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目を覚ましたときには、外はもう明るくなっていた。
篠原先生からかつての恋心について打ち明けられた私は、その後どういった発言をし、先生と別れ、帰路についたのかを一切覚えていない。メイクは落ちているので、かろうじて風呂に入るなりシャワーを浴びるなりはしたのだろう。
枕元に置いている時計を確認してみると、朝食の時間が迫っていた。
「……起きなくちゃ」
仕事を辞めてからも、朝食だけは家族とともにするよう私は心掛けている。自由を手にしてからというもの、私は寝たいときに寝て、起きたいときに起きるという、堕落した生活を送るようになってしまった。気を抜くと、家族と顔を合わせる場が極端に減ってしまいそうだったので、それを避けるための策である。
今日ばかりは気が引けたが、このままもやもやとした気持ちでい続けるのは、さらに***********************
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