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『瑠衣ちゃん。挿れるよ。いい?』
快楽の残滓に包まれたままの瑠衣に拓人が確認すると、彼女は覚束ない様子で頷いた。
『痛かったら言ってね』
避妊具を取り出して装着させると、亀頭を膣口に数度擦りつけた後、拓人は瑠衣を見ながらゆっくりと挿入していく。
大学時代に、当時の彼と行為をした時、あまりにも痛くて断念したが、今回は若干痛む程度。
拓人は瑠衣を気遣いながらも、陰茎を押し込んでいくと、一瞬、彼女が顔を顰めた。
『痛くない? 大丈夫?』
『大丈夫……です』
『なら……一番奥まで一気に挿れるよ』
拓人が瑠衣の腰に手を添え、腰を突くと、自分の声とは思えないほどの艶声が彼女の唇から零れた。
『ああぁぁっ……』
『瑠衣ちゃん……全部……入ったよ。動いていいか?』
『はい……』
ごくゆっくりとしたスピードで、腰を前後に動かしている拓人に合わせるかのように、瑠衣が嬌声を上げる。
瑠衣の表情が、徐々に蕩けたように変化していくと、拓人の律動が少しずつ速度を増していった。
『はぁっ……あんっ…………ああっ……っ……んあぁっ』
『瑠衣ちゃん…………気持ち……いい? 感じる……?』
『気持ち……いっ……い…………はうっ……ああっ…………んっ』
『俺も……気持ち……いいよ…………っ……ぐっ……』
拓人も感じているのか、声が少しずつ掠れてきているように瑠衣は感じていた。
『ヤバっ…………いっ……そろそろ…………イキそう……』
彼の腰の動きが、徐々に強さと速さを増し、瑠衣も膣内に与えられる刺激で喘ぐ声が大きくなっていく。