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すず
第2話『虹桃軍団上陸』
東海岸。
無数の船が岸辺へと押し寄せる。
虹色の旗が風になびき、十二の軍が次々と上陸を開始していた。
総大将・じゃぱぱは遠くに広がる中華の大地を見つめる。
「ここが中華か。」
その隣でのあが地図を広げた。
「予定通りなら、もう各国の斥候がこちらを発見しているはずだよ。」
「だろうね。」
虹桃軍団の目的は侵略ではない。
だが、それを知る者はまだ誰もいなかった。
一方、秦国。
飛信隊の陣営では、信が新たな報告を受けていた。
「第八国?」
信は首をかしげる。
「そんな国聞いたことねぇぞ。」
河了貂も困惑していた。
「私も知らない。六国以外の大軍なんて情報にないよ。」
そこへ急報が届く。
「未確認軍勢、東方にて趙軍の前線部隊と接触!」
「なに!?」
東方平原。
趙の斥候隊が虹桃軍団へ接近していた。
「止まれ!」
趙兵が槍を向ける。
しかし前に出たのは、なおきりだった。
「話し合いをしたいだけなんだけどなぁ。」
趙兵たちは動揺する。
目の前の軍は鎧の色も旗も見たことがない。
しかも敵意が感じられない。
その時だった。
後方から別の軍勢が現れる。
趙軍本隊である。
数千の兵が一斉に進軍を始めた。
「侵略者とみなす! 攻撃せよ!」
戦場に緊張が走る。
虹桃軍団の兵たちも武器を構えた。
じゃぱぱは静かに前へ出る。
「なるほど。」
「まずは力を示さなきゃ話も聞いてもらえないか。」
その瞬間。
虹桃軍団十二将の目つきが変わる…。
中華の歴史に存在しない軍勢と、趙軍の初戦闘が始まろうとしていた…。
コメント
1件
うわ、ついに本格的に動き出しましたね!「虹桃軍団」って名前からしてカラフルで楽しそうなのに、趙軍が本気で襲いかかってきて一気に緊張感が走りました。特に、総大将のじゃぱぱが「力を示さなきゃ話も聞いてもらえない」って冷静に判断するところ、かっこよかったです。十二将の目つきが変わるラスト、続きが気になりすぎます!