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第6話 ピクニックです1/5
前回までのあらすじです
ラキくんの風邪を治しました。以上です。
「なぁ、ピクニック行かね?」
なんかラキ君と祐くんが話していますね。
「お前、今何月か知ってて言ってんのか?」
「5月やろ?ラキ頭いかれたか?」
「この時期にピクニックっておかしいだろ!」
確かに今は5月25日です。普通は夏休みとかのイベントでするはずですが…。
「いやさ、俺も重々承知してるんだよ。でも、夏だと虫多いじゃん?だから、虫が少ない5月にピクニックを先にしちゃおうってことだよ。そういう事も分からないのかい?w全くラキk…痛い痛い!ほっぺ引っ張らないで!」
「でも、確かに虫が少ない時にやるって言うのは賛成だな」
「イテテ…な?そうだろ?美里とシイはどうだ?」
「私は賛成です。シイちゃんはどうですか?」
「私も行きたいです!」
「決まりだな。それじゃあ、土曜日の12時に某ピクニック場集合な。1泊2日だから着替えと寝袋持ってきてね。テントは俺が持っていく。それと、料理するから具材もよろしくね」
ピクニックですか。すごい昔に行ったことがありますね。なんか夜、虫の音がうるさくてなかなか寝れなかった記憶がありますね。
とりあえず、食材と着替えと寝袋を持っていけばいいんですね。12時に某ピクニック場…。まぁ大丈夫でしょう!(`・ω・´)フンスッ!
〜家〜
「ねぇお母さん。土曜日に友達とピクニックで料理するんだけど、何持って行ったらいいのかな?」
私はソファに寝っ転がってテレビを見ているお母さんにそう尋ねた。
「あーね。トマトともやしとなめこ持っていけば何とかなるよ」
何そのラインナップ。頭おかしすぎでしょ。
「え〜なんか他のもの持っていくよ」
そう言って、私は冷蔵庫の中を見た。
「え?だって、それしかないじゃない」
なんでそれしかないのよ!
「ねぇお母さん。なんでこれしかないの?」
「料理してたら普通そうなるでしょ?」
ならないんだよなぁ普通は。
「はぁ〜。分かりました。これを持っていきますよ」
「おう。そうしてくれ〜」
私のお母さんながら尊敬できませんわ。
「そうだお母さん。寝袋ってない?」
「あ〜。タンスにあるから引っ張り出して」
「わかった〜」
なんでもありますね。この家には。