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今、扉を開いて。

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2022年08月31日

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あぁ、また、くるしい。これからも続くのか。

きっとこの世でこんなにつらいことは無い。

声に出したくても言えない。そんな辛さを経験した。

ある場所から引っ越してきた年長の私。こども園のみんなは心良く受け入れてくれた。なんやかんやでそのまま約半年間で卒園した。

一年生になり、半分は期待、もう半分には不安があった。

昔から色んな人とよく喋っていたため友達はすぐにできた。

けどそれは、あまり期待していたものではなかった。ノリでつっこんだり、軽く叩くことは、あまり冗談と通じなかった。

心の通う友達、冗談の通じる友達は、自分の友達の中でも少なかった。

女子は、グループなどの輪ができてあり、入ることはできるし、みんな話しかけてくれるのだが、もともとできていた関係を崩すわけにはいかないと思いあまり近づかないでいた。

6年生でよく喋るようになった男子たちが増えた。

女子みたいに、別人のような裏表があるわけでもなく、比較的、喋りやすかったので、会話は日に日に増えた。

ノリとかでバーっと言ってしまうこともあるため「男子みたいだよな」とか「変なやつ」、あとは変なあだ名とかもつけられたりしたが喋ることのほうが楽しかったし、いじられるのは私自身だけではなかったため、特に気にすることもなかった。

ちょいちょい引っかかることはあったものの楽しく小学校生活を終えることができた。

だが、そんな生活は、少し変わってしまった。

今、扉を開いて。

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