅が当たって擦れ、二点を同時に攻められているみたいな状態になってしまった。
そんな強い刺激に耐えきれず竜斗の首に腕を回して強く抱き締めた。口内や狭隘な体内、魔羅からも感じる快楽に耽溺し、段々とこの刻が延々に続く様な気がしてくる。
「まったくもう。完全に蕩けちゃって、もう紅焔のナカは僕の形になっちゃってるよ?」
「ングッ」
ゴリッと前立腺を的確に切っ先で擦られ、言葉なんか出てこなかった。
頰を優しく撫で、耳を指先で弄り、啄む様な口付けをしながらも穿つのをやめずに溺れさせ続ける。神通力で自分の回復を図りつつ行為に及んでいるのか、まだまだ竜斗は余裕そうだ。
「あぁ!」
ツンッと魔羅をつつかれ、ただでさえ着物に擦れて限界寸前だったモノが弾けて溢れ出した。白濁とした液のせいで竜斗の着ていた着物が汚れ、はだけて少しだけ見えていた胸にまでかかってしまう。それを指先で掬い取り、俺に対して見せつけながら美味しそうに舐めるもんだから、恥ずかしさで心臓が止まるかと思った。
「今度は口に頂戴ね?紅焔のモノは、全部飲みたいな。この汗も、唾液も、精液だって……全部全部、ぜーんぶ、僕だけのものだ。僕が育てたんだもん、当然だよね」
肌を濡らす汗を舐め取り、唇を吸って、また精液を掬って竜斗が飲み込む。コイツはここまで執着心の塊だったのかと思うとリアンの姿が竜斗と重なって見えた。
「……(リアン)」
俺が竜斗とは違う者を思い浮かべた事を察したのか、彼の顔色が少し陰った。
「そろそろ一度僕も出していい?」
優しい声色なのに、顔は笑っていない。
下っ腹をそっと撫で、「ナカに出すけど、別にいいよね?」と言う。
「確実に孕んじゃうけど、紅焔は僕のモノだしさ」
「はら……?いや、俺は男だし、それは無いぞ?」
逃げ腰になりつつそう言うと、腰を掴んで引き戻された。
「何言ってるの。僕は、半分だけだけど、それでも一応は神様だよ?性別とかに関係無く子を孕ませるくらいわけないさ。大丈夫、紅焔は鬼の子だからね、人間みたいに耐えきれなくて死んだりはしないよ。今まで何年もかけてこの体は僕の力で育てたから、色々とよく馴染むんじゃないかな。父上には怒れられそうだけど……そこはまぁ、一緒に謝ろうか」
(嘘だろ、ちょっと待ってくれ。 こんな状況の場合だろうが、孕んでしまうのか?)
出せる限りの力を引っ張り出し、両腕で竜斗の胸板を押して体の中から魔羅を抜く。必死にもがきながら体勢を反転させ、畳に爪を立てて少しでも竜斗から離れ、この状況から逃げようと襖の方へ手を伸ばした。——が、腰に腕を回されて阻まれてしまった。
背後から俺を抱きしめ、耳元に口を近づけて、「……逃がすわけが無いよね?こんな事をしても無駄だって、いい加減わかれよ」と低い声で竜斗が囁く。同時に一度は抜け出た魔羅で陰部の最奥まで穿たれ、俺は悲痛な声をあげた。
こっちの状態なんかお構いなしに好き勝手にやられ、動かれるたびに畳で魔羅が擦れて体の震えが止まらない。こんな状況でも萎えない自分のモノが憎らしくなってくる。
これではまるで強姦ではないか。
でもそんな事を気にかける余裕が竜斗には無いのか、そもそもする気が無いのか、それとも意図してこの行為に及んでいるのか。容赦無く、苛立つ感情の全てをぶつけるみたいに激しく動き、そしてとうとう竜斗の魔羅が俺のナカで弾けてしまった。
ドクンドクンッとナカで痙攣しながら大量の精液を膣穴と化した陰部に吐き出され、同時に俺の魔羅も絶頂を迎えた。無理矢理だったのに過去最高に気持ち良くって、自分の意外な一面を知り、気分が落ち込む。
(無理矢理がいいとか、嘘だろ……)
呆然としつつ、ぐったりと畳の上で死体の様に転がっていると、ずるんっと俺のナカから竜斗が魔羅を抜き取る。そして俺の顔近くに座り直すと、顎を手で持ち上げて、「舐められるよね?」と高揚した瞳で見下しながら言ってきた。
おずおずと口を開けると、容赦無く口内に達したばかりの魔羅を突っ込まれる。にがくて、苦しくって顔を引こうとしたが後頭部を掴まれ、喉にまで押し入ってくる。
「口の中、すごく熱いね。紅焔のせいでまた勃ったじゃないか」
笑いながら腰を振られ、玩具みたいに扱われる。下も上も無遠慮に竜斗によって蹂躙され、もう全てがどうでも良くなってきた。
リアンのせいでどうしたら男が喜ぶかを知ってしまった体を動かし、気怠さで倒れそうになりながらも手を添えて、口を窄めて竜斗の魔羅を愛撫する。軽く意識を上にやると複雑そうな顔をされてしまったが、口淫の快楽に彼も負けてしまったみたいだ。
「——またナカに出したいから、もういいよ」
顎が砕けそうになりながらも必死に舐め続けていたら、優しく声を掛けられた。
口から魔羅を抜き出し、自ら脚を開いて会陰部の下まで手を伸ばして、竜斗の吐き出した精液がダラダラと垂れ落ちる陰部を指先で広げてみせる。蠱惑的な雰囲気を醸し出しながら首を軽く傾げると、彼の喉からごくっと唾液を嚥下する音が聞こえた。
抵抗など無意味だ。逃げても意味が無い。ならばもう、暗い愛情に四肢の全てを預けて呑み込ませ、この痴態を貪ろうではないか——