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ワッショイショイ(?)
孥依守side
もし、あいつの命に関わるものだったら。
俺は命かけたとして文句はない。
昔だったら。
昔だったら____
孥依守「…お前に命なんてかけたくもなかったのに」
汰異怪「…………なっ…?」
あいつの目と体は小刻みに揺れていた。
本当動揺してるんだな
孥依守「…………馬鹿」
汰異怪「へ…?」
孥依守「馬鹿だっつってんだよ!!」
俺はとっさにあいつの頬を叩く。
汰異怪「いっ…た」
孥依守「こんくらいで痛ぇ?ふざけんな…ッ」
汰異怪「だって、今の…」
孥依守「あ?今の?…」
…そう思ったら痛くなんじゃねぇか…クソ
孥依守「………馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿…ッ」
汰異怪「………ごめん、ごめん……」
孥依守「謝るしか脳がねぇのか?違ぇだろ」
汰異怪「だっ…て……ど…く……」
孥依守「だからなんだ?言ってみろ」
汰異怪「死んじゃう…じゃん……」
孥依守「俺は愛硫がいる限り死なねぇ」
汰異怪「………」
孥依守「俺クソなほど脆くないんで。お前に比べりゃクソだけど」
愛硫「……の、孥依守……無理しないで…」
孥依守「大丈夫…俺のことは心配しなくていいから。愛硫が俺の生きる意味だからね……」
そんな事言いながら苦しくなってきた。
………死ぬってこういうことか
汰異怪「孥依守っ…!!!」
あの能力で毒を治せないのは百も承知。
死ぬ覚悟できただけ。
……愛硫と最期にキスだけ…((((おい
______……
???「………」
突然俺の体内にピン?これ安全ピンか…?
堕異夜「ど、どちら様で…?」
???「……」
…なんだ、これ……?なんか、苦しいのが減って…
???「…………」
”治ってよかったですね”
そう聞こえた気がした
孥依守「……ありがと」
___
奈々side
行きたい……!
私として、白熱な戦いを避けるわけにはいかないんだ…!!
あそこで仲間が戦ってる…!命かけて……!!
もう二度と大切な仲間を失わないために!!
奈々「行くっきゃないんだ!!!」
エルンside
………奈々が急に変なこと言い出したと思ったら。
…本当に奈々の勇気には尊敬しかない。
ありがとう。
うちだってさ……
大切な弟が必死に戦ってるのを無視できるか…!
エルン「足手まとい行くなよ奈々」
奈々「わあかってる!!((」
____
ラヴside
湯啼「…………………」
…ただの沈黙。
俺こういうの苦手なんだよわかってる??((
はー…………………
孥依守「……あのさ 殺すか殺さないかぐらい言えよアホ」
汰異怪「…え〜………」
案外悩むんだなこいつも。
別に俺はどうでもいいんだけどさ。
汰異怪「ラヴはどうなの?」
超特急に言われる。
そう言われたってなぁ…
ラヴ「…別になんでも」
汰異怪「はー。……じゃあ殺せるわけ?」
目線がきつくなる。だからこいつは嫌なんだy(((
ラヴ「…別にいけるけど?」
負けないようにニヤっとく。
汰異怪「…はい。」
手持ちナイフを渡される。
はっ?どゆこと?
ラヴ「…へ、何」
汰異怪「だから、殺してみろって」
……なにそれ。肝試しみたいな?((
ラヴ「え、いいの?w」
堕異夜「やるならやってって。」
………あー、どうなっても責任取らないぞ
よっ…と
__……………あれ
あともう一歩が出ない……んだけど
力を込めて手を降り出せば刺してそこで終わり。
馬鹿みたいに動かない湯啼。
何、何だよこれ………。
夢だろ?夢なんだろ?
どうせ湯啼が仕組んだ罠だろ?
堕異夜「………そうだと思った。」
呆れた顔で言われる。
孥依守「…その顔で誰が人殺せんだよバーカ。そんなんでいけんなら幼児でもいけるわ」
………
手から汗が滝のように出る。
亡霊ってなんだよ……w
湯啼「…………能力使わないの」
ラヴ「……使ったら終わり 誰にも頼まれてないのにできるわけない」
孥依守「……声震えてるけど。」
汰異怪「…は〜いすべての実験が完了しました〜」
にっこり笑顔で俺に駆け寄る。
汰異怪「………立派だったね」
俺が年上のはずなのに…()
肩の力がぐっと抜けて力が入らない。
体がだるい。頭も痛い。
なぜか”あの時当たった”とこが急に痛み始める。
まるで、こっちをしゃがんで心配している汰異怪が
” 死ぬ直前そこにいたあいつみたいに_____ ”
be continued