俺達は、ある4人の人間に拾われた。
その後、車でどこかに連れていかれた。
「どこに行くの…?」
莉犬が少し不安そうにそう言った。
「わかんねぇ…。」
しばらく車で行った後、
着いたのは、他の動物も沢山いるところだった。
「わぁ…犬とか猫とかいっぱいいるよ…?」
そう。ここは動物病院…
…俺が1番苦手な所。
最悪だ…。
「やったぁ! 白い服着た人がいるとこだっ!」
莉犬は動物病院が好きだ。
なぜなら、人に沢山触ってもらえるから。
…やっぱり、よく分からねぇ…
「君たちに病気とかがないか見てもらってから、
お家に帰ろうね!」
「何も無いといいですね〜…」
その後は、もう大変だった。
口の中見られたり、爪を切られたり…
何度も逃げ出そうとしたけど、毎回捕まって…
莉犬はと言うと、しっぽをめいいっぱい降って、
喜んでいた。
色々検査してから、俺達は車に乗って、
また移動した。
「よーしっ!家に着いたぞぉ〜!!」
「ちょっと!うるさいですっ!」
「ごめんごめんw」
「ここが今から住む家か…。」
「うわぁ〜!!ひろぉ〜い!」
そう言って莉犬は家を走り回っていた。
「ちょ、落ち着けよ…」
「元気いっぱいだね〜!」
「元気そうでよかったな〜」
「でも、わんちゃんの方は後で薬飲まなきゃね!」
「軽い風邪って言ってたよな…?」
「うん!」
「そういえば名前決めてないですよね〜?」
「それがね〜…首輪に名前書いてるんだよね〜」
「そうなんですか?」
「さとみくんと莉犬くんだって!」
「へぇ〜!可愛い名前じゃん!」
…なんか話してんなぁ…
まぁ、よくわかんねぇけど…
多分俺達の話してるよな…
名前呼んでたし…
すると、みんなが俺達に近づいてきた。
「僕はるぅとです!よろしくね!」
「俺はななもり!なーくんってよく呼ばれてるよ!」
「僕ころん!」
「俺はジェルやで!」
るぅと、なーくん、ころん、ジェル…
この人達の名前かな…?
頑張って覚えないとなぁ…
こんな感じで、1日が終わった。
コメント
8件
とても最高すぎて泣きましたww 続き待ってます
スゥゥゥゥ待ってました! こんかいも最高です! 遅くなっても続き待ってます!