TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する




前回のあらすじ


〇〇「ロイ君、愛乃嬢睨んでる気がする、いや気のせいだな。」

愛乃「○○嬢、話したい事がある。ついてきて」

ロイ君「なんで?」

愛乃「二人きりで話したいから」

ロイ君「それならここで話せばええやん」



前回のあらすじ終





















その後、ロイ君がなんとか断っといてくれたらしいんだけど…


何で断る必要が…?


まぁ愛乃嬢が二人きりで話したいって言ってた時、凄い怖かったけどね!!


○○「あの~…ロイ君…」

ロイ「はい?どうしました?」

〇〇「私、愛乃嬢についていってたらどうなってたの…?」

ロイ「…詳しくは分かりませんが、wrwr城の王子達と離れさせようとしてたと思います」


やっぱwrwrdさん達の事か……でも何故ロイ君もそう思ったんだろう…?


○○「ロイ君は何でそう思ったの…?」

ロイ「…勘ですよ」


勘…かぁ

まぁ私がwrwrdの王子達とよく遊んでる事知ってるからかな
























【rbr視点】



はぁ…何とか断れた…

まぁ一応○○嬢の執事だし、守りはしなきゃな…


○○「あの~…ロイ君…」

rbr「はい?どうしました?」

〇〇「私、愛乃嬢についていってたらどうなってたの…?」


〇〇嬢はあの事聞こえてないのか…そうだったら俺の事不思議がってるだろう…


rbr「…詳しくは分かりませんが、wrwr城の王子達と離れさせようとしてたと思います」

○○「ロイ君は何でそう思ったの…?」


愛乃嬢が○○嬢に話しかける前…




































愛乃「…○○嬢に現実を分からせてあげなきゃね、」

メイド「でもその方法は良くないかと…」

愛乃「でももうここまで来たのだからせっかくだしやらないと!」

メイド「…承知致しました…」


rbr「…」


愛乃「wrwr城の王子達はきっと困っている…その気持ちを○○嬢は考えずにしつこく誘っているのだわ」


rbr「………」


愛乃「ここでは話しにくいし二人きりの場所にて、話してくるね」

メイド「はい、承知致しました」





































でもここはあまり本当の事を言わない方がええな…


rbr「勘ですよ。」


em「戻ってまいりました、ファミールです。」


○○「あ、ファミール!!」


あ、エミさん


そういや愛乃嬢の事伝えなあかんな…

後で伝えとこ〜


em「ではお嬢様、行きましょうか」


○○「はーい」




















【○○視点】


ファミール「戻ってまいりました。ファミールです。」


○○「あ、ファミール!!」


なんか久しぶりに会った感じするなぁ

てか、また何してたんだろう…


ファミール「ではお嬢様、行きましょうか」

○○「はーい」


wrwr城の奴らかぁ…

好感度あげないように頑張ろ…


どうやったら好感度あがらないだろう…

もう遊ぶ約束しちゃってるしなぁ…

あ、約束破って会いに行かないっていう手もありだな…


嫌われるような事たくさんしたら逆に好感度下がるんじゃね!?

例えば何すればいいだろう…


虐め…?いやいやそれは確実に無理だろう…


ん〜…遊びの誘いを断り続けるとか…

この案良くね!?




???「あのっ!す、すみません!!本当反省してます!!」


○○「…へ?」


???「僕そんなっ!黙るほど怒るとは思ってなくてっ!!」


ん…?この人は何を言っているのだ…?

そういや体がなんかベトベトするな…


そう思って私は目を自分の体に向けた。


そこには、所々オレンジ色に染まっており、汚れている濡れたドレスがあった。


???「ほんっっとすみません!!」


ファミール「…○○嬢…そんな怒ることは…」

○○「…???」


えーとまず…整理しよう…

これはどういうことだ…?


まず、今めちゃくちゃ私に謝っている人は、紫髪の女性…?声が高くて女性みたい…

でも自分の事、「僕」って言ってるし…

まぁそーゆー女性もいるけどさ…


その紫髪の人の片手には、空のグラス…。


そして私のドレスはベトベトと、濡れており、甘い匂いがする…












あ、これこの人私に飲み物、かけたのか。











ようやく状況を理解したわ…

とりあえず安心してもらおう…


○○「だ、大丈夫ですよ!着替えればいい話ですし…」


紫髪「そ、そうですか…怒ってないですかね…?」

○○「全然怒ってないですよ!考え事してて、濡れてる事に気付かなくて…」

紫髪「な、なら良かったぁ……」


執事組「「そーゆーことか…」」


○○「まぁ名前をお聞きしても?」

死神「あー!はい!僕は死神です。あ、僕体も心もバリバリの男性ですからね?」



死神君…かぁ…


○○「死神君ですね!分かりました!女性だと思ってた…」

死神「よく間違われるんですよねw

あ!でもすみません!ドレスを汚したのは事実ですし…」

○○「え、いやいや!着替えればいいですよ…!」


ロイ「優しい…((ボソ」


ロイ君口に出していないつもりだと思うけどしっかり口に出してて、しかも私の耳に届いてんかんな。


ファミール「…あの〜…お嬢様…」

○○「ん?どうしたの?」

ファミール「実は着替えのドレスないんですよね…」

○○「…え?あ、あのwrwrdから貰った沢山のドレスは!?」

ファミール「鬱王子が全部違う嬢様に渡してました。」

○○「ガチで…?」

ロイ「ガチですね」


あんのっ女たらしめっ!!!


死神「や、やっぱ本当すみません!!」

○○「いや!大丈夫です!まだ私には作戦があります!」


ファミール,ロイ「…?」


○○「ファミール、ロイ!男性の服などは余ってる?」


ロイ「え、ま、まぁ一応6着ほどありますが…」

○○「もうそれ着るわ」


ファミール「…え?」

○○「お願い!いいでしょ?」


ロイ,ファミール「わ、分かりました…」




































○○「どう?✨」


ファミール,ロイ,死神「意外とかっこいい…」


○○「でしょ〜!」

死神「なんか凄い申し訳ない…」

○○「大丈夫〜!自分1回はこーゆーの着てみたかったんだ〜♪」


ファミール「あ、今グルッペン様からご報告が…」

○○「え、どうしたの?」

ロイ「実は…急用で一緒に過ごす事が中止と…」

○○「え…?」


あいつら自分勝手すぎんだろ。













────第15話────

loading

この作品はいかがでしたか?

323

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚