TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ランキング

コンテスト

出版・メディアミックス作品

あの日の日の出を願って

一覧ページ

「あの日の日の出を願って」のメインビジュアル

あの日の日の出を願って

第3話 - 第3話風のゆくえ

165

2025年07月27日

#日帝

#第二次世界大戦

#病み

みぅ@イラコン開催中！幼児化

シェアする

この作品はいかがでしたか？

165

みぅ@イラコン開催中！幼児化

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

今回も政治的意図ありません！！

史実と異なるところもあります…！

パラオ「ナイチ！！」

陸「ん？どうした？」

パラオ「えへへー！呼んでみただけ！」

陸「なんだそれw」

＿＿＿＿この笑顔もいつか失うのだろうか。

そんなことを一瞬でも思った私を、どうしようもなく冷たい人に思えて仕方なかった。

パラオ「？どうしたの？」

陸「いや、なんともないぞ」

よしよし。頭を撫でてやると花が咲くように満面の笑顔を見せてくれた。

はぁ…

ため息が漏れる。

アメリカ「あいつ本当になんなんだ！？」

仲睦まじく話している姿はまるで本当に兄弟のようだ。

吹き荒れる風が、まるで俺の心を映し出しているようだ。そう感じた。

アメリカ「くそっ…」

何がこんなに俺をムカつかせるのだろう。

何度自分に問うても答えは出ない。

敵だ。殺し合う相手。

なのになんでこんなに葛藤してしまうのだろうか。

アメリカ「…なんでだろうな」

答えが返ってくることはなかった。

海「はぁ…」

真珠湾攻撃から少しして、陸にも帰って来てもらわないといけない。きっとパラオくんと楽しく過ごしているのだろう。水を差すみたいで、通信するのは気が引けるが…まあ天皇陛下のご命令だ。

＿＿＿＿＿

陸「はい。陸だ。」

海「陸、そろそろパラオを出れるか？」

陸「…？あぁ。」

海「天皇陛下からのご命令だ。帰ってこいってよ」

陸「…なら、明日には帰ろう」

海「あぁ。わかった。伝えておく」

陸「ありがとう。」

＿＿＿＿＿カチャ

海「…(切れたな)」

海「…伝えにいくか。」

陸「…パラオ、もう今日で帰ることにする」

パラオ「え！？」

陸「また近いうちに来る。」

パラオ「本当？」

陸「あぁ。」

パラオ「約束だよ！！」

陸「ん。」

きっと、戦況とかの会議をしたいのだろう。

明日の便で帰ろう。

そう、陸は思った。

＿＿＿＿＿太平洋戦争まであと10日