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きなこ
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11話…
なんとか効果は抑えられたみたい…、今日は学校、
頑張る、そして…しんたろに渡したいのがあるんだ。
私「しんたろっ!!おはよっ!!」
慎「おはよー!むぎから話しかけてくるなんて…珍しいね!」
私「実は渡したいものがあってねー?」
私「じゃじゃ~ん!ミサンガ!」
慎「えっ!でも、何で俺に?」
私「それは…、好きだから……。」
私「ぁぁっ!友達としてってこと!!」
もー!!間違えたっっ!!言わなければ良かったぁっ!!
慎「…ほんとに?」
慎「なら、むぎが付けてよ、ミサンガ。」
私「えっ?あっ、うん…!。」
私は彼の手首にミサンガぎゅっと縛った。
「この恋がいつか叶いますように」とね、ヘヘっ。
慎「真夏ちゃん、あ、間違えた、むぎありがと。」
真夏ちゃんと間違えた?まぁ、いいや。
今日の帰り、女の友達から知った、
「いつも真夏ちゃんと帰ってるよ?途中からね
真夏ちゃんもう引っ越しちゃうからねー」
え?引っ越すなんて聞いてない。なんで?
言い間違えたのも、?
私の事って、もう見てないの…、?
慎「今日も帰ろ!!」
私「ぁ…、うん。」
慎「元気無くない?どうしたの?」
私「言いたいこと、言っていい?」
慎「うん」
私「ほんとに、真夏と帰ってるの?」
慎「うん、まぁ帰ってたよ。」
私「今日も真夏と間違ってたし、真夏のことしか見てないの…ッ?」
慎「それはっ…」
私「今名前を言いたい人も真夏何でしょ…?いいよ、話しておいでよ。」
と言って彼の手首からミサンガを取った。
慎「何でっ…」
私「ほらミサンガ取った、もう願い事叶うよ。
真夏のところ行っておいで…ッ。」
私は溢れた涙を拭いて、走って行った
ミサンガは切りたくなかったから。外しておいた。
わたしの青春、何処に行ったのかな。
…自分で手放したんだよね、私って馬鹿だな…。
…雨降ってきたな、運、悪いや。
彼の手から取ったミサンガを私の手首に付けた。
公園で雨宿りしていると。
慎「…むぎ。」
私「…何…?願い、叶ったの、?」
慎「俺、伝えたい事ある」
慎「むぎが、今名前呼びたいの真夏って言ってたけど。」
慎「俺が呼びたいのは、むぎ…だよ。」
慎「むぎが好き。」
…私、勘違いしてたって事…?…最低だ。
ぐっとこらえていた涙が溢れた。
慎「上手く、伝えられなくてごめん。」
と彼は言って。私の涙ごと包むハグをした、
慎「俺は、むぎが俺の事を嫌っても、
むぎのことを愛すよ。」
私「…ごめん…私、最低だね…。(笑」
慎「むぎは最低じゃないよ。」
慎「…あっ!?ミサンガ持ってくるの忘れちゃった!」
私「持ってるっ…(笑)」
慎「あっ!むぎが笑った!!」
私「んもっ!(笑」
私は彼の付けていたミサンガの方ではなく
私が付けていた方を渡した。
コメント
3件
おおっと…!11話、すごく切なくて胸がギュッと締め付けられました😢 ミサンガのやり取り、好きって言いかけて慌てるむぎちゃんの動揺が可愛かったのに、「真夏ちゃん」の一言で全部ひっくり返る感じ…あそこ、読んでて「ああっ」って声が出ました。 最後の公園、慎くんの「呼びたいのはむぎ」って告白、本当に良かった…!ミサンガを結び直すシンボリックな終わり方、染みました🌷 むぎちゃんの感情の揺れが丁寧で、読後感がとても温かい回でした。