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希望の曖昧』
第二章 七つ大罪編
第三十話「能力最強の男・怠惰」
防衛軍本部。
古流斬たちは次の戦いに備え、それぞれ訓練と警戒を続けていた。
しかし、その静けさは突然破られる。
「緊急警報!」
「西地区に七つ大罪の反応を確認!」
ネイトがモニターを見る。
「反応は……一体。」
「ですが、この魔力は今までとは比較になりません!」
ラントが立ち上がる。
「総員、出撃!」
⸻
西地区
街の中心。
一人の青年がベンチに寝転んでいた。
「あー……。」
「めんどくさい。」
その男は大きなあくびをする。
七つ大罪――怠惰。
暴食のような荒々しさも、憤怒の威圧感もない。
だが、その場にいるだけで空気が重くなる。
⸻
防衛軍到着
ラント、ジョト、ネイト、ダッド、ドック、ケイト、古流斬が現れる。
ラントが前へ出る。
「お前が怠惰か。」
怠惰は寝転んだまま答える。
「そうだけど?」
「本当は来たくなかった。」
「傲慢に命令されたから仕方なく来ただけ。」
⸻
一撃
ジョトが先に動く。
「捕らえる!」
能力を発動しようとした、その瞬間。
怠惰は軽く指を鳴らした。
ジョトの能力が突然かき消える。
「なっ……!」
ネイトが驚く。
「能力が消えた!?」
⸻
怠惰の能力
怠惰は立ち上がり、眠そうな目で全員を見る。
「俺の能力は……。」
「停止。」
「能力も、動きも、流れも止められる。」
古流斬は息をのむ。
「能力そのものを……。」
怠惰は肩をすくめる。
「戦うの面倒だから。」
「さっさと終わらせたいだけ。」
⸻
最強
ネイトは震える声で言う。
「まずい……。」
「能力の相性だけなら、今までで一番危険だ。」
ラントも剣を握り直す。
「全員、油断するな。」
怠惰はため息をつく。
「本当にめんどくさい。」
「全員まとめて寝てくれ。」
その瞬間、防衛軍全員へ見えない力が襲いかかった。
古流斬は曖昧を発動しようとするが、能力が発動しない。
「まさか……!」
怠惰は小さく笑う。
「だから言ったろ。」
「止めたって。」
七つ大罪の中でも、能力だけなら最強と恐れられる怠惰。
防衛軍は、かつてない危機に直面する。
――第三十話「能力最強の男・怠惰」 完
コメント
1件
うわ、怠惰の能力「停止」めっちゃえぐい…!今までの七つ大罪とは違うタイプの強敵で、しかも能力そのものを止められるって反則級じゃん😱 古流斬くんの曖昧すら発動できない場面、めちゃくちゃ焦ったわ。どうやって攻略すんのこれ…次話が待ち遠しい🔥
古流斬
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チタコロ
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