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賑わう遊園地。
ひらひらと舞う雪。
何も無かったかのように微笑む彼。
手は暖かいのに、心はだんだん冷たくなっていくばかり。
表は幸せ、裏では悲しみのどん底。
また、偽りの好きを聞く日々。
私はどうしたらいいの。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
彼と付き合って初めてのクリスマス。
本来なら楽しいはずだった。
あの日の出来事を目撃するまでは。
私はどこにでもいるようなカフェ店員とカラオケ店員の掛け持ちしてるJK。
寧々藍 燐乃(ねねあ りの)
彼は最近付き合いたての、2つ下で、
陰キャか陽キャどっちって聞かれると陰キャの部類に属するようなちょっと頼りないけどそんなとこがいい男の子。
七瀬 翔舞 (ななせ しょうま)
初めて出会ったのは去年の夏頃。
私がカラオケのバイトを始めた時に
1人で来店した翔舞。
先輩方に聞いたら翔舞は週3で来る常連で毎回フリータイムを1人で歌いきって満足そうに帰ると話題になった。
今日も満足そうに帰って行ったあと、私は部屋の片付けの途中で生徒手帳の落し物を見つけた。
「よく見る生徒手帳」
妹と同じ学校だった。
そのため私は妹に生徒手帳を預け、後日渡すように言った。
その後も翔舞は私のバイト先に通い続け 、私のシフトに合わせるようになった。
会話もするようになった。
それがきっかけか、あまり話していなかった妹とも話すようになったらしく
たまに妹と歩いて帰る姿が見えた。
家にも勉強がてら遊びに来るぐらいまでになっていた。
最初は妹と付き合ってるのかなって距離感に感じた。
そんなある日妹と話していると、
「翔舞ね、お姉ちゃんのこと好きだよ」と突然の発言。
もちろんびっくりはしたけど、そういう好きじゃないよねと解釈。
勝手に解釈はしたけど彼氏がいなかった私は意識し始めてしまった。
でも中学と、高校の壁。
考えてしまう。
次の週、日曜日カラオケのバイト。
翔舞はクラスメイト、もちろん私の妹も含め5人で来店。
1時間経った時、部屋の片付けをしに向かってる途中、顔を赤くした翔舞とすれ違った。
その姿を追う妹、それを見かけた私は問い詰めた。
「なんで翔舞くん顔赤いの?」
どうやら、カラオケの点数が1番高かった人が逆に罰ゲームらしく
それで翔舞が1番点数が高かった。
妹に罰ゲームの内容を聞くと「好きな人に告白する」というもの。
急に心臓の鼓動が早くなる。