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#SixTONES
紅葉🍁🐥
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阿部ちゃんとめめの関係が急接近してるのは、なんとなく分かってた。
楽屋でふたりが並んでるときの空気とか、めめが阿部ちゃんに向ける目が、俺に向けるそれとは全然違うってことは、嫌でも感じてた。
その夜、俺はめめのマンションに行った。
いつものように連絡が来て、「来い」って短いLINEだったから、期待してしまった自分がバカだった。
ドアを開けためめは、なんだかいつもより顔が緩んでた。
目が少し潤んでて、唇も赤い。まるで……さっきまで誰かと濃厚に絡み合ってたみたいな。
🖤「入って」
声はいつも通り低くて平坦。でも俺には分かった。
何か、決定的なことが起きたんだって。
ベッドルームに入った瞬間、シーツが乱れてて、阿部ちゃんの匂いが微かにした。
甘い、阿部ちゃん特有の柔らかい香り。俺が何度もここでめめに抱かれてきたベッドで、ついに……。
💙「……阿部ちゃんを抱いたの?」
めめはタバコに火をつけて、ゆっくり煙を吐いた。
その言葉が、俺の胸にナイフみたいに刺さった。
🖤「しょっぴー、もう来なくていいよ」
💙「……え?」
俺は自分の耳を疑った。
めめは俺の方を見もせずに、煙をもう一度長く吐いた。
🖤「合鍵も返して。阿部ちゃんがこれから来るようになるし、面倒くさいでしょ」
面倒くさい。
その言葉が、俺の全てを否定した気がした。
何ヶ月も、何十回もこの部屋で体を重ねて、俺の全部を捧げてきたのに。
💙「急に……なんで……」
声が震えて、情けなくて嫌になる。
めめはようやく俺の方を見て、ため息をついた。
その目は、俺に対して何の感情も浮かんでいなかった。
冷たい。
本当に冷たい。
俺はただの道具だったんだって、改めて突きつけられた。
震える手でポケットから合鍵を取り出して、ベッドの上に置いた。
金属がシーツに落ちる小さな音が、妙に耳に残った。
💙「……分かった。返すよ」
🖤「悪かったな。翔太は……いい子だったよ」
いい子。
その言葉が、一番残酷だった。
好きだったのに、愛されなかった。
欲情の対象ですら、もういらなくなった。
マンションを出て、夜の風に当たった瞬間、俺は近くの路地で吐いた。
胃の中身も、心も、何もかも全部吐き出したいのに、めめの感触だけが身体に残ってる。
家に帰ってベッドに倒れ込んだ俺は、枕に顔を埋めて声を殺して泣いた。
完全に捨てられた。
めめの中で、俺はもう終わったんだ。
阿部ちゃんとめめは、これからもっと幸せになるんだろう。
俺はただの、都合の良かった過去になる。
それでも、まだめめの匂いがする自分の身体を抱きしめて、俺は馬鹿みたいに呟いた。
💙「……めめ、好きだよ……」
この恋は、報われないって分かってるのに。
まだ、終わらせられない自分が、ほんとに情けない。
コメント
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ああ、つらっ…第4話読み終わったけど、めめの冷たさがエグいな。合鍵を返すシーン、金属がシーツに落ちる音だけで胸がぎゅっとなった。「いい子だったよ」の残酷さよ…報われないと分かってても「好きだよ」って呟くしょっぴーが切なすぎる。いい意味で読んでて痛かったわ。