TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する




あー…いよいよ今日か…

なんか2回目なんだけど改めて考えるとパーティって緊張するなぁ…


めちゃくちゃ早く起きてしまった…




ファミール「○○様。」


○○「ん?どうしたの?」

ファミール「今日のパーティは新人のロイという執事が案内してくれます」


執事…?ロイ…?

新人…?聞いてないぞ…?


○○「え、聞いてないけど…」

ファミール「そりゃ言ってないので当然ですよ」


ぶん殴ってやろうかこいつ。


○○「そうなのね…で、どの人なの?新人の執事のロイという者は。」

ファミール「えぇ。少しお待ち下さい。」


そう言ってファミールは、顔を扉の方へ向ける。


ファミール「ロイ、入ってきてもいいですよ」

ロイ「はい、失礼致します」


すると部屋に入って来たのは、

仮面を被っており、顔を隠している背の低い男性。


ロイ「私、新しく○○嬢様の執事にならせて頂きました、ロイと申します」


え、可愛いんだけど。

めちゃ可愛いぃ……っ…

しかも抱き枕に良さそう。



ロイ「今日からよろしくお願い致します」


○○「あの〜…」

ロイ「はい?」

○○「私募集してないのだけど…何かの間違いでは?」

ロイ「いえ。私がご勝手に執事にならせて頂きました」


それでよく執事になれたな。



てゆーかそれより…………














ロイ「…………」


ロイ君、凄い殺気出てんだけど。どゆこと。

え、私の執事じゃねーの?








○○「ソッカ…」

ファミール「お嬢様、それより早くパーティの準備をしなくては、」

○○「あ、そうだね。てか今パーティ断る事って……」

ファミール「無理ですね(即答)」

○○「ですよねー」


ぅー……本当は行きたくないんだけどなぁ…

めんどいし…

好感度あげたくないし…

しかもなんか執事増えたし…


まぁ執事増えた事は関係ないんだけどね。

























【ロイ視点】


絶対皆勘違いしとんのや…

俺がほんまの事証明してやる…


ファミール「ロイ、入ってきていいですよ。」


お、呼ばれたな…。

さて、普段の○○嬢の無様な姿が見れんの楽しみやなぁ??


rbr「はい、失礼します」


いつもの「天」って書いてある紙顔に貼ってたら流石に正体、俺ってわかってしまうかもやし仮面被ってやったけど…


変に思われへんかな…


rbr「私、新しく○○嬢様の執事にならせて頂きました、ロイと申します」


え、なんか○○嬢、すごい子猫とか子供見る目で俺の事見てんねんけど。


rbr「今日からよろしくお願い致します」


○○「あの〜…」


お、なんや??なんか新人に意地悪でもするんか??


rbr「はい?」

○○「私募集してないのだけど…何かの間違いでは?」


なんや…その事についてか…

まぁ急に新人の執事来たんやからそりゃ驚くか…


rbr「いえ。私がご勝手に執事にならせて頂きました」


今はぶりっ子してへんけど他の王子達やらには絶対猫被るんや…


あのグルッぺンが言ってた今日のパーティでも絶対○○嬢が上手く皆と居れるようにやったんや…っ!!


絶対俺が○○嬢はぶりっ子の勘違い女って証明したるからな…!!!



○○「ソッカァ…」


あ、ちょっと汗かいてる…

そうか!新人の執事やと思ってるから俺がぶりっ子の邪魔しいひんか困ってるんやな!


俺には全てお見通しやぞ!!


ファミール「お嬢様、それより早くパーティの準備をしなくては、」

○○「あ、そうだね。てか今パーティ断る事って……」

ファミール「無理ですね(即答)」

○○「ですよねー」



ん…?○○嬢パーティ行きたくないんか…?

自分から仕掛けておいてか?

…てことはそれはグルッぺンがホンマに無理やり誘ったとか…


いやいやいや!!そんなはずないわ!!

で、でもそれやったら○○嬢断ろうとしいひんはず……


あ、そ、そうか!!こ、これは○○嬢の相手が無理やり誘った的な演技か!!

なんや焦ったぁあぁぁ!!


○○嬢、演技意外と上手いな…!

俺でも騙されるわ…





○○「よし!じゃあ行くかぁ!」

rbr「え?」

○○「え?」

rbr「あ、は、はい!そうですね。」

○○「う、うん…」


やべ…考えすぎていつの間にか時間経ってたわ…

○○嬢、もう着替えとかいつのまにか終わってるし……





























○○「うわぁー…前のパーティより人多いな…」


rbr「まぁそうですね〜。日常城の王子達も来てるらしいですからねー」


○○「日常城の王子達…って…?」


rbr「え、知らないんですか?」

○○「まぁ…うん…知らない」

ファミール「ロイさん、○○嬢はそーゆーのにはあまり知識がないんですよ」

rbr「へぇ〜…」


意外だな〜…

王子好きなぶりっ子の○○嬢ならたくさんの王子達の知識知ってると思ってたんだけど…


rbr「あ、日常城の王子達は、イケメンと有名な4人組の王子達の事ですよ」

○○「ふーん……あっ!プリンある!ねぇねぇ!ロイ!食べていい〜??」


よだれを垂らして、キラキラとした目でこっちを見て聞いてきた。


rbr「え」


え、何でこんな聞いてくるんや…?

別に勝手に食べときゃいいやろ…







~数分後~









【〇〇視点】



○○「これ美味しい~♪」


今はファミールは何か用事があるらしく新人のロイ君と二人きり、


ロイ「……」


なんか新しく執事になったロイって人、警戒心が凄いな…


顔は見えなくてもオーラが出てんだよな…

小さい(物理的)のに恐いな…


ロイ「………」


…でも…

私の方じゃなく、仮面が愛乃嬢がいるところに向いてるような…なんか睨んでそうな感じする…


まぁ仮面が傾(かたむ)いてるだけか!きっと気のせいだな!

さっ!もうちょっとプリン食べy((


トントン


愛乃「ちょっと〇〇嬢。今よろしいかしら…?」

〇〇「え、あ、はい」


愛乃嬢…?もしかしてwrwr城の王子達とよく遊んでる(遊ばれてる)事かな…?


愛乃「ではこっちについてきてくれない?」


え、恐い恐い恐い恐い恐いいや恐いって。


ロイ「………」


いやこっちもオーラが恐いし


沈黙が続いた後、ロイ君がゆっくりと口を開いた。


ロイ「…愛乃嬢。どこに〇〇嬢をつれていくおつもりで?

愛乃「あら、〇〇嬢の新しい執事ですか…?」

ロイ「はい、今日から○○様の執事になりました。ロイと申します」

愛乃「そうなんですね!少し〇〇嬢に伝えたい事がありまして二人だけになろうと…」

ロイ「それなら、わざわざ二人だけになるのではなく、ここで直接伝えればいいのでは?」

〇〇「…???」


え、なにこの状況。

こ~れは~…ロイ君が私の事を守ってくれてる…といえるのかな…?







───第14話───

陰キャの私はゲーム実況部

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

445

コメント

68

ユーザー

続き楽しみやぁぁ!愛乃嬢…〇〇嬢に何かやったら許さんぞ…

ユーザー

続き楽しみ~!この作品マジ神やわ~ww

ユーザー

めっさ好き(((( ロイが尊すぎるんじゃ(((

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚