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ゆんしょ
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#目黒蓮
machi
971
meme side—–
寒くもないのに
落ち着きなくすり合わせる手のひらと 小刻みに貧乏ゆすりする脚。
そう、俺は次の現場に着くまで動揺が隠せなかった。
マネージャーがちらちらと俺を気にしながら、車内のエアコンを何度も調整してくれている。
まずい・・・・。
どうしよ・・・。
さっきから頭の中はそればかりだ。
ついさっきの楽屋での出来事。
思わず漏れてしまった俺の本音というか願望。
それをしっかりと聞いてしまったであろう佐久間くん。
一瞬固まった表情から、明らかに驚いていたのは分かる・・・。
ただ、その後だ。
顔が真っ赤になったのは・・・なんで?
急にあんなこと言われて照れてしまったんだろうか?
でもいつもの佐久間くんなら、照れながらも何か答えてくれるはずなんだ。
冗談にしては本音が混じりすぎてちょっと重たい俺のつぶやき。
焦っていたから、笑いに変える・・とかせずに楽屋を出てしまった。
思い出すと自分の言動がマジで恥ずかしい。
う~っと頭を抱える。
告白する勇気もないくせに欲だけ膨らんじゃって。
自分勝手な夢まで見ちゃって。
挙句の果てに変な形で佐久間くんに・・・。
m:なさけなっ・・・。
頭の中はぐちゃぐちゃだった。
佐久間くんはあの時何を思ったんだろう。
あの瞬間の佐久間くんが鮮明に焼き付いていた。
-————————
暫くして現場について、マネージャーと一緒に移動する。
メンバーとの仕事はさっきで終わりだから、当然1人。
いつもならメンバーがいる方が落ち着くし安心できるって思うけど、今は一人で良かったなって思ったりした。
宛がわれた楽屋に踏み入れると、ふいにスマホに通知が入った。
上着を脱ぎながら、何気なくスマホの画面を見る。
1通のメッセージ。
-—仕事終わったら連絡してよ。—–
見覚えのあるアイコン。そして短い文章。
まさかの佐久間くんからだった。
-———————-
sakkun side
時計の針は0時を過ぎたところ。
自宅のソファでゴロゴロしていたら、スマホから通知音が鳴った。
-—お疲れ様。今終わったよ。—–
蓮からのメッセージ。
s:・・・・働きすぎじゃね?
一緒の現場が終わってからも蓮には個人の仕事が入っていた。
こんな時間までね。
メンバーみんなもそれぞれ忙しい時は忙しいんだけど、蓮に関しては飛びぬけて忙しくしている印象がある。
本人が一生懸命頑張っているからあえて何も言わないけど、眠そうな姿とか体調悪そうな時とか見てしまうとそりゃあ心配にもなる。
-—電話できる?—–
いろいろ考えてメッセージを送る。
本当は会って話したかったけど、結構深い時間だし、疲れてるだろうし今日は電話にしとこう。
既読がついてすぐに着信音が鳴った。
慌てて起き上がって電話に出る。
m:「佐久間くん?」
ちょっと低い声にドキリと心臓が跳ねた。
s:「蓮?お疲れ。急にごめんな・・・。」
m:「うん?大丈夫だよ?佐久間くんもお疲れ様。」
s:「うん、今、大丈夫か?」
m:「大丈夫だよ。」
s:「・・・・・・。」
m:「・・・・・・。」
ちょっとした沈黙が緊張感を生む。
何をどう話そうか悩む。
蓮もおそらく何かを感づいていて、いつもとはちょっと様子が違う。
話したかったのは俺なんだから、切り出さないといけないんだけど・・・。
どうしようかな・・・。
聞いてもいいのかな・・・。
気まずい沈黙に決心が揺らぐ。
でも今聞いておかないといけない気がしていた。
s:「・・・あ・のさ・・・、今日の楽屋でのこと・・・なんだけど。」
m:「・・・・・。」
s:「あ・れさ・・・」
蓮の反応がない。
緊張で思わず息をのんだ。
s:「っ・・・・本当?」
蓮の気配が一瞬消えた気がして、スマホを持った俺の手がかすかに震えた。
コメント
2件

お疲れ様です、はる。です! 今回もめちゃくちゃドキドキしながら読んだわ…。 楽屋での「本音もれ」からの、車内で頭抱える蓮の心情、すごくリアルで刺さった。自分でも抑えきれない気持ちがダダ漏れになってる感、分かりみが深い。 佐久間くんの方も、「本当?」の一言に込められた期待と怖さがビリビリ伝わってきて、電話口の間の緊張がたまらなかった。 続き、どうなっちゃうんだろ…! 早く読みたい🔥