【次の日】
今日は、莉里から聞いた風花らしき女の子に遭いに行く
昨日は莉里からいろいろこの世界について話を聞いたり、今世での両親にあったりして、疲れたんだよね
一応、前世の記憶がなかった時のように振る舞ったけど、大丈夫かな
ri「寝音、行くよ!」
母「あら、どこに行くの?」
ri「公園!」
あ、そうなんだ、知らなかったんだけど
母「そうなのね、気をつけて行ってらっしゃい」
『うん!』
【移動中】
『そういえば、この世界には“魔法”とか“特能”とかあるじゃん』
そう、この世界は“魔法”がある
でも、それ以外は前世の世界と変わんないだよね
ri「うん、あるね」
『“魔法”は分かるんだけど、“特能”がいまいち分からないんだよね』
ri「あ〜、“特能”ね」
ri「こういう感じかな」
ri「“消音”(ミュート)」
瞬間、周りの音が聞こえる
車の音も、風の音も
全くの無音
ri「こんな感じかな」
莉里の声が聞こえた
気がつくと、音が聞こえている
『え?』
ri「あはは、驚いてるね〜」
ri「さっきのは、私の“特能”〔電子〕の能力の一部」
ri「まあ、その人だけが使える特別な魔法って覚えておけばいいよ」
『そうなんだ〜』
『私にもあるのかな?』
ri「あるんじゃない?」
そうこう、話していると公園についた
『へえ〜、ここが公園か〜』
公園には色とりどりの花が咲いている
いや、咲きすぎじゃない?
公園というか、花園な気が…
ri「あ、いた!」
莉里が指刺す
その先には、1人の少女が花に水をやっていた
??「あ…」
少女が気づいて振り向く
少女は茶色の髪に緑色の目をしていた
??「え…」
??「もしかして、寝音と莉里?」
その一言は、彼女が風花だという決定的な言葉だった
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