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コメント
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「安定すればそれでいい」っていうタイトル、めっちゃ刺さるわ……。主人公が千歳に「40時間働いてる」って言われて「まあ、今は安定してるからいいか」って割り切る感じ、なんかすごくリアルでグッときた。狭山さんとの雑談パートも自然で、てんころの年齢制限とか二期の話とか、作者さんの裏側チラ見せが面白かった。仕事に追われながらもちゃんと自己管理してる主人公、好きだなあ。次も楽しみにしてる!
「え、てんころ年齢制限付いてるんですか!?」
唐和開港綺譚について、狭山さんとのリモート打ち合わせ中だ。漢方の診断では性生活も見るという話から、作品の年齢制限の話になって、てんころがYouTubeキッズでは見れないという話をしたら、狭山さんはびっくりした。
俺は言った。
「あくまで予想ですけど、主人公が性行為に関わることを想定したり、戦闘シーンのグロだったりが引っかかったんじゃないですかね」
「あーなるほど……たしかに小学生くらいはあんまり読まないかな。中学生くらいからを想定読者にしてましたけど」
「作者でも年齢制限ってわかんないんですね」
「アニメはもう、作る人にお任せです。脚本はチェックしましたけどね」
「へえー」
そう言えば、秋からてんころの二期が始まりである。
「じゃあ二期も脚本チェックありですか?」
「しましたしました、だいぶ前ですけど。一期の少し後くらいにもう上がってきて」
狭山さんは頷いた。俺は聞いてみた。
「二期でも最後までは行きそうにないですよね、アニメ独自に縮めても四期くらいいりそう」
「その通りなんですけど、続きはもう売り上げ次第ですね……いや、二期もいいのが上がってるんですけど、いいものだから売れるとは限らないのがこの世界なので」
「それは……そうですね」
俺は頷いた。いいものがあったとしても、それが普及してたくさんの人の目に触れるか、そのたくさんの人はお金を落としてくれるか、多くのハードルがある。
「まあだから、僕には売上が一番ホラーですね。僕、頭打って心霊に明るい目になりましたけど、怖いものは世の中にたくさんあるから」
「ああ、千歳もヒトコワホラーとジャンプスケア怖いって言ってました」
「あー、ヒトコワホラー流行りですからねー! ジャンプスケアは最近そんなないけど」
「でも赤い部屋とか、千歳は怖がるだろうなって」
「なつかしー!」
真面目に打ち合わせしてる時はしてるのだが、狭山さんと話すのは楽しくてつい雑談に流れてしまう。一応この後軌道修正して真面目に唐和開港綺譚の打ち合わせをし、狭山さんとリモート打ち合わせを切った。
で、まだまだ仕事あるんだよなあ。今午後五時だけど、今日中に記事構成案3つ仕上げて嬉野さんに投げなきゃいけない……。
嬉野さんとは、前に萌木さんに「そこそこ書けるけどいつも同じところをミスって改善しない人と、地力はまだあんまりないけど教えたらそれ以降絶対間違わない人と、どっちを取るべきだと思う?」と言われて選んだ後者の人だ。俺と萌木さんで教え続けたらぐんぐん伸びて、もう構成案渡したらビシッと記事に仕立ててくれるまでになった。
まあ、そういうちゃんとしてくれる人なので、源流の仕事を投げる俺もちゃんとやらないといけない。
夕飯で「まだ仕事終わんないから今日残業だよお」と千歳に愚痴ったら『お前、グリーンライトの仕事週20時間どころじゃ済まなくなってないか?』と心配された。
「まあ、40時間に迫ってるけど」
『その分ちゃんと金もらってるんだろうな』
「それはバッチリ」
『ならいいけど。なんかもう、グリーンライトのちゃんとした社員くらい働いてるんじゃないのかお前』
「まあ、それはそう……」
俺は手作りかぼちゃポタージュをすすった。グリーンライトで正社員登用してくれたら嬉しいけど、俺グリーンライト外の仕事もあるしなあ。それに、正社員登用ってよっぽどのことがないと無理だしなあ。
まあ、今安定して仕事させてもらえて、安定してお金貰えてるだけで良しとするか……。