「さ、寒い……」
本格的な冬も近づいてきた時期、僕は夜の河川敷のグラウンドでベンチに座っていた。
今夜、僕はここで「異文化交流会」というサークルの活動に助力する予定なのだ。
底冷えする寒さに震える僕に、缶コーヒーが差し出される。
「ハンゾー、大丈夫かい?」
そう言いながら隣に腰を下ろしたのは、身長200cmを超える巨人ジェイソン……アメリカから来た交換留学生だ。
「ありがとう、気が利くね」
ジェイソンはハイスクール時代、バスケットボール選手として活躍していたというスポーツマン。
ガタイが良く、彫りの深すぎる顔立ち。
薄い眉毛のせいもあって、目が合ったら石化するんじゃないかと思う迫力を漂わせている。
だけど内面は気*******
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