TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

やっと学校着いた…。

まさか寝坊するなんて..。

あれもこれも全部先輩のせいだ。

「澪ーちゃん!!」

この声は…

そう思い振り返ると岩瀬先輩が私の後ろにいた。

「なんで私の名前…」

「ん?友達に聞いた!」

そう言いながら歯を見せて笑う岩瀬先輩。

懐っこい犬みたいだ。

「てか今日遅いね?寝坊でもした?」

「不甲斐ながら…」

私の返事を聞いた先輩はめちゃくちゃ笑っていた。

しかもとても大袈裟に。

「早く行きましょ?」

「案外澪ちゃんお節介だね?」

「うるさいです」



やっと帰れる時間になった…。

なんか凄く疲れた気がする。

これも先輩のせいだ。

「澪ちゃん!!一緒に帰ろ?」

「….嫌です。1人で帰ります」

「えぇ?案外暗いよ?」

「慣れてるので」

「冷たいな~…」

「普通です」

「ねぇねぇ、俺の家に寄ってかない?」

「無理です。兄弟が待ってるので」

「誰かに預けたりとかは?親とかに」

「……親居ないので」

「あ、ごめん」

「大丈夫です」

「せめて家まで送るよ」

「…分かりました」

私と先輩は気まずい空気のまま、歩いた。

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚