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俺は独華。今はもう、男のふりを辞めて、女として生きている。まぁ、口調は男ん時のままだけどな。


ベルリンの壁が崩壊して、東の主と西の主が一つになり、主になったあの日から幾つもの月日が流れた。


その後、本当に色々と変化があった。


​​ 一つは、クソビエトこと、ソビエトが旧国になった事。ソビエトが旧国になって生き続けてるから、勿論そのドールの主炎も生きている。


もう一つは、俺の主ことドイツ様が社畜になった事だ。因みに、愛の主の日本も仲良く社畜生活を送っている。


最後の一つは、俺の兄貴こと、津炎が主炎が恋仲になった事だ。正直彼奴の何処が良いのか。たしかに面倒見も良い。優しい。気遣いもできる。だが、彼奴の主はあんな奴だし、、、まぁ、主炎本人には良いとこばっかな気がすんだがな。


二つ目に関しては困ったものだ。丸一週間家に帰ってこなかった時は本気で焦ったからな。


​​ なんてことを考えてたらもう主達化身(カントリーヒューマンズ)が働いている会社の前に着いたみたいだ。


「ん?奇遇だな独」


後から声をかけられて正直驚いた。でも、聞き馴染みのある声、そう思い安心して後を振り向いた。


「お、愛。数週間ぶり」


そう、愛華だ。愛華の事を俺は愛と愛称で呼んでいる。此奴には結構前に無茶苦茶世話になった。


今は、主と暮らしているが、当時は、愛に稽古をつけてもらいながら同居生活を送っていた。


「お前も主の迎えか?」


「あぁ。これで六日間家に帰って来てない。流石にヤバそうだしな」


二人で話しながら会社のエントランスに入る。


​ 最近よく迎えに行くからか、それとも俺らの同類のドールもここで働いてる奴がいるからか、何とも思われずに何時も道理に主と日本の居るオフィスに向かう。


「鈴達は元気にしてるか?」


歩きながら愛にそんな事を尋ねる。


「あぁ。元気モリモリだ。昨日も仲良く同人誌描いてたぞ」


半分諦めたように愛はそう言う。


「飽きねぇな」


そんな愛に半笑いで言葉を返す。


そんなこんなでオフィスに着いた。


​​​​​ 主と日本の席は隣だ。ここに来すぎて全員の席覚えちまった。


「主、帰るぞ」


「祖国様、帰りますよ」


俺と愛の声が重なる。二人ほぼ同時ぐらいに自分の主の肩に手を置く。


「「仕事が」」


死んだ魚みたいな目をして主と日本は答える。


「先週より酷くなってねぇか?」


「だな」


俺がそう言うと愛は困り果てた様な笑顔をしながらそう返事をした。

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