第二話でございますっ!皆様!
前回皆様から♡をたくさんいただけてもうほんと嬉しくて涙出てきました。
現時点で♡400突破して心拍数1000超えました🥹
今回はロシアsideで物語を進めていこうと思います。(チョット、、キャラ崩壊チュウイ?)
両片思いって…いいですよね。
それではっ!
〜🇷🇺side〜
日本が好きだ。
初めは、誰にでもニコニコしていて、変なやつ、なんて認識だった。
数年前のあの日は、世界が色づいたようだった。
🇯🇵「あ、ロシアさん、こんにちは」
休憩スペースでのことだった。
日本が俺の座るベンチの隣に座った。
俺を見かけたから来たんだと。
過去に仕事で話したきりのやつ。
「アル中」やら「おそロシア」やら言われる俺に話しかけてくる理由がよく分からなかった。
話しているうち、日本が実は最年長である、なんて事実を知って、驚いた。
こんな小さいのに2000年生きてんのか…?
日本は俺の驚いた顔を見るとクスリと笑った。
ツボに入ったのか。声を抑えて笑い始めた。
いつもの外交時の笑顔ではなかった。
柔らかい、太陽のような、屈託のない笑顔。
心臓の鼓動が速くなるのが分かった。
気のせい。気のせいだ。
🇯🇵「ロシアさん、この前話した時に、とっても優しい方なんだなって思って。
今日一緒に過ごせてとても楽しかったです。ありがとうございました。では」
別れ際にそんなことを言って、また優しく微笑んで、日本は去っていった。
俺のことを見て、優しいと言って、俺に微笑んでくれた。
たまらなく嬉しかった。
あいつは国としてでなく、俺を、俺だけを。
1人の国として、認めてくれた。
我ながら単純な理由。ただ好きだと思った。
あいつのことだから、誰にだって、あんなことを言っているのかもしれない。
今日のことを忘れてしまうかもしれない。
それでもよかった。
それから日本についてさらに知った。
実は抜けてる部分があるところ。
儚くて寂しげなところ。
優しすぎて、真面目すぎて、自分を犠牲にしてまで相手のために動くところ。
自分の可愛さや、国から好かれいることに、無自覚なこと。
周りが思っているよりもずっと、食べることが大好きなこと。
全部が全部、愛おしく感じてしまう。
日本が欲しい。
日本の同盟国だろうがなんだろうが、アメカスなんかに取られたくもない。
あいつと日本が一緒にいるのを見ただけで憎悪が走る。
こんな俺を、受け入れてくれるだろうか。
仕事を終わらせてウォ…水を飲んでいるといつの間にか夜になっていた。なぜだろうか。
🇨🇳「ロシア、まーたそんなもん飲んでるアルか」
🇷🇺「んだよ。中国。しかもこれは水だ」
🇨🇳「はぁぁぁ〜、体調崩しても知らねぇアルよ。まったく。我は帰るアル」
🇷🇺「ん」
🇨🇳「無愛想なやつネッ💢」
自称最年長に軽口を叩き、少し経ってから荷物を持って社内を歩く。
日本のオフィスに薄暗い灯りを見つけ入ると、案の定難しそうな顔をした日本がいた。
また押し付けられたであろう仕事を懸命にこなしていた。
目の舌の隈を見て心が痛くなる。
大きくてつぶらな黒い瞳、小さい桜色の唇。
何度も見ている、綺麗な顔だった。
ちゃんと食べているのか心配になるくらい、小さくて華奢な体。
ひどく優しいということもあり、男女問わず、日本を好きになる奴らは多い。
一時期誰かに取られてしまうのではないか、などと不安をいただくこともあったが、
物凄く鈍感という点が目立ち、恋が実る奴らはいなかったことは、不幸中の幸いというやつだろうか。
俺のことを意識してほしい。
家に来いと誘ったとき、自分でもなんでこんなことをしたのかよくわからなかった。
手を引っ張っていくとき、自分の鼓動で胸が痛いほどだった。
それでだ。ついさっき、こう、なんというか、深夜テンションみたいなあれで、覆い被さりながら口説くような真似をしてしまった。
それまではいい…いやよくはないが、まぁいい。だかしかしだ。
この状況はまずい。かなりまずい。
🇯🇵「すぅ……」
🇷🇺「//////」
寝たと思ったらだだだだ抱きついてきた。
いやべべべべべべ別に動揺しているわけではななななななななななないが。
規則正しい呼吸をしている日本とは逆に、俺の心拍数は上がっていくばかりだった。
太ももがっ…《自主規制》すぎて《自主規制》で《自主規制》、《自主規制》《自主規制》…((。
近い。なにやら良い匂いもする。可愛い。
小さい口が目の前にある。
指で触れると、指に息がかかる。
ほんの少しでいい。
口づけを交わすことができたら…。
……そんなこと、できるわけないよな。
自分の弱さに苦笑する。
いくらだって国を、人を裏切ってきたのに。
大国様がの恋でこんなに弱気になるだろうか。
大国様だって、どんなに資源が多くたって、満たされていたって、1人の人と同じように恋をするものなのである。
🇷🇺「日本が望むはずないよな」
そう呟いて、なんとか胸の高鳴りを抑え、静かに目を瞑った。
……いつになったら解放されるんだろう。胸が痛くてたまらない。
〜🇯🇵side〜
目を開けるとそこには美男子がいた。
もう一度言う。目の前に美男子。
大事なことなのでもう一度。美男子がいる。
ハッ。
🇷🇺「起きたか」
🇯🇵「は、はい。すみませ
🇷🇺「謝る必要はない」
🇯🇵「は、はい」
🇷🇺「朝食食ってから家に帰るか。用意してくる」
🇯🇵「では…お言葉に甘えさせてもらいます」
ロシアさんはさっさと寝室を出て行った。
一緒のベットで寝るという失態を…ぅぅ。
でも、寝起きに同じベットにいるというのなんだかは少し恋人っぽいですね…。
思わず口元が緩んでしまいます。
食事をとらせてもらってから、昨日着ていたスーツに着替え、準備万端の私です。
🇯🇵「改めましてロシアさん、昨日も今日もありがとうございました。本当に助かりました」
🇷🇺「ん。また来い」
🇯🇵「えへへ、来てしまうかもです」
🇷🇺「…っ//」
悪戯っぽく笑って見せ、それではと扉の取手に手をかけたとき。
『ブーッブーッ』
🇯🇵「?あっ私のスマホですね」
🇷🇺「ここで通話していいぞ」
🇯🇵「ありがとうございます」
表示された名は『アメリカさん』
一体どうしたんでしょうか。本当に。
🇯🇵「もしもし」
🇺🇸『Hi!元気かJapan?』
🇯🇵「どうなさったんですか?アメリカさん」
アメリカさんの名前を口に出すと、ロシアさんの表情が曇った。
そうですよね、お互いちょっと敵対してますもんね。社会主義とか資本主義とかで……。
目の前で電話かけてすみません…。
すぐ終わりますから…。
🇺🇸『その、えっとだな、えっと…』
いつものアメリカさんからは考えられない、
自信のない声が聞こえてくる。
どうしたんでしょうか…?
🇯🇵「どうなさったんですか?」
🇺🇸「今日の午後か、明日か、どちらか空いてないか?」
🇯🇵「?今日も明日も、どちらも空予定はあいてますね」
🇺🇸「ほんとか!い、今どこだ…!」
🇯🇵「え、えっと、今は…」
アメリカさんはロシアさんの名前を口に出すとあらか様に機嫌が悪くなる。
行ってもいいのでしょうか…。ロシアさんの家に居ますって…。
そんなことを考えていると、頭上から長い手が伸びてきて、スマホを持ってかれた。
🇯🇵「えっ」
🇷🇺「よぅ、アメリカ」
🇺🇸「っ!は?なんでロシアが日本といるんだ?」
🇷🇺「今は俺の家にいるぞ。日本は」
🇺🇸「は!?に、日本!?ちょ、は!?何されたんだ!?」
🇯🇵「ちょ、ロシアさん!?あ、アメリカさんあの、何もされてないですけど!?」
🇺🇸「おいロシア!お前〇〇市の〇〇〇〇んとこの家だよな!?今行く!!」
なぜ家知ってるんですかアメリカさん。
なぜそんな悪い顔してるんですかロシアさん。
なぜ修羅場みたいな感じになってるんですか。
私はこれからどうなるんですかっっ!
以上、2話目でした!
側から見るとクールな感じなのに、内心ドッキュンドッキュンで割と内気、ピュア、臆病なロシアさんが好きっっ!
ということで書かせていただきました。
この後どうしましょうか…。
次は🇺🇸さんsideかな…?
結局3人で付き合うドチャクソhappy endにしたいんですけど…私のアイデアが全てゴミ…。
どんなのがいいか、コメントにお願いしますっっ!
いいのがあったら採用させていただきたいです…♡
ここまで読んでくださってありがとうございますっ!ではっ🥹🫶🏻
コメント
2件
やはり小説の作り方神ってます…✨本当尊敬…😇 アメ日もロシ日も尊いですっ😭🇷🇺が🇯🇵の良いところを沢山知っているところで凄く好きなんだなということが伝わってきました🫶💕