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日常能力〜にちのう〜

13 - 第13話 風邪がまた流行る?2/2

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2023年06月05日

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第13話 風邪がまた流行る?2/2

前回までのあらすじ

美里さんの部屋に行く途中。以上。

えっと。美里さんの部屋は…2階の2番目の右か。

ここであってるかな?

[みっちゃんの部屋♡]

絶対お母さんが作っただろうな。みっちゃんって書いてあるからここだろうな。

「失礼しま〜す」

ガチャッ

「え?」

美里さんだ。着替え中か。あ、ノックするの忘れてた。

「あっ。ごめん。ノックするの忘れてた」

「それ以前の問題です!早く出てってください!」

ペチンッ!

左頬痛てー。いやはや、追い出されちゃったな。【当たり前だろむっつりス○ベ】《人のこと言えてないぞラキ》いや、まじで忘れてたんだって。

にちのうゥ⤴︎︎︎

「もう入って大丈夫ですよ」

「失礼しま〜す」

今度は許しを得てから入ったからな。

「ご、ごめんなさい。いきなり叩いてしまって」

「まだ痛いのぜ」

「本当にすみません。ゴホッゴホッ」

「大丈夫?横になってていいよ」

「ありがとうございます」

そう言って、美里さんはベットに寝転んだ。

「あ、これ。プリントと、風邪に良さそうなもの。どうぞ。それじゃ、僕はミッションを達成したから帰るね」

「ま、待ってください」

「ん?どうしたの?」

「あの、1人でいると心細いので。そばに居てください」ハァ、ハァ

そして、今日シイさんがやっていたように、僕の服の裾を引っ張って呼び止めた。女子ってズルいな。

息も途絶え途絶えになりながら彼女は細い声でそう呟いた。

グハッ。これは刺激が強すぎる。この彼女いない歴=年齢の男に。【人生まだこれからだろ】

「わかった。そばで見ていてあげるよ」

「ありがとうございます。本当に」

彼女はそう呟いて、ベットに身を委ねた。そしてそのまま、眠りについた。

僕はその様子をそばで何も言うことはなく、ただ呆然と見ていた。

なんかこっちも眠くなってきたな。寝るか。【どうやってだよ】椅子に座りながら。《毛利○五郎かよ》

にちのうです。 CV.美里

どのくらいだっただろう?太陽は沈みかけで、オレンジ色に光っていた。僕は美里さんの足元のところで寝てしまったらしい。膝枕のイメージがいいだろう。

とりあえず起きるか。

「ん〜ん」

「あ、ラキくん起きましたね」

「あれ?美里さん。体調はどう?」

「ラキくんがそばに居てくれたから、すぐに良くなりました」

「そう。それは良かった」

「そして今、感謝の気持ちを込めて膝枕をしています」

「は?え?」

僕は事の重大さに気づき、慌てて起き上がった。

「あれ?もう終わりですか?」

「さすがにね!?」

さすがに何分もやっていたら心が持たない。理性を無くして《自主規制》や、《自主規制》をしてしまうかもしれない。それはまずい。(行動的にも物語的にも)

「でも、美里さんの体調が良くなって、僕は嬉しいよ」

「私も嬉しいです。明日は学校に行けそうですよ」

「それは良かった。それじゃ、僕は帰るね」

「はい。私のわがままを聞いてくれてありがとうございました」

「うん。じゃあね」

「バイバイです」

僕はどうしてもこの「バイバイ」というのが嫌いだ。理由は、もうこれでお別れになる。という感じが凄いするからである。

とまぁ、そんなことは置いといて。これで今度こそミッション達成(EXも合わせて)だ。もうこの美里さんの家には用はないな。帰るか。

「それじゃあ、お邪魔しました」

「はーい。また来てね〜」

「はい」

よし。帰るか。あ、夕ご飯買ってないや。どっかのコンビニで買うか。

にちのう CV.美涼

近くにファイブイレブンがあって良かったな。ここのお弁当は美味しいからね。それじゃ、いただきます。

うん。うまい。今日の夕飯はファイブイレブンで買ったミートソースパスタだ。凄い美味しい。感謝感謝だ。

ご馳走様でした。美味しかった。さて、と。ゴミはゴミ箱に〜。リサイクルをしましょうねぇ〜。

よし。それじゃ、もう寝るか。おやすみ。【おやすみ】《我はまだ起きる》

〜次の日〜

おはよう。みんな大好きラキだよ。《好きだったらいいな》【zzzテンテケテンテテテンテン】リスのやつ、電話きてんのに起きてないの草生える。【ん?はぁい。なに?起こしてくれた?ありがとう】《お礼はしっかり言うの優しいな》えらいの間違いだろ。

それよりも、リスのやつ寝起き過ぎてテレパシー使ったまま電話してるw

にちのファーアCV.寝起きリス

「おはよう。美里さん」

「おはようございます。ラキ君」

朝来たら美里さんにあいさつをするのが僕の最近の日課だ。

「風邪治ってよかったね」

「はい。おかげさまで」

思ったけど、美里さんは僕がどれだけ早く来ても必ず先に学校にいる。どういうことなのだろう?

「おはよう。美里、ラキ」

「おはようございます」

そして、いつも通り祐とシイさんが来た。…。いつも一緒に来てるけど、もしかして、できてる!?【ないだろ】《とも言いきれないよ》

「おはよう。祐とシイさん」

「おはようございます。祐くんとシイちゃん」

シイさん以外は名前を言ってあいさつしているな。僕は気にしないけどね。

「というかさ、あと10分でカバン片付けないと朝読書始まるよ」

「マジで!?やっべ!早くしないと!」

気づくの遅いな。

「この-7+25の答えわかる人。美里さん。分かりますか?」

「はい。18です」

「あ、君はふざけないんね。まぁそっちの方が楽だけど」

先生も期待していたのか?確かに美里さんがふざけた解答をするの見てみたいな。

(答えたのになんかスッキリしませんね)

意外と拗ねてた。可愛い。

今回はこれで終わり。まだ学校だって?知らんな。じゃ、バイバイ。

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