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コメント
2件
いつもサイコーです‼️😆てか、アイコン変えました⁉️めっちゃ可愛いですね‼️💕🤍

※もう付き合ってる、同棲中。ほんとに少しだけ他メン出てきます!
夜。
勇斗の家。
勇斗はまだ帰ってきてない。
柔太朗は洗面所の鏡の前。
スマホ見ながら小さく呟く。
「……キスマークってどうやってつけるんだろ」
今日大ちゃんに言われた。
『恋人ならつけられてるでしょ?』
柔太朗は真っ赤になった。
(……つけられてない)
なんか悔しい。
だから。
練習。
柔太朗が首元を見る。
「ちょっとだけ…」
自分の腕で試す。
吸う。
「……つかない」
もう一回。
「……難しい」
何回かやってみる。
その時。
玄関のドア。
ガチャ。
柔太朗フリーズ。
「ただいまー」
やばい。
首元に少し赤い跡。
慌てて隠す。
勇斗が部屋に入る。
そして止まる。
柔太朗を見る。
そして。
首。
赤い跡。
空気が止まる。
勇斗の声がいつもより少し低い。
「……それ」
柔太朗
「え?」
勇斗が近づく。
目が真剣。
「誰」
「え?」
「誰につけられた」
柔太朗の脳パニック。
「ち、違う!」
勇斗の眉が寄る。
「違うって何」
柔太朗が慌てる。
「自分!」
「……は?」
柔太朗が顔真っ赤。
「練習してた」
勇斗が数秒固まる。
「……何の」
小声。
「キスマーク」
沈黙。
勇斗が顔覆う。
「は?」
柔太朗が必死に言う。
「違うんだって!」
「勇斗につけてみたくて!」
勇斗、完全フリーズ。
柔太朗もフリーズ。
数秒後。
勇斗が小さく笑う。
「……可愛すぎるだろ」
「笑うな!」
勇斗が近づく。
柔太朗の顎軽く上げる。
「練習いらねぇよ」
「え」
勇斗が少し笑う。
「本番で覚えろ」
柔太朗、真っ赤。
「ばか!」
勇斗が笑う。
でも。
その後。
柔太朗の首見て小さく言う。
「でもさ」
「なに」
「誰かにつけられたって思った時」
少し真面目な顔。
「めちゃくちゃ焦った」
柔太朗の胸がぎゅっとなる。
勇斗が小さく言う。
「柔太朗は俺のだろ」
柔太朗、顔真っ赤。
勇斗の部屋。
さっきの誤解が解けたあと。
柔太朗はソファで顔を隠している。
「……恥ずかしい」
勇斗はまだ少し笑ってる。
「キスマークの練習って」
柔太朗
「言うな!」
クッション投げる。
勇斗が受け止める。
「悪い悪い」
でも。
ふと勇斗が静かになる。
柔太朗が顔を出す。
「……なに」
勇斗が少し真面目な顔。
「でもさ」
柔太朗「?」
勇斗が言う。
「さっき一瞬だけ」
柔太朗を見る。
「誰かに付けられたと思った」
柔太朗の胸がドクン。
勇斗が苦笑する。
「めちゃくちゃ焦った」
柔太朗が小さく言う。
「……そんな?」
勇斗が近づく。
ソファの前に立つ。
柔太朗の目の前。
距離近い。
勇斗が小さく言う。
「柔太朗」
「なに」
勇斗が少し低い声。
「つけていい?」
柔太朗、固まる。
「……え?」
「キスマーク」
柔太朗の顔が一瞬で赤くなる。
「な、なんで!」
勇斗が少し照れながら言う。
「誰にも取られないように」
柔太朗の心臓が暴れる。
「そんなの!」
勇斗が少し笑う。
「冗談半分」
でも。
目は真剣。
「嫌?」
柔太朗は数秒黙る。
そして。
顔赤いまま小さく言う。
「……見えないとこなら」
勇斗の心臓ドクン。
「了解」
柔太朗の肩に手を置く。
少し引き寄せる。
柔太朗が勇斗の胸に触れる距離。
勇斗が小さく言う。
「力抜け」
「無理」
勇斗が笑う。
そして。
首元に顔を寄せる。
柔太朗の心臓バクバク。
数秒。
そして。
軽く。
跡をつける。
離れる。
柔太朗、完全フリーズ。
勇斗が少し満足そう。
「ついた」
「ほんとにやった…」
勇斗が笑う。
「練習より簡単だろ」
柔太朗が顔隠す。
「ばか!」
勇斗が頭撫でる。
そして小さく言う。
「これで安心」
「何が」
勇斗が少し笑う。
「俺のだから」
柔太朗の顔がさらに赤くなる。
でも。
少しだけ嬉しそう。