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【貴方の記憶に居座りたい】
・春千夜嫌われ
・死ネタ(の予定)
・メリバエンド(の予定)
・梵天の方々がクズ
・続きます
・長いです
⚠️自衛お願いします。読んだ後の 苦情は受け付けません
部(はやくっ、三途様が持ちこたえてくれてるうちに応援を呼ばないと….!)
本来は、部下である俺が三途様を逃がすべきだった。でも、命令と言われたら仕方がない。1秒でも早く…..!
部(どうか、ご無事で….!)
竜「息抜きに旅行とか行きたくない?」
九「うわー、分かる」
万「それ、賛成」
竜「ボス!!そうですよね!」
鶴「三途も丁度いねぇしな笑」
蘭「そんなこと言ってやるなよ〜笑」
万「でも、実際じじつ----
-ガチャッ!!
皆「?!」
部「はぁ、はぁっ、っ!」
九「おい、幹部室にはいる時ノックは必須だと言ったはずだ」
部「も、申し訳ございません….!御無礼をお許しください」
万「なんでそんな慌ただしいんだ。」
部「先程、三途様と敵対組織の情報収集をするために敵のアジトに乗り込んだのですが、運悪くバレてしまい、」
部「三途様が私を逃がしてくださり、今ひとりで持ちこたえているので応援を呼びに来ました….!」
蘭「はぁ?…..ったく、面倒事増やしやがって」
竜「何しくじってんだよ….使えねぇ」
部「…?!、?」
九「…その敵組織の情報ってとってこれたのか?」
部「え、えぇ….」
万「….じゃあ、別に救助行かなくてよくない?」
部「え?、えぇっと…..?」
鶴「言っちゃ悪いけど、敵組織の情報とれて、嫌いな奴が死ぬなら、一石二鳥っていうか…笑」
部「な、何を言って…..?」
九「なぁ部下、お前がもしこのことを黙っててくれたら、給料3倍にしてやるけど、」
部「……ぇ、い….!」
蘭「?」
部「ありえないです….!!三途様を見捨てる気ですか?!命をかけて身を粉にして働いているこの組織の次席なのに、見捨てるのですか?!?! 」
部「もしもあなたたちが行かないのであれば、私が残りの人たちを連れて乗り込みます、なんとしてでも助けに行きます」
竜「な、なんだよ….部下のくせに熱くなりやがって。あーもう、わかったよ、行けばいいんだろ?!」
蘭「まぁ、あいつがいなくなって仕事増えるよりかはマシか」
九「…..はぁ、このままいくのは危ないから作戦だけたてるぞ。三途も多分すぐには殺されねぇから」
一バシャッ
春「っ、?!」
春「げほっ、げほっ……?」
水をかけられて意識が戻る。殴られてたこともあり、頭がズキズキと傷んだ。今俺は、両手両足を椅子に縛り付けられているのか…
敵「起きろ、No.2サマ?笑」
春「….最悪な目覚めだよ、何が望みだ」
敵「望みっていうか、先に情報盗んだのそっちだし?だからお宅の情報も貰わないとマイナスなんすよ笑」
敵「それか、お宅のお仲間さん達が救助に来てくれた時に交換条件を出そうかなって笑」
春「救助…?はっ、笑わせんな」
春「あいつらは来ねぇよ」
敵「なんだと…?」
敵「….じゃあ、三途チャンが情報吐くしかねぇな?」
春「俺は吐かねぇよ?たとえ何されたって」
敵「吐かないなら、吐かせるしかねぇ、なっ!!」
一ドゴッ
春「っぐ、〜っ….」
一ガコンッ
春(耐えろ、これくらい…..)
敵「なんだぁ?その目は…!」
一バキッ”ドコッ
春「んぐ、っ…..!!!」
顔や体を蹴られ殴られ、鉄パイプで殴られたりしたが、歯を食いしばって耐える。決して声をあげないように。相手の興奮材料にならぬように。
敵「ちっ、しぶといなぁ….」
敵「違う方法で痛め付けるしかねえな?」
そう言って敵は俺を椅子から立たせ、床に転がした。服を脱がされていき、想像したくはないことが頭によぎる
あぁどうか、夢であってくれ
そんな願いも虚しく始められた行為は痛く、気持ち悪く、涙が溢れ出そうになり、それでも泣かないように耐えた。陰部は少し裂け、血が出ていた。
春(早く終われっ、はやく….)
5分が1時間のように遅く感じる。早くこの汚い行為が終わることだけを願っていた。
殴られて犯されて拷問される日々をかれこれ4日ほど続けている。体はもちろん、心ももう限界だった。顔は殴られすぎて至る所に青黒い痣があり、血が流れている。目は片方潰され、ほとんど見えていない。元々あった口元の傷をさらに深く切り裂かれ、喋ることもままならない。身体中にも切り傷と青黒い痣があり、所々に根性焼きも入っている。犯された陰部は裂けたまま閉じることなく、開閉を繰り返している。
敵「くっそ、お前しぶといし頑固だなぁ…」
敵「かれこれ4日は拷問してるぞ」
敵「さっさと吐けよ!!」
春「っ、ひゅーっ….ひゅーっ…」
敵「つか、本当に仲間助けに来ないんだな笑」
敵「見捨てられてんじゃん笑」
春「….笑」
敵「何笑ってんだよ、!」
一バキッ
春「〜っ”」
敵「くっそ、このままだとマジで利益ないってば」
敵「….そうだ、なぁお前、ウチに入らないか?」
春「な、…ん、?」
敵「そしたらもう拷問もしねぇし、お宅の組織も一旦は反撃しないよ?笑」
春「…..」
仲間になるってことか….。
でも、今の組織に居たままでも、誰も俺を見てくれない?
….ダメに決まっている。俺はマイキーに忠誠を誓ったんだから。裏切っていいわけない
春「は、は….」
春「なるわけ、ね、だろ….笑」
敵「なんだと?」
春「俺が、組織を裏切るわけねぇだろ、!」
一ブチブチッ
無理やり叫んだことによって口の端に切られた傷がさらに開いてしまう。
だがそんなことは気にしていない。
敵「っ、このクソ!!」
一バキッ
一ガコンッ
春「っ、ひゅっ、ひゅっ、」
春「ひゅっ、あは、ははっ!」
敵「んだよこいつ、イカれてんだろ…!」
一ドカンッ
一バンバンっ
敵「?!」
敵「何事だ…!」
敵「…見てくるから、大人しくしておけよ」
春(他の組織との抗争が被ったのか…?なら、今のうちに、!!)
九「〜〜〜、なら、この計画で行くぞ?」
蘭「いんじゃねー?」
竜「勝てればいいだろ」
鶴「…..異論なしだ」
万「はぁ、」
部「なら、早く行きましょう!!」
部「もう4日もたってるんですよ…?!」
九「わかったから、落ち着け」
九「行くぞ、?一気に乗り込むからな」
鶴「A班は裏から回ってくれ!!」
蘭「はーぁ、なんであいつのために….」
竜「しーっ、まぁ4日間も苦しんだしいんじゃね?」
蘭「早く面拝んでやりてぇ〜笑」
部「…….」
蘭「げ、悪かったって….笑」
九「おい、喋ってねぇで早く行くぞ!!」
九「これ以上厄介事が回ってくるのはごめんだ…」
鶴「よし、」
合図と同時に敵組織に乗り込み、三途を助けるために抗争を始めた。
春(よし、よし、!)
春(あと少しだ…!)
一ぶちぶちっ….ジョキンッ
春(!!)
春(切れた…!)
少し時間はかかったが、イスの脚で手首を拘束していた縄を切り、そのあと部屋の隅のダンボールに入っていたナイフで足の拘束も解き、別のダンボールから拳銃を拝借し、部屋を出た
身体中傷だらけで動くのがかなり辛いが、逃げるチャンスはきっと今しかない。
一バンバンっ
春(もっと早く、!)
自分の体に鞭を打って小走りで敵アジトを駆け回る
春(この曲がり角、誰かいるな…)
春(…しかも、ひとりじゃねぇな?)
春(大丈夫だ、先に撃てばきっと、)
?「出てこいっ!!」
一バンバンッ
?「もう逃げられねぇぜー?」
春「っ、ぶね、」
春(しまった、見つかった…!)
?「ってあれ、?三途…?!」
春「、ぇ?」
部「三途様!!!!!!」
春「梵天の、幹部たち、?と、部下….」
部「遅くなってすみません…!!」
春「ぃや、大丈夫…」
部「大丈夫じゃないですよね?!、こんな傷だらけで、顔もぐちゃぐちゃになって…」
春「ほんとに、大丈夫だから、」
九「….見つかったし、部下、お前はA班の加勢に行け」
部「はい!」
来てたのか、みんな….見捨てられたわけじゃなかったのか。また会えてよかった、本当に….もう死ぬかと思ってた、
春「おまえら---
蘭「なんだよー生きてるじゃん」
竜「4日間耐えたの?生命力ゴキブリじゃん笑」
九「迷惑かけやがって」
鶴「1人で逃げれたって知ってたら、助けになんか来なかったのに。」
万「はぁ、死ねば良かったのに。」
…..あ、そっか
そうだった。
春「….ご、めんなさぃ……..」
気がついたら俺は膝を折ってみんなに謝っていた。
捕まってごめんなさい、迷惑かけてごめんなさい。そんな理由ではなく、
生きててごめんなさい。死に損なってごめんなさい。
と、心の底から思ったから謝罪をしたんだ。
俺を見下ろす幹部たちの顔はよく見えなかった。
蘭side
九「監視カメラの映像を見た感じ、三途は3階に居そうだな」
蘭「なら早く行こーぜー 」
鶴「本当に面倒くさい。」
竜「てかもう死んでるんじゃね?」
蘭「そうかもねー笑」
万「しーっ、お前ら、あの角に敵がいるぞ」
鶴「俺が前を行こう、」
鶴「出てこい…!」
一バンバンっ!
鶴(なに、?!避けただと…?!)
蘭「もう逃げられねぇぜー?」
?「っ、ぶね….」
なんだこいつ、妙に反射神経が良い。…..もはやそういう次元ではないけど。派手なピンク髪だけど、顔グロ。ぐっちゃぐちゃじゃん…..って、
蘭「ってあれ、?三途?!」
春「、ぇ?」
なんだ、生きてたんだ。
けど、原型もほとんど留めていないような痛々しい顔を見た時、思わず心が傷んだ。
–略–
春「….ご、めんなさぃ……..」
目の前で土下座して誤っている上司を見て嫌気がさした。本当に気持ち悪い。
…..まず、俺らっていつから三途のことこんなに嫌うようになってたんだっけ。
万「….帰んぞ」
鶴「そうだな。」
九「とんだ無駄足だったな。」
竜「さっさと帰って、旅行の計画たてようぜ ---
敵「しねっ!!」
バンっ!!
蘭「竜胆!!!」
春「りん、っ!!」
---
竜胆side
生き残ってた敵がこっちに銃を打ってきた。咄嗟の出来事で、反応することができなかった。
あ、死んだ。
と思ったが、何か、ピンク色のものに押し飛ばされた。
竜「っ、ひゅっ…..」
蘭「竜胆!!大丈夫か?!」
竜「大丈夫….」
あれはなんだ。俺が打たれそうになってた場所で倒れてるピンク色の物体は
竜「三途….?」
春「ひゅーっ、ひゅっ……」
横腹から血が出ている三途。
俺の事庇ってくれたんだ、いつもあんだけ酷い対応をしていたのに。
竜「三途、三途!!」
駆け寄って三途を仰向けにして顔を覗き込む
春「はは、ごめんなさい、」
なんで、謝らなくていいのに….
あぁ、この癖を植え付けたのは俺らか、
蘭「びょ、病院!!あの闇医者んとこ行くぞ!!」
っすぅ、お久しぶりです。
待っててくれたかは分からないけどお待たせしました。
長かったですよね、お疲れ様です
読んでくださりありがとうございます
next→10♡
なるべく早く完結できるように頑張ります