この物語はフィクションです。
実在の人物、団体、事件等には一切関係ありません。
ふと思い浮かんだのは、本校舎であるこの一号館と、別棟になっている講堂を繋ぐ廊下だった。
一号館と講堂の間にはいつも利用しているカフェテリアがある中庭と、コンクリート製の橋がある。
講堂へ移動する際には一度屋外に出て、カフェテリアと橋を渡る学生が多いが、雨天の時などには直接一号館と講堂の端を結ぶ、細い室内廊下が利用されていた。
この廊下は窓の無い渡り廊下の様なもので、壁面の全てを掲示板として利用できるようにベニヤ板を打ち付けた作りになっている。
もっぱらサークル用のチラシやポスターの掲示場所となっており、雨天の際には何とはなしにこのポスターやらを眺めて移動するのが常(つね)だった。
あの廊下は確か、入り口に照明のスイッチがあったはずだ。
いつだったか夕方に通ろうとして**********************
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