島原「メンバー150名死亡、第2栃木県宇都宮市式神組が壊滅した!?」
天寺「なんですって!?」
まち「は?」
まさかの出来事に一同は青ざめた。
島原「敵は3名、至急応援に来い!?」
電話を切られ、僕はスマホをポケットに入れた。
どうしよう、ここからでは1時間掛かってしまう。
さすがに天草四郎の奇跡でもこの時間を…
天寺「私にお任せ下さい。
傷はナイチンゲール使いの人のお陰で治っています。なので、お手伝いをさせてください。」
まち「本当!?」
天寺「えぇ、私の式神の龍に乗れば15分の間には着きますよ!」
島原「じゃぁ、お願い!」
天寺「わかりました!」
美咲は龍を呼び、龍に乗るようにと言った。
僕とまちゃこはその言葉に従い、急いで乗った。
第2栃木県宇都宮市式神組。
僕らは龍に乗って急いで来た。
しかし、手遅れだった。
生きている人はもう誰もいなかった。
島原「近くにまだ式神の気配がする、散り散りになって見つけて殺すよ!」
天寺「わかりました!」
まち「OK!私式神探知出来ないけど頑張る!」
僕らは散り散りになり、辺りを捜索した。
まちゃこ視点
私は沢山の廃工場がある所を探していた。
ドラマやアニメではだいたいこの辺りにいたと思ったから。
そして、何件目かの廃工場の中に入ると、ようやく見つけれた。
生きている人。
おそらく、敵。
見た目は15歳ぐらいの男の子だった。
血だらけだった。
男子「あぁ、見つかっちゃった。残念。」
男の子はそう言うと、自己紹介を始めた。
十字「僕は十字神子(トウジ ミコ)。式神使いだよ!」
美咲が言っていたあの男とは特徴が違う。
私は念の為にこんな質問をした。
まち「栃木県宇都宮市式神組を襲ったの君?」
そう言うと神子はこう言った。
十字「違うよ、あれは僕の先輩、中田さんがやった。」
やっぱり人違いだった。
だからと言って、このまま放っておく事はできない。
まち「でも、敵である事は間違いないね悪いけどその命消させて貰うよ。」
十字「まぁ、結局こうなるよね。」
天寺美咲視点
天寺「そうえば、まちゃこさんは式神探知って出来ないんですね…」
式神使い同士はお互いの式神の気配を察知出来ます。
普通は半径5mなんですが、私や島原さんなどの特別な偉人が式神の場合は違います。
探知範囲を調節出来るのです。
私は察知した場所へ向かうと、木や草が生い茂る美しい場所へ来ました。
そこには、1人の女性が立っています。
ナチス・ドイツの軍服姿が特徴的で、なんとも不気味でした。
女性「君は栃木県宇都宮市式神組の子かな?中田くんが言ってた特徴に似てる!」
天寺「中田…あの男の苗字がそうなのですね。」
女性「ちょーイライラしてんじゃんw 何なに?怒ってる?」
天寺「えぇ、かなり。」
女性「貴女、名前は?」
天寺「天寺美咲です。栃木県宇都宮市式神組のメンバーでした。」
アー「私、アーケン・クロイ!貴女を殺す女の子だよ!」
天寺「では、そっくりお返しします。私がアーケンさん、貴女を殺します。」
コメント
8件
お久しぶりです(*^^*) 今帰ってきました!まさかの式神使いが敵にいるとは……
戦闘パートこういう熱い展開ものすごく好きなのでどうなるか楽しみです! 偉人の説明はあった方がいいかと思います その方がわからない人も楽しめるだろうしより物語にのめり込めると思います!
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