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スラシドの心とラルトイの心
スラシド「ここどこ…」
ラルトイ「分かんねぇ…」
スラシド「なんか父さんみたいなぬいぐるみある…って大切な人って書いてる… 」
ラルトイ「あ、俺のぬいぐるみ……好きな人…って… 」
スラシド「…これさ…俺の心の中…?」
ラルトイ「それ以外に何があるの…」
スラシド「本人は入らないんだね…代わりのぬいぐるみかな」
ラルトイ「…ちょっと恥ずかしいんだけど…俺のぬいぐるみに好きな人って…」
スラシド「つ…付き合ってるんだから好きに決まってるでしょ…」
ラルトイ「…ありがと」
スラシド「もうちょっと探索してみよ」
ラルトイ「なんか長いな…」
スラシド「心の中なんだからきっとあっちに進んだら遡るはず」
スラシド「ってことは昔の喪失した記憶を見れたりするかも」
ラルトイ「えっ…ぁ…ぇ…」
スラシド「よし行こ」
ラルトイ「う、うん」
スラシド「大切な思い出は写真として飾ってあるんだね」
ラルトイ「みんなではしゃいでる写真だね」
スラシド「あれ…今思ったけど色々傷だらけじゃない?」
スラシド「壁とか床とか…思い出の写真が飾ってある額縁にまで…」
ラルトイ「悪夢の影響とか…」
スラシド「えぇあんまり気にしてないつもりだったのに」
ラルトイ「あれ何も無いね?」
スラシド「遡ってきてるのは分かってるから…ぁ…あそこらへんの記憶ね…」
ラルトイ「傷も無いし何も置いてない…」
スラシド「ここらへんは黒歴史かも…もうちょっと進んだら記憶喪失になる前が見れるかな」
ラルトイ「…そうだね」
ラルトイ「あっ」
スラシド「あれ扉…」
スラシド「凄い入ったら行けないって感じがする…というか開けられないようにがっちり閉まってるね」
ラルトイ「でも床…」
スラシド「あれ…黒いやつが漏れ出てる…?」
ラルトイ「触らない方が…」
スラシド「いだっ…」
スラシド「…」
ラルトイ「…」
スラシド「…思い出したらダメ…すごく辛いことあったんだ…」
スラシド「ここに来れてよかったかも」
ラルトイ「…うん…」
スラシド「引き返そ」
『ねぇ』
ラルトイ「!?」
スラシド「どうしたの?」
『ねぇ、待ってよ』
ラルトイ(スラシド…?)
スラシド『なんで偽物だけなの?』
スラシド『なんで本物は見てくれないの?』
ラルトイ「…」
スラシド「ど…どうしたの…固まって…」
スラシド『助けてよ』
スラシド『痛いよ』
スラシド『苦しいの』
スラシド『1人で苦しむのは嫌だ』
スラシド『ねぇ』
スラシド『ライトルを殺してよ』
スラシド『そうしたらもっと安心出来るのに』
スラシド『ライトルが憎くないの?』
スラシド『ねぇ』
スラシド『返事してよ!!』
ラルトイ「…」
今のスラシドは記憶喪失になったあとにできた人格や性格
最初からこうだったわけじゃない
確かに偽物といったら偽物なのかもしれない
本物…最初からいたスラシドは今もずっと苦しんでいるのか
スラシド『…助けてよ…お願い…』
スラシド『痛いよ…苦しい…』
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ラルトイ「…別の場所…?」
スラシド「あれ…って煙たいな…」
ラルトイ「…俺の心の中かな…」
スラシド「じゃあまたぬいぐるみとか置いてあるか」
スラシド「あっ俺のぬいぐるみ……愛してる人……」
スラシド「…はず…いなこれ… 」
ラルトイ「…まあ…うん…」
ラルトイ「…あれっ…?お父さんのぬいぐるみは…?」
スラシド「本当だ…ライトルのぬいぐるみねぇな…」
ラルトイ「ど…どこなの…」
スラシド「あ」
ラルトイ「…あ」
スラシド「子供の頃のラルトイ…?」
ラルトイ「…お父さんのぬいぐるみ抱き抱えてる」
スラシド「それだけ大事ってことか」
ラルトイ「なんで俺軍服姿なの…今の服に着替えないの… 」
スラシド「もしかしたらずっと歩いてきたのかも」
スラシド「いつまでも子供でいたいから…とか」
ラルトイ「…」
スラシド「ねぇ遡ってみてもいいかな」
ラルトイ「…」
あの時の出来事は俺の心に強く残っている
スラシドが見るかもしれない
ラルトイ「…だめ」
ラルトイ「俺昔は結構変だったからあんま見られたくない」
スラシド「じゃあいいや」
スラシド「この子供のラルトイとは話せるのかな」
ラルトイ「分からん」
スラシド「ねぇちょっといい?」
ラルトイ『なに?』
スラシド「あっ話せる」
スラシド「なんで軍服着てるの?」
ラルトイ『…この頃が1番幸せだったから』
ラルトイ『今のお父さんはこの頃と同じ遊びは出来ないから…』
ラルトイ「…」
ラルトイ『でも一緒に暮らせてるし…この頃と同じ程って訳じゃないけど十分幸せだよ』
終わり
またねノシ
コメント
2件
なん…このっ…イルユめッ…
イルユのせいだぁぁぁあああああああああ