太宰 「う〜ん、現実世界に帰りたいと云われてもねぇ、」
「私達にとっては此処が現実世界だからね」
華月 「そうなんですか、」
結芽 「あ、あの!私達他に身寄りが無くて、えっと、衣食住にしばらく困るんです、!」
「帰りたいのは山々ですが、帰り方がわからなくてはどうしようもなくて、あの、寝泊りできる所を貸してください、‼‼‼」
華月 「お願いします‼‼‼ 」
乱歩 「そうだなぁ。今君達には僕達からの信用が無い‼」
「何故ならばいきなり此処に入って来て身分も明かしていない‼」
国木田 「その通りだ。信用出来るわけが無いんだ。なにか信用の出来る事や情報等は無いか?」
華月 「…!それなら!ここにいる社員さんたち全員の名前と異能力が言えます‼」
敦 「へ?!初対面なのに名前が判るの!?」
結芽 「はい、先程言ったように私達は他の世界から来てるんです。その世界であなた達は漫画なんです。」
太宰 「信じがたいけれど全員のフルネームと異能力がすぐに言えるとなれば少しは信用できるかな。」
「まぁ、本当に寝泊りできる所を貸すかどうかは社長が決めてくださるよ」
福澤 「此処に居る社員達の名前、異能力名を云えるならば力を貸そう。」
結芽 「良かった…分かりました!言います!」
太宰 「二人同時にっていうのもあれだからえーと右側の君!社員の名前を云ってくれるかな?左側の君は異能力名を」
華月 「右側、、、私か。私は華月です!」
結芽 「私は結芽です。」
太宰 「じゃあ云ってってくれるかな?」
華月 「はい!」
「えーと、右から順番に…」
谷崎潤一郎さん、その妹ナオミさん。
江戸川乱歩さん、与謝野晶子さん、宮沢賢治さん、泉鏡花さん、
社長の福澤諭吉さん。太宰治さん、中島敦さん、 国木田独歩さん。
華月 「事務員さんは除いてあっていると思います!」
太宰 「おぉ~!せいかーい!」
「じゃあ次、異能力名を結芽ちゃん、云ってくれるかい?」
結芽 「…はい!」
「華月と同じ順番で、」
細雪、妹のナオミさんは異能力無し。
超推理、きみしにたもうことなかれ(←予測変換に漢字がありませんでしたすいません💦) ↓
雨ニモマケズ、夜叉白雪、ひとのうえにひとをつくらず
人間失格、月下獣、独歩吟客
結芽 「合ってると思います!」
社員 「おぉ~‼」
乱歩 「これで一応信用はあるかなあとさっき云っていた他の世界から来たというのも頷ける。僕からの異論は無いよ。」
与謝野 「乱歩さんからの異論が無いなら妾からの異論も無いよ」
宮沢 「僕からもです!」
太宰 「皆からの異論はないってことで良いね。あとは社長次第だ」
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