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第12話 風邪がまた流行る?1/2その他
前回までのあらすじ
友達と一緒にキャンプに行った。以上。
キャンプ2日目。
「早く起きろ!ラキ!」
「も、もう朝ですよ」
「えっと?これを焼いて…熱っ!」
「ん〜?朝から騒がしいねぇ」
みんなーおはよぉ。ラキだよ〜。最近は「ラキ」で表してるから僕の漢字忘れてるかもしれないから確認するよ〜。「良木」これが僕の名前だよ〜。祐もユウでいいと思うんだけどな?《その考えは無かった》このクズが。【zzz】
「おはよ。祐」
あ、結局これで行くんね。
「遅いぞ!もうみんな起きてるぞ!」
「今何時〜?」
「え?朝の7時」
みんな起きるの早いな。
「おけ〜ファーア。眠」
「ここで寝たらお前の体をドリルみたいに回して頭から地面に埋めるぞ」
「はい!すみません!こいつに『ロール』渡したの間違いだったか?(ボソッ)」
「あ?なんか言ったか?」
「なんも〜?」
よし、そろそろテントから出るか。
外は太陽が僕達のことを暖かく(物理)迎えてくれた。うん。暑すぎるくらいに。
「シイちゃん!そこに入れちゃダメ!」
「は、はい!すみません!」
「ラキ、女子たちが料理している間にテント片付けるぞ」
「はいはい。わかりましたよーと」
朝から重労働かよ。中学生は酷いねぇ。《お前もだろ》作者もね。【俺もだよォ〜ファーア】
パキッ シュー カチッカチッ
よーし、テント1つは終わったぞ。祐の方は?
「えーっと。これがこうで…あー!違う!よし!できた!あとはこの骨組みを縮めて…なかなか入んねぇな『ロール』。よし、入った。あれ?壊れてね?まぁいいか」
ロールをいつの間にか使いこなしてんな。と言うか、絶対壊したな。
「ご飯できましたよー」
「で、できました」
「はーい。祐、食いに行くぞ」
「おう!腹減ったァ」
「「「「いただきます」」」」
にちのグゥゥゥ
「「「「ご馳走様でした」」」」
フゥー美味しかった。昨日の余り物だけどね。
「それじゃ、もうそろそろ帰りますか」
「うん。そうだね」
「みんな荷物もったか〜?」
「持ちました」「私も持ちました」「持ったでー」
「よし、帰るか」
祐の合図で僕達は某キャンプ場から解散して、それぞれの家に帰った。
に゛ち゛の゛う゛(泣)
昨日までの楽しい雰囲気からは一転し、今日は苦痛の月曜日。学校のある日だ。学校に行くのは苦ではないが、月曜日が嫌いなのだ。【俺もだわ】《まじで?我も》みんな月曜日は嫌いなんだな。
「おはようみさt…あれ?美里さんは?」
「ほう?美里か。奴は今日、風邪になったとか言って休んでおるぞ」
突然現れたこの女の子は「星野夢」(ほしのゆめ)。黒髪ショートで左目には白色の眼帯を付けている。厨二病である。彼女いわく「オッドアイ」らしく、左目が赤で、右目が青らしい。それを隠すために眼帯をしているんだとか…。にわかに信じ難い。
そんなことより、【そんなことなのか?】美里さんが風邪で休んだ?まさか…この前の僕の風邪が移った!?《2週間以上前だぞ》でも、あるかもやん。
「おはよう。ラキ」
「おはようございます」
おっと。来てしまったか。一応伝えとくか。判断はこの少年少女達に任せるけど。
「おはよう。祐、シイさん。今日美里さん風邪で休みなんだって。僕達も昨日一緒に遊んだからやばいかもねw」
少し笑っていた方が相手も安心できると《我のリア友》が言っていた。さて…と。祐とシイさんの反応はどうかな?
「え?マジで?じゃあ、念の為学校休むか。んじゃ、俺は保健室行ってくる〜」
そう言うと、さっき入ってきたドアの方に振り向き、祐が左手を上げながら歩き出した。
「ま、待ってください。私も大事をとって休むので、一緒に保健室行きます」
シイさんがそう言って祐の服の裾を引っ張った。仕草かわい。
「おけおけ〜。んじゃ、シイ。行こうか」
祐は少し格好つけているのか?ダサいけど。
僕はこの前風邪で休んでたから少しくらい免疫あるから大丈夫だろう。じゃあ、僕だけ授業受けるか。ノートとって後で見せてやろ。
「ここで、酸素が発生しているのか調べるためにすることは何か。はい。星野さん」
「地獄の炎(ヘルフレア)を近ずけるのだッ!」
「はーい。火の点いた線香ね〜」
いつも通りギャグのように授業が進んでいく。先生はスルースキルを極めているのか?【( 。∀ ゚)しらす】《( 。∀ ゚)しらす》どうしたお前ら?突然しらす( 。∀ ゚)とか言い出して。
よし。ノートもとったし。プリントも持ったし。美里さんの家に寄ってくか。お見舞いに。あ、そうだ。風邪に良さそうな物も買っていこ。
それじゃあ、今度こそ行くか。
ア、ヤベ、ミズカッテネェ(にちのうのかわり)
ここが美里さんの家か。玄関には柵があって、あれは農園か?小さい農園がある。それに、犬の家もある。吠えないでくれよー。
屋根は赤くて、扉は茶色い。壁の色は白でThe・家と言う風だ。ピンポンを押して、誰かが出るのを待つか。
ピンポーン
「はーい。ちょっと待ってー」
この声は、美里さんの声じゃあないな。誰だろう?
「はーい。どなたですかー?…え?ストーカー?」
「違いますよ!美里さんが体調悪いと聞いたので、お見舞いに来たんですよ!」
突然美里さんに顔が似ている人が出てきた。お母さんかな?
「えっと。名前は?」
「はい?ラキですが」
「ラキ君ね。私の名前は『清水美涼』(しみずみすず)よ。それよりも、ラキ君の話はいつもみっちゃんから聞いているわ。大歓迎よ!ささ、入って入って」
「え?いやいや、プリントとこの荷物を届けに来ただけですから」
美涼さんは美里さんのことを「みっちゃん」っていうんだ。
「いやいや、お見舞いに来たんならみっちゃんとも顔合わせなって。風邪が早く治るかもよ」
「そ、それなら。失礼します」
なんかその場の勢いで家の中に入ってしまったな。
「みっちゃんは2階に上がって2つ目の右の部屋にいるからね」
「はい。ありがとうございます」
なんか文字数ヤバいからここで終わりにするよ。次回は今回の続きからね。