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第2話 ラキ君と友達になれました
前回までのあらすじです
ラキ君と言う男の子に助けられました。以上です。
学校が始まってから1週間が経ちました。周りの人はグループを作ってそこで楽しそうに話しています。私はと言うと…まぁ、友達は居ますね。ラキ君も友達です。
でも、1人で本を読むこと以外やることがありません。初登校の時に一緒にいた友達は他の学校の友達ですし。
「お、おはよう。美里さん。」
「ラキ君。おはようございます。」
そんな事を考えていると、ラキ君が来ました。
「…」「…」
((気まずいッ!))
「今日は天気がいいよね。」
天気の話をする時はネタに困っているとどっかで見たような気がします。でも、話すネタがないので乗っかりますか。
「はい。日向ぼっこをしたいんですが、窓際の席じゃあないんで、本を読むことしかやる事ないです。」
「そういえば美里さんは友達は?」
ムスッ( ー̀ н ー́ )
「ご、ごめんね。」
私はラキ君とはもう友達だと思っているのに。それに、しっかり居ますよ。
「ねぇ美里さん。僕達友達にならない?」
「え?私友達だと思っていたのですが?」
「ですよね〜。僕達もう友達ですよね〜」
なんなんですか?その反応は。少し癪(しゃく)に障りますね。
「美里さん。今日一緒にお昼ご飯食べない?」
「分かりました。それじゃあお昼ご飯一緒に食べましょうか。」
やりました!ラキ君からお昼のお誘いが来ました!ここで好感度アップを狙います!
〜昼〜
「それじゃあラキ君。一緒に食べましょうか」
「そうだね。んじゃ、机くっつけて。いただきまーす」
「いただきます」
ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )ŧ‹”ŧ‹”
「あっ美里さんのお弁当も美味しそうだね。1口ちょうだい」
卵焼きですか。卵焼きは今回少し頑張って作ったから食べて欲しかったんですよ。
「卵焼きですか?分かりました。はい、あーん」
「!!??」
「どうしたのですか?食べないのですか?」
「い、いや。食べるよ」
パクッ
フフっ。顔を赤くしてるラキ君可愛い。(自主規制)してやりたいな〜。
「この卵焼き美味しいね」
「ありがとうございます。実は卵焼きは得意なんです」
「はぇ〜そうだったんだ」
本当にラキ君の顔真っ赤ですね。
にちぶぇっくしょん!
「「ご馳走様でした」」
次の授業は社会ですね。それじゃあ社会の準備をして…あれ?ラキ君が1人で焦っています。どうしたんでしょうか?
ポンッ
え?ラキ君の筆箱が2つになりました!?どういうことですか!?そんな事を考えているいるとラキ君が私に話しかけてきました。
「美里さん。教科書忘れちゃったから見せてくれない?」
「大丈夫ですよ。ラキ君が忘れるなんて珍しいですね」
「う、うんそうだね〜アハハ…」
なるほど。教科書が無かったから焦っていたんですね。
「えーここで縄文時代の代表的な土器はなにか答えられる人〜。それじゃあ、祐」「( 。∀ ゚)しらす」「よし、正解だー(?)」
先生が歴史の授業をしています。ラキ君は意味がわからないのか廊下の方を向いてシャーペンを振り回しています。と言うか、ラキ君との顔近いですね。もう少しで触れそうでs…
……
ハッ!?ここは私!?どこは誰!?あ、間違えました。ここはどこ?私は誰?でした。しばらくの記憶が消えています。ラキ君は苦笑いをしています。なんででしょう?
でも、わからないなら考える必要はないですか。