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カーテンの隙間から柔らかい朝の光が差し込む。
静かな部屋の中で俺はゆっくりと目を覚ました。
吉田🧡「………ん」
ぼんやりしたまま伸びをしようとして__止まる。
腰にまわされた手。
すぐ後ろから伝わる体温。
吉田🧡「……勇斗ぉ…」
小さく名前を呼ぶと俺の背中にくっつくようにして寝ていた勇斗がうっすらと目を開けた。
佐野💟「…ん?仁人どしたん?」
寝起きの少し低い声。
これだけで少しドキドキする。
佐野💟「起きたの?」
吉田🧡「うん。てか近い。」
佐野💟「近づいてんのはそっちでしょw」
くすっと笑いながら勇斗は腕の力を強める。
完全に抱き寄せられる形。
吉田🧡「ちょっと…離して。」
佐野💟「やーだ。」
吉田🧡「なんで。」
佐野💟「朝くらいイイじゃん。」
そう言いながら勇斗は俺の背中に顔を埋める。
くすぐったくて思わず肩が揺れる。
吉田🧡「ちょwくすぐったいって…w」
佐野💟「仁人いい匂いすんね。」
吉田🧡「やめてほんと…。」
佐野💟「昨日さ…。」
勇斗がぽつりと呟く。
佐野💟「夢じゃないよね?」
吉田🧡「うん…。夢じゃないよ。」
振り向いて勇斗の目をしっかり見る。
相変わらず顔の距離は近い。
吉田🧡「ちゃんと、俺と勇斗は恋人同士だ。」
そう言うと勇斗は嬉しそうに
佐野💟「そっか!」
佐野💟「じゃあ朝のやつしよ?」
吉田🧡「…朝のやつ?変なことするんじゃないよねw?」
放った瞬間勇斗の柔らかい唇が重なる。
まだ寝起きで2人ともぎこちないキス。
でもその分あたたかい、ぬくもりを感じるキスだった。
佐野💟「おはようのキス。」
離れた後勇斗は言った。
吉田🧡「…なにそれ」
顔が急にほてってくる。
佐野💟「恋人っぽいじゃん。」
吉田🧡「ぽいっていうか、もう恋人でしょ?」
俺は言いながら目をそらす。
するとまた距離を詰められる。
佐野💟「んじゃ、もう1回。」
吉田🧡「はっ?ちょ、まっt__」
さっきよりも深く、ゆっくり気持ちを確かめ合うキス。
口を離したあと、思わずそこら辺にあったクッションで顔を隠す。
吉田🧡「もう無理…朝からこんなの。」
佐野💟「可愛い。」
吉田🧡「はぁ…うるさい。」
佐野💟「今日さ、お前オフの日だろ?俺も予定ないんだ。」
佐野💟「ずっとこのままゆっくりしてていい?」
吉田🧡「明日の仕事に影響出ない程度にね。」
外はもう明るいのに俺たちはゆっくり布団の中で時を過ごす。
勇斗の温かい体温と近い距離。
これだけで十分幸せな朝だった。
________続く♡
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