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どうもみなさんこんにちは!

あるふぁべっと、と申します。

カンヒュの日本さんを愛してます🥰

是非♡たくさんくださいっ!


初めての投稿ですので誤字脱字があったり、何かがおかしい、ということがあると思います。 なんでも許せる方のみお進みください。


🇷🇺→→→♡←←🇯🇵→→♡←←←🇺🇸

⤴︎な感じです。good luck!













嫌われたくない。


私は国だから、国を好きになること自体おかしい。

しかも…この世で2人の国を好きになるなんて、あってはならない。

相手は私のことなんて好きでもなんでもないやつで、眼中にすらないから。

実ることのない恋だから。


諦めなきゃだな、そう思うのにやめられなくて。


いっそのこと告白して振られてしまおうか。

なんて…臆病な私にできるはずもないのに。

恋ごときでこんな風になるなんて…。


もう2000年以上生きてるのに、こんなことで迷うなんて。


辛いなぁ。…しあわせになりたい。




そんな国のお話。





〜朝 会社内〜


会社が世界で1番嫌いかもしれない。今日も今日とて一日中仕事漬け。

定時までに死ぬ気で間に合わせたところで、上司やら同期やらの仕事が押し付けられる。

断ればいいだけ……でも…断るなんてことできない。

国として。僕が………私が、頑張らなくてはいけないから。


🇺🇸「Good morningJapan!!」

🇯🇵「わぁ!?あ、アメリカさん、

おはようございます 」

びっくりした。心臓が口から出てくるかと思った…。

近くの部署のアメリカさん、私が会社に頑張って来れる理由の数少ないうちの一つ。

そう、好きな人の1人。


何かと距離が近いものだから、何度も勘違いしてしてまう。もしからしたら、もしかしたら、アメリカさんも…と。

そんなわけ、あるはずもないのに。


🇺🇸「昨日親父が料理出してきてさ〜〜」


青い眼が私を捉える。眩しくて、いつだってキラキラと希望に満ちて光って、まるでサファイアみたいで。

優しく笑うと、誰もがハッとしてしまう。

そして、眼の奥底に、暗い闇が眠っている。それがとても美しくて。

見つめていると、自然と鼓動が早くなる。


🇺🇸「?どうしたJapan??

仕事漬けで疲れたのか?」


人のこともよく見てて、気遣いもできるし。

どうりで女性人気が爆発してるわけd……


🇯🇵「あっ」


急いで視線を前に戻した。私は何を…//


🇯🇵「ごめんなさいっ。あの、、」

🇺🇸「?」


あああ何か、何か言わなきゃ。


🇯🇵「アメリカさんは、いつもお顔が綺麗で いらっしゃるな〜、、と…」


あああああああっ私のバカっ!!!

そんなこと言うな!!!!


🇯🇵「ぁぁぁぁすいませんっ人の容姿に評価を付けるような真似をっ!」

🇺🇸「…あっいや、別にいいんだっ。まぁその、嬉しいし。Japanだって可愛いしな! 」

🇯🇵「…………?今なんて…」

🇺🇸「あっ///気にするな!//」

アメリカさんの頬が赤く染まる。

つられて自分の顔が熱くなるのが分かる。


きっと今自分の顔はアメリカさん以上に真っ赤です。


たまらなく恥ずかしくなって、仕事を言い訳にそこから立ち去りました。駆け足で。

このときばかりは仕事へのありがたみを感じた。 ありがとう…仕事…。





一心不乱にキーボードを叩く。

今回は同期に押し付けられた仕事。

帰らせてくださいいいいい。


オフィスに残っているのは私と、同じく社畜仲間のドイツさんだけだった。


🇯🇵「ドイツさん…あとどれくらいです?」

🇩🇪「俺はもう少し…あと10分くらいか」

🇯🇵「わあ。私はあと30分ってとこですね」

🇩🇪「…頑張れ」

🇯🇵「ぅ〜〜〜〜はいぃぃ」


時刻は23時を迎えようとしていた。

頼む。頼むから間に合ってくれ。





🇩🇪「っし!終わったぁっ」

🇯🇵「お疲れ様ですぅぅぅぅ」

🇩🇪「…手伝うか?」

🇯🇵「あと10分ですのでっ、大丈夫です」

🇩🇪「本当か?終電来るぞ…」

🇯🇵「大丈夫ですっ。どうぞお帰りくださいっ」

🇩🇪「わかった。すまんな」

🇯🇵「いえっ!」


オフィスに1人…。

終わらないという未来が見える…。


ぁぁぁぁぁここってどうするんでしたっけ?

ううう聞ける方がいないっ。

ドイツさああああああああん!

私全然大丈夫じゃないですって!


🇯🇵「うーーん」

🇷🇺「よっ」

🇯🇵「わぁぁぁ!?」


なんとそこにいたのはロシアさん。

こんなところで会いたくなどなかった…。

好きな人、2人目、である。


🇷🇺「そんな驚くことねぇだろ…」

🇯🇵「ご、ごめんなさい」


いやこんな時間に後ろに佇まれてたら驚きますって…。

隈もあるのに好きな人に出会ってしまうなど一生の不覚…。まぁ、隈はいつでもあるんですけどね。


🇯🇵「なぜロシアさんがここに?」

🇷🇺「ウォッk……じゃなくて、水を飲んでたら眠くなってこんな時間に」

🇯🇵「ウォッカじゃないですか」


相変わらずお酒好きな彼を見て、クスクスと笑ってしまいました。


🇯🇵「ふふふ」

🇷🇺「…//お前こそなんでまだいるんだ?」

🇯🇵「私は仕事を……。あっロシアさん、

ここってどうするのか分かりますか…?」

🇷🇺「これは……


分からない部分を見せると、ロシアさんは何やらカチカチとマウスを動かし始めました。

やっぱり、ロシアさんも綺麗なお顔をしていらっしゃますね〜。


アメリカさんとは真逆の赤い眼。

冷徹で、冷淡。

でも、彼の目を見て話したとき、冷たいとは思ったけれど、暖かさを感じて。

口下手で、過去のせいもあって、冷たく見られてしまうかもしれないけれど、心の奥では、人一倍優しい人。

きっと私は、そこに引き込まれてしまったんでしょうね。


🇷🇺で、こうか。できた」

🇯🇵「っ!ありがとうございます!」

🇷🇺「でー、、お前いつ帰るんだ?」

🇯🇵「これが終わったので、もう帰りま…


時刻は23時32分。

(ちなみに、いつも使っている電車の終電は23時30分、である!)


🇯🇵「……ぁぁぁぁぁぁぁ終電逃しましたね」

🇷🇺「あっ……」

🇯🇵「ありがとうございましたロシアさん。

私は近くのホテル探しますので…さよなら」


そう言って立ち去ろうと椅子から立ち上がった時、


🇷🇺「なぁ、俺ん家泊まるか?」

🇯🇵「エッ」



はいよろこんでっっ!!と言いたいところだった。本当に言いたかったけども。

迷惑をおかけするわけにはいきませんし。嫌われたくない。


🇯🇵「いえ、迷惑をおかけするわけにも」

🇷🇺「大丈夫だ」

🇯🇵「服とかも持ってないですし」

🇷🇺「家にある」

🇯🇵「で、でも」

🇷🇺「俺のとこ来るのがいやなのか…」

🇯🇵「いえ!そんなことないです!むしろ…」

🇷🇺「むしろ…?」

🇯🇵「っ……ぁ…」

🇷🇺「よし行くぞ」


手が。てててててててててて手が!ロシアさんの手には私の手が握られていました。

そう、引っ張られている図、です。今日が命日いでしょうか。


2025年。3月21日。金曜日。23時35分。

好きな方の家に泊まりに行くことになりました。






しばらく歩いたけれど、話すことがなくて、少しばかり気まずい雰囲気になってしまいました。

でも、手を握っているということが嬉しくて、恥ずかしくて、申し訳なくて。

好きでもない人と手を繋ぐことがサラッとできるなんて…。たらしだなぁ。

…こんな時間もいいな、なんて…//思ったり…。


🇯🇵「ここですか?」

🇷🇺「あぁ」

🇯🇵「お、おっきいですね」


着いた場所は普通の家とは思えない、大きな家。


家の中に入れてもらって、ご飯を作ってもらいました。

ロシアさんの家の料理、だそうです。

神様なんでしょうか。お優しすぎるんじゃ…。


🇯🇵「!とってもおいしいですねっ!」

🇷🇺「よかった」


とってもおいしかったのですか、

食べてる最中ずっと見られものだから、どことなく緊張してしまいました。


🇯🇵「ごちそうさまです」


とってもおいしかったですね〜。私の家でも作ってみましょうか。

席を立ち上がると、目の前に座っていたロシアさんが口をぽかんと開けていました。


🇷🇺「に、日本…?」

🇯🇵「はい?」

🇷🇺「もういいのか?」

🇯🇵「え、はい。お腹いっぱいです」

🇷🇺「?…???」


ロシアさんは理解ができていないみたいでした。

あっそういえば日本人は食が細い…みたいなのがあったような。


そんなことを考えていると腰に大きな手が。


🇯🇵「!?ろ、ロシアさん!?」

🇷🇺「ほっっっっっっそ」


ロシアさんはまたまた驚愕の表情を浮かべていた。

何個小さい「つ」つけるんですか……というか腰に手が!?

ちちちちちち近すぎでは!?


どうしましょう。腕とかならよかったんです。

腰はちょっとこちょこちょがくすぐったく感じる場所……そう、いわゆる性感帯…。

だからちょっとこれは……。


🇷🇺「ぁすまないにほ……」


ロシアさんがフリーズしてしまうのも無理はないかもですね、、、。だって…


🇯🇵「ッフー、フーッ///」


謎に赤面した私が涙目で声を抑えてるんですから!!

ロシアさんには慌てて手を離してもらえました。ほっ…。


🇷🇺「す、すまんっ大丈夫かっ」

🇯🇵「は、はい。あ、あの!お風呂!お風呂入らせてもらってもいいです、か!!」

🇷🇺「あ、ああ!」


あああああああもうううう羞恥心で死にそうですああああ。







🇷🇺「ここが浴室。着替えはこれ使え。小さいやつだから」

🇯🇵「ありがとうございます」

お風呂も大きい……。さすが国土面積が大きいだけありますね、ロシアさん。

あったかい……。




さて、私こと日本はさらなる危機に直面していました。

ロシアさんからもらった着替えがでかいっ。(下着は近くのコンビニでロシアさんが買ってきてくださいましたっ⭐︎)

ニットが私の膝上まであって…ズボンが大きくて履けない…。


🇯🇵「もうズボンはいっか」


すみませんロシアさんニットだけお借りします。


🇯🇵「ロシアさん、お風呂もありがとうございます」

🇷🇺「おう、上がったk ゴッッッフ


🇯🇵「ロシアさあああん!?」


ロシアさん、飲んでいた飲み物が喉に詰まったみたいです。


🇯🇵「大丈夫ですかっ?」

🇷🇺「すまん。びっくりしただけだ。日本、ズボンはどうした」

🇯🇵「それが、あれだと大きくて……ですね……」

🇷🇺「そ、そうかっ。すまない。あれししかなくてな」


そ、そんな驚きますか…?



その後はロシアさんがお風呂に入り、寝ることになった。


🇷🇺「寝室がここだ。俺がソファで寝るから、お前はベットで寝ろ」

🇯🇵「えぇ!?勝手に来たのはこっちですし、ロシアさんがベット使ってくださいっ」

🇷🇺「いや。お前が使え」

🇯🇵「いいえ」

🇷🇺「お前が使え」

🇯🇵「もう…分かりました。使わさせていただきます」

🇷🇺「ん。」


寝室に入れさせてもらうと、とても大きいベッドがありました。

ここで毎日寝るって、、すごいなぁ…。

あれ?でも…。

リビングに行こうとするロシアさんの背中に声をかける。


🇯🇵「こんなに大きいなら、2人で一緒に寝れるんじゃないですか?」


…あ。やばい。墓穴掘った。なんで僕一緒に寝ようとしてるの!?

諦めようとしてるんでしょ!?恋!!てかそもそもなんで一緒に泊まってるの!?


🇷🇺「お前がいいなら」


ターンしていらっしゃいました。

ロシアさん。

私も男です。このくらいじゃ大丈夫です。大丈夫大丈夫。

それにしても……好きじゃない人と一緒に寝るって、ロシアさんすごいですね。





ベットはとても大きいものだから、2人寝るだけでは、まだ全然幅があった。


🇯🇵「ベッド、大きいですね」

🇷🇺「………」

🇯🇵「?どうしましたか?」

🇷🇺「いや、日本って無防備だよな。相手が違かったらお前犯されてるぞ?」

🇯🇵「……えっ!」

🇷🇺「自覚なかったのか。そんなんだとすぐ食われるぞ」


食われ…っ?わたしが食べられる?


🇯🇵「食べられる?私が?」

🇷🇺「ほら、」


ロシアさんは私に覆い被さった。

ちょっとまってください。食べられるってもしかしてこういう感じですか!?


🇯🇵「ぇあっ…////」


ロシアさんになら……。いいですけど…。


🇷🇺「ほら、抵抗してみろ」

🇯🇵「っ//////」


…!だめ。嫌われちゃいます。


🇯🇵「だっ、だめです!」

🇷🇺「ははっ分かってる。おやすみな」

🇯🇵「へぁ……//は、はい」


びっくりしました。3年分は寿命が縮まりましたよ。

それにしても今のロシアさん、少し寂しそうな辛そうなお顔をしていたような……。


きっと気のせいですよね。

なんだか心臓がよく跳ねたからか眠気が…。


🇯🇵「おやすみなさい………」

🇷🇺「………」


🇷🇺(かわいいな……)







以上!1話でした。

今回はロシアさんと日本さんの絡みが結構ありましたね。


次回もロシアさんsideで、🇷🇺×🇯🇵要素多いと思いますっ。

アメリカさんとの絡みも頑張って作ります!


ここまで見てくださってありがとうございます。結構長かったですよね!ぜひ♡を…!!


それでは、、!!

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コメント

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ユーザー

うわああ!!!すごく尊い、、、!もう露日でも全然満足なのですがさらに米日まで拝見できるとは✨ これはもうフォロー失礼して待つしかないですね!!!!!!!!

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