美樹の家は閑静な住宅街のいっかく。
『ちょっと寒くなってきたね』
『秋だね〜』
『寒いのヤダな〜』
なんて美樹は歩きながら、やっぱりよくしゃべる
いつもならうるせぇなと無視してやるんだけど
今日はさっきの話で高揚しているのか相槌をうってやる。
シラブ「そうだな」
もう家の近くまで来た。
街頭は数える程しかなく、インターハイ後から約1ヶ月、秋口の夜は合服では少し肌寒く19時台は外はもう真っ暗だ。
瀬見さんと同じ、銀色の背中に少しかかるくらいの綺麗な髪。
『今日、満月だね』
だなんて美樹は月を見て話す。
俺もふと月を見上げる。
『オオカミ人間だったらオオカミになっちゃうね?こわいよね!』
そんな人いないか、なんて笑って
『白布くんは優しいもんね!!』と
少し前を歩く美樹は、俺の方を振り返って
笑顔で言った。
なんというか。
月の明かりがバックで
それに今日まで悩んでたこと全部こいつのおかげでスッキリして俺は気分が高揚している。
それに美樹の笑顔は
とても綺麗で____
シラブ「俺、お前の事好きだわ」
気がつけば美樹を抱きしめていた。
コメント
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ピギャアァァァァァァ ( ゚∀゚):∵グハッ!!
ピギャアアアアアアあ
ピギャァァァァァァァ!!!!!!!!