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授業が始まった。一限目はテスト。そう予告されていたテストだ。それは以外と基礎中の基礎で勉強しなくてもわかる程度だった。一限目が終わると、普通の授業が始まりあっというまに昼休みになった。 

俺は昼休みになると食堂に向かった。

「てかあいつら、テスト大丈夫だったのか…」

と、噂すればなんとやらで

食堂につくと莉愛と偶然にもあった。

「裕翔じゃん!一緒に食べようよ!」

「友達と食べねえのか?」

「うん!友達はコンビニ行ってくるんだって。」

なんていう現代的。

「テストどうだったんだ?」

「叶くんが教えてくれた範囲しか出なかったよ。だから楽勝!!そいう裕翔は?」

「基礎中の基礎だったな。簡単すぎて15分ぐらい余ったぞ」

「マジか‥すごいね。裕翔」

「多分、叶璃はそれ以上だろうな。」

「とりあえず、席に座って一緒に食べない?」

俺と莉愛は席に座り食事をした。


もぐもぐと黙食をしていると誰かがじーっとこちらを見てくる。

裕翔が視線の方に目を映すと、そこには霧島虎頭がいた。

「あいつ、霧島虎頭じゃねえか…」

「え、霧島虎頭ってあの、ブッサイクのやつ?」

「流石にかわいそうだろ。莉愛。」

「いいや可哀想じゃないね。」

話していると霧島虎頭が小声で何かを言っていることに気づいた。俺が聞こえた内容とても早口で俺に対しての暴言が酷かった。

「なんであいつが莉愛ちゃんといるんだよ。莉愛ちゃんは俺のことが好きなのに。どうしてどうしてあの無能力者が莉愛ちゃんの近くに。許せない許せない。そうかあいつを潰せば。…俺の奴隷(ファン)に体育館裏に連れてこいと言っとくか。あの無能力者がいなくなればきっと…俺のモノになるよな、莉愛ちゃん」

その内容はとてつもなくキモく吐きそうになった。莉愛は確かに可愛い。ただそいうやつは絶対に渡さない。てか渡せねえよ。ただ内容が気持ち悪すぎて。気分が。

「ちょっと、裕翔大丈夫?」

「あ…?かおに出てたか?それならすまない。俺は大丈夫だ。」

「一緒に教室まで行こ?不安すぎるよ。」

「いや。大丈夫だ。莉愛。先に行っててくれ。」

「わ、わかったよ。ちゃんと教室に来なかったら許さないから!!!」

莉愛は涙目で言った。

「そんな心配しなくてもしっかりといくからな?また後でな?」

こいうところが妹みたいで可愛いんだよなと思っていると莉愛は、教室に向かった。


莉愛が教室に向かった直後、後ろから声が聞こえた。

「おい、無能力者」

声の方を向くとそこには霧島虎頭がいた。

「なんでしょうか。霧島さん。」

「放課後、体育館裏に来い。」

「何故でしょうか?」

「いいから。来い。来なかったら莉愛ちゃんがどうなってもいいな。」

やっぱり莉愛関係か。と思った。

「わかりました。」

「最初からそうすればいいんだよ。カスが。」

それを言うと霧島虎頭は去っていた。

「とりあえず、心配してる莉愛の元に向かいますか。」

そして俺は莉愛の元へ向かった。


教室についた。ガラガラという音と共に裕翔は入る。

すると、突然莉愛は裕翔に抱きつく。

「裕翔!裕翔!よかった!倒れないできて!よかったヨォ!」

莉愛は泣きながらいう。

「ちょっと。莉愛。心配かけたのはすまないがちょっと、抱くのやめてくれませんか?」

「無理!!いやだ!マジで心配したんだよ??裕翔大丈夫かなって!倒れてたら…倒れてたら!いつもいつも顔色が悪い時は倒れてた!!だからだからぁ…」

「そうだな。今回に関しては俺が悪い。」

俺は莉愛の頭を撫でる。

「てか、莉愛身長伸びたな。」

中学生の頃、莉愛は身長154ぐらいだったのに今は160ぐらいか?

「けど…裕翔も180まで伸びてる。」

「そうだな。ただ、バスとかに乗ると頭はたまに当たたっりするからな。身長でかいのも良くないぞ。」

「低身長にとっては、いいなと思うの!!…全く。裕翔は。」

と、雑談をしていると顔と顔が近いことに気づいた。

「ちょっと、莉愛一回離れないか…?」

「う、うん。わかった。」

莉愛は思った。なんでそんなに顔が赤いのだろうだと思った。

チャイムがなり5時限目がはいろうとした。

「莉愛、そろそろ授業が始まる。」

「う、うん。じゃあまた後で。」

くっそ、なんであんな純粋なんだ。とても可愛いな。くそが。


第十二話【許さない】


5時限目が入り、終わると莉愛が直で裕翔の元へ来た。

「ねぇ、裕翔。一緒に帰ろうよ。」

「ああ…。」

裕翔は迷っていた。莉愛をここで待たせるか。それとも家に先に帰っててと言うか。どうするか。迷っていると、叶璃が裕翔と莉愛の元へ来た。

「裕翔くんに莉愛さん。どうしたのですか?」

「あ、叶璃!ちょっといいか?」

「はい。なんでしょうか?」

俺は昼休みの出来事、霧島虎頭から言われたことを叶璃に耳元で言った。

「てことなんだ。」

「なるほど。わかりました、それなら裕翔くんはと莉愛さんは一緒に帰っててください。」

「おい、叶璃。なんで。」

叶璃は叶璃の口元に人差し指で片目を閉じながら静かにと言うポーズをとった。

「俺がその件については解決しといてあげますよ。」

「けど申し訳がないよ。」

「大丈夫です。俺あの人に少し喋ってみたいと思ってたので。」

気配が少し変わったのに俺は気づいたがそこには触れないで

「わ、わかった。」

と言い、俺は莉愛と一緒に帰った。


「さて、行きますか。」


体育館から裏にて、そこには霧島虎頭と霧島虎頭の下僕(ファン)がいた。

「おい、あの無能力者遅くねぇか。逃げたのか」

と、一言霧島虎頭が呟くと体育館裏に栗原叶璃(おおはらとあ)が現れる。

「こんにちは。霧島虎頭さん。」

「お前は、….栗原叶璃か。なぜおまえがここにいる?」

「なぜかって、大事な友達の裕翔さんが危険な目に遭いそうだったので助けに来たのですよ。」

「はぁ?きけんなめ?そんなのわかんねぇよ」

「いいえ、俺の異能力が言っていたので間違いはありません。てことで…」


「覚悟はできてますよね?」

叶璃の声はとてもというほど優しいという声には遠く、気配から必ず許さないという気配が霧島虎頭にきた。

「お前、俺を殺そうと思ってんのか?残念だな。能力は殺せないんだよ!!」

「確かに殺せません。ただ、致命傷までにはできます。俺、大事な友達と思った人に手を出す奴は全員。」

「許しませんから」

叶璃の目はとても青い綺麗な目からとても残酷な赤の目に変わっていた。

「!!来んな!化け物!!」

霧島虎頭達は恐怖の目で栗原叶璃を見る

霧島虎頭が見るほどに殺気を漂よせていた

「化け物…その言葉。俺言いなれてますよ。お馬鹿さん。チート異能力者も楽じゃないのです。…今後一生、私の大事な友達は手を出さないことですね。それだけ学習して帰ってください」

叶璃は技を詠唱する。それを止めようとする霧島虎頭達。ただそれはとても愚かだった。彼には今誰にも攻撃ができなく。技が詠唱された。

「技-闇の地獄」

この技を発動された後霧島虎頭率いる下僕(ファン)はこの世とはお前な苦しみを味わう。ただ叶璃達からみると、それはとても幸せそうな笑顔で、裏と表をしっかりしている技が発動された。

「さて、俺も寮に戻ろうと♩」

笑顔で栗原叶璃は寮に戻る


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