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俺は、そのまま屋敷の中へと連れていかれた。
扉が閉まった瞬間――
「あ!きたきた!」
声と同時に、ぞろぞろと人影が集まってくる。
💜(……え)
💜(なに、これ……人、多くない?)
気づけば、目の前には男たちがずらりと並んでいた。
雰囲気もばらばらで、共通点があるとすれば
全員、やたらと距離が近い。
🩷「ええー!かわいいー!」
いきなり顔を覗き込まれ、思わず身を引く。
🩷「あ、おれ佐久間大介!よろしくね!」
💜(なんか軽っ……!)
💙「おい、初対面から距離詰めすぎだろ」
🩷「えー?いいじゃん」
♥️「お腹、空いてるでしょ?」
柔らかい声に、はっとする。
♥️「今から用意するね」
🧡「それよりさ、体も汚れてるやろ」
🧡「風呂、すぐ準備するわ!」
🖤「その間に部屋の案内もしないとね」
🤍「こっちこっちー!」
💚「こらこら、みんな落ち着いて…」
💜(待って待って、情報量……)
流されるまま、廊下を歩かされる。
頭が追いつかない。
💜(闇オークションで買われたはずなのに……)
💜(なんで、こんな……)
そのとき、ずっと隣で付き添っていた
男が一言。
💛「俺は、岩本照」
低く落ち着いた声。
💛「これからよろしくな」
向けられた眼差しは、
オークションの時とは違って――
不思議と、優しかった。
──────────────
💜「……それにしても」
思わず口をついて出る。
💜「8億だなんて……」
🤍「あー、それ?」
🤍「1人1億ずつ出したんだよ!」
💜「……そういうことか」
💜「……いや、すげえな!!」
場が一瞬、和らぐ。
でも、胸の奥の不安は消えない。
💜「俺……これから、どうなるんですか……」
🖤「君が想像してるような
恐ろしいことはしないよ」
💙「まぁ、強いて言うなら……」
💙「俺らのペット、みたいな?」
🖤「おい、言い方!」
💙「冗談冗談」
💙「安心しろって。俺たち、かなり優しいから」
💜(…いやいやいや、信用ならないんだけど)
こうして俺の、
よくわからない新生活が始まった。
つづく。
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