酸塊の花を受け取って

side,mg

どこ行くんだろうね

サウナ？筋トレ？買い物？

誰かとの待ち合わせだったらどうしよう..

そうだったら話しかけるか

なんて思ってると

翔太くんが1人でサウナに入って行く

mg「1人、、よかった」

wt「ん？」

え

こっち見てきた

視線感じた？さっきの独り言聞こえた？

wt「気のせいか」

人通りの少ないせいで独り言が聞こえてしまったのかもしれない

それにしてもさっき振り向いたときの

お顔が完璧的に可愛かった。

いつもの可愛くてカッコイイお顔に加えて

何だ？って感じのこう、ハテナ感。

翔太くんにつられて俺もサウナ来ちゃった

まあ良いんだけど

翔太くんの上半身見れるし

wt「ねぇ」

mg「は、はい？」

wt「君さっきから俺に着いてきてる？｣

mg「え、あ、はい」

wt「正直じゃん。」

mg「すいません、迷惑でしたよね、翔太くん」

あ、名前言っちゃった

癖で

wt「翔太くん？知ってんの？」 

mg「大好きです..ほんとに」

wt「君男だよね」

「しかもイケメン」

mg「イケメｯ..」

翔太くんにイケメンって言われました

もう限界です

mg「来てください。」

（腕引っ張り

wt「は？!」