テラーノベル
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その後、 沫輪 のんと離れる事にし
他にも誰かと交流したいなと思いながら
気分転換に歩き回っている。
すると…、
遥斗「…。」
そこには少年がいた。
スケッチブックを持っている。
絵を描いているのか…?
紀ヶ香『 ね、ねぇ…何してるの?』
遥斗『!?』
温崎 遥斗。
彼はぎくり、と肩を震わせる
そしたらこちらへ目線を逸らし、スケッチブックに何かを書き、見せる
遥斗【絵を書いてただけ。あと君は誰?】
紀ヶ香(あっ、そっか、男子と女子で病室の位置はそれぞれ別れてるもんね…。)
紀ヶ香「あ、自分は詩羽 紀ヶ香っていうんだ。ののかって呼んでよ!」
遥斗【分かった。ののかさん、よろしく。】
【僕は温崎 遥斗。はると って呼んで】
紀ヶ香『遥斗!よろしくね!』
温崎遥斗は笑みを浮かべる。
紀ヶ香と遥斗はお互いの手を絡めて、握手をした。
その後、色々歩き回っていると…
渚「明翔、大丈夫?」
明翔「っ…大丈夫…。」
荒い息遣いをした少年と、その様子を心から心配する少年がいた。
恐らく、荒い息遣いをした【明翔】は急にこんなことに巻き込まれてパニックになっているのだろう。
紀ヶ香(今はまだ話しかけない方がいいかな…)
そう思い、影からこっそりとバレないように聞き耳を立てる。
明翔「はっぁ…はぁっ…、」
渚「……。」
心配そうに明翔を見つめる渚。
ただその渚の顔は何処か、微笑んでいるように見えた。
まるでパニックになっているその姿が愛らしいと思っているような…?
紀ヶ香「……」
(ここはもう、去った方が身のだね…)
そう紀ヶ香は思って、その場からは去っていった。
???「……」
紀ヶ香「あっ…!」
GM「あら、おはようございます。」
紀ヶ香「ぁ、はい、おはようございます」
GM「礼儀の正しい方で助かりました。」
紀ヶ香「あ、あの…貴方は見た通り幼く見えますが、年齢は…?」
GM「女性に年齢は禁物ですよ。まぁ、でもこの際これは教えてあげますが…」
「わたくしの年齢は……。」
紀ヶ香「えっ、そうなんですか…!?」
GM「ふふ、ですが誰にも言わないようにしておいてください。言ったら連帯責任で皆、殺処分ですからね。」
紀ヶ香「は、はい。」
びくりと肩を震わせながら作り笑いをし、紀ヶ香はこくりと頷く。
紀ヶ香「あ、あはは…」
紀ヶ香(GM怖いなぁ…。)
そこから数分後、特になんの変哲もなく過ごしていた。
その時、時計をみたらもう7時50分…!?
早く部屋に戻ろうと脚を動かす。
紀ヶ香「…?」
すると人影が見えたような気がした。
でも気のせいだと思い病室に入り、
どーんとベットへ向かって飛び込んだ。
紀ヶ香「明日も何も起こらないで欲しいなぁ…。」
そう呟いて、目を閉じた。
▶︎次回に続く
コメント
1件
うわ、第9話読み終わりました!今回も新しいキャラクターが続々と出てきましたね。まず遥斗くん、スケッチブックで会話する設定が気になります。口がきけないのか、それとも事情があってそうしてるのか…。そして明翔くんのパニックを見守る渚くんの微笑み、あれはちょっと不気味で印象的でした。GMの「殺処分」発言も含めて、この世界のルールの重さを感じますね。のんちゃんが離れた後の紀ヶ香の動き、これからどう展開していくのか楽しみです!
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