upltmm 三角関係
⇒ up ⇒ lt ⇒ mm
個人的に mm←lt←up も見たいので今度描きます。up←lt←mm もいいかも。妄想捗りますねこれ。
⚠︎ 誰かの地雷は踏み抜きます、多分。
死ネタです。どろどろ成分は書き直したら薄くなりました。
ご本人様に一切関係ございません。
こちらの作品はめめんと森様及びmm村の皆様のお名前をお借りした二次創作作品です。
この話の世界線は現実世界と似て非なる世界線です。フィクションということを必ず頭に入れた上でお読みください。盗撮盗聴殺人不正乗車は犯罪です。ダメ絶対!!
lt
『』
❤︎…mm
up
「」
❤︎…lt
mm
[]
❤︎…up
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎⬆️
過去回想などに使われてます
lt目線
私には好きな人がいる。
いつもだれにでも優しくて、面白くて、コミュ力が高くて。
話してて楽しい、そんなmmさんが大好き。
私が死んでしまいたいくらい辛かったあの時だって。私を守ってくれたのはmmさんだけだった。
わたしは学校に馴染めなくて、いつもいじめられていた。
暴言を吐かれたり、酷い日は暴力を受けた。
心も体もぼろぼろだった。
[ …ぇ!?だ、大丈夫ですか!? ]
わたしはそれだけで救われた。
こんな私でも助けを求める権利があるのだと。
貴方は私のヒーローなのだと。
…そう、彼女は優しい。
誰にでも分け隔てなく優しく接する。
だから、もう分かっている。
あの時話しかけられたのは彼女の優しさからだ。それ以上も以下も無い。ひとつの例外を除いて。そしてその優しさは誰にでも渡してるそれと一緒。
そしてなにより
─── 彼女は両生類ことupprnのことが好き。
だから、ずっとこの気持ちはしまっておく。
わたしが貴方の隣に立てるのなら何でもいい。
わたしが貴方をずっとずっとずっと視界に入れられていればどんな手段でも何でもいい。
この恋が叶わなくても、この気持ちは変わらない。
こっそりmmさんの部屋に隠しつけたカメラ。それを写すひとつの端末に集中する。
これを世は盗撮と呼ぶらしい。正直、どうでもいいかなって。
いつものようにカメラ越しに眺めるmmさんは世界一美しかった。
mm 目線
upさんが好き。
自覚し始めたのはいつからだったんでしょうか
気づいたら好きで好きで好きで堪らなかった。
わたしのものにしてめちゃくちゃにしたいくらい、大好きだったんです。
だから、邪魔な存在は排除します。
upさんの好みそうな女は手当り次第潰しておくんです。
他の人と恋に落ちるように。私のことが好きになるように。
それでも引かないのであれば、こちらも相応のことをするだけ。
そう、ただそれだけ。
愛する人の為に手を汚して何が悪いのでしょうか。
これが愛なら、それでいいんだとわたしは思ってます。
だってこの世界は愛でできてるから。
この手を汚す度にupさんを守ってる、そう感じ幸福感で満たされる。
…学校の廊下を歩きながらふと考えてしまうことがあります
わたしのこれは本当に愛なのかって。すくなくともわたしはこんな感情を人に向けられたことがないんです。
だからか何も分からない自分がひとりきりの世界に閉じ込められてしまったみたいでなんとなく息苦しくなる。
「 mmさんっ! 」
ふと背後から想い人の声が聞こえた。
その瞬間、世界がまるで私達だけになったように思えて。
…あぁ、もうこれが愛かなんてどうでもいい。
upさん、だいすきだよ。
そう言いかけそうになる喉を抑え、私は今日も息をした。
up 目線
しくじった。
先程から脳内に浮かぶのはそればかりで。
焦りで汗が止まらない。
俺はふと昔のことを思い返した。
「 ────うん、お金は払うよ。 」
「 だから、放火魔のこといじめてよ 」
モブ「 いいのか?俺はやるぜ、普通に 」
「 顔は避けて。手も出さないで。それなら好きにしていいから 」
いつだかの会話を思い出す。
本当は虐めて追い詰めたとこで手を差し伸べて依存させようとしていた。
が。先にmmntmrが手を差し伸べてしまったせいでそっちに惚れてしまった。まさかltさんに興味を持つなんて思わなかった。
どうしよう、どうするべきなんだ、どうしたらいい。殺せばいいのか?誰にも渡したくなんてない、俺だけのものでなきゃだめなのに…!!!
でも別にmmさんが嫌いなわけじゃない。
殺したくない。でもこのままじゃだめだ。
その時、テレビの音が一段と大きくなったように感じた。振り返るとそこにはつけっぱなしにしていたテレビがあった。どうやらいつのまにか番組が終わりニュースに切り替えられていたらしい。
俺はその字幕の一文に目を惹かれた。
“夫婦無理心中”
「 …そうか 」
手始めに俺はmmさん宛にスマホからメッセージを送った。
“ltさんの家今から緊急集合ね!”
だって、俺達が幸せになれる方法なんてきっとこれしかないから。
ltside
何もすることがなくて、いつものようにただmmさんを見つめていたけど、なんだか予定が入ったのかバタバタしている。そのせいか中々カメラに姿が収まらず飽きてきてしまった。
その時。
ガチャ、という音がして。扉が開いた。
思わず画面を閉じる。
どうして。親はまだ帰ってくる時間じゃない。じゃあ誰が?合鍵なんて誰にも渡していない。鍵は閉めていた。……まさか。
『 警察…? 』
隠しカメラがバレた?盗聴がバレた?そんなはずない、mmさんにそんな反応は無かった…!
ん?いや、警察なら尚更合鍵は変か。
考えていると後ろから声がした。
「 ltさーん! 驚きました〜!? 」
後ろにいたのは能天気のバカ幼なじみ、upprn。は?意味わかんねぇよ。
『 な、なんなんですか…!!! 』
「 まぁなんで入れたかなんてどうでもいいでしょ〜?それよりさ、もしかして警察にばれたらいけないこと、あるんです? 」
『 あ、あんたには関係ないでしょ…!! 』
「 うーん、ちょっと関係あるかも〜、俺さ、ltさんのこと、大好きだよ。」
ツッコミどころが多すぎて話にならない。両生類が?わたしのことを…?
「 ltさん、虐められてたでしょ?あれ、俺がやった。 」
「 ね、ltさん。ltさんもやっちゃいけない事、やっちゃったんでしょ。後戻り出来ないよね、苦しいよね。そうだよね?? 」
いつもの明るい雰囲気なんて無くてただただ私を責めてくるこいつに不気味さや不快感を覚えるのと同時に少しの心地良さを感じてしまっていた。
「 俺、好きだから。ちゃんと世界一ltさんのこと好き。だからさ 」
「 一緒に死んでよ。 」
とち狂ってる。どいつもこいつもわたしも。
先程の心地良さは同情?仲間がいた喜び?理解者がいたなら?なんなのかは分からない。
「 …ltさん、mmさんのことが好きなんでしょ。」
『 …へ 』
「 大丈夫、呼んでるから。ほらー早く出てきてくださいよ〜 mmさん 」
『 …は!? 』
[ あ、バレてたんですね。]
ちょっと待って欲しい。頭が追いつかない。なんで?upさんは私の事好きで、私はmmさんが好きで────
[ 心中、でしたっけ?賛成ですよ。どうせ私は時間が来たら警察にでも捕まってしまいそうでしたし。]
『 なにしたんですか!? 』
[ …人数名やっちゃいました。 ]
『 …こわ 』
「 人の事言えないからね盗撮犯 」
『 なんで知ってるんですか!?そっちだって私を虐めたくせに…!! 』
あは、なんてみんなで笑い出す。内容は笑えないのに、どうしてか笑いたくなってしまって。否、笑うしかないのだろう。このおかしな状況に。
「 んーどうやって逝きます? 」
『 家燃やす 』
「 それはお前の家族が可哀想 」
[ …海にでも行きます? ]
『 …海、かぁ。いいかもね、いく? 』
「 行こっか〜!! 」
がしゃり。ドアを開けた。
自由になった気がして、少し足が軽くなった。
すっかり暗くなった空を背景に、私たちは歩き出す。
泣くわけでも悲しいわけでもなんでもない。
…ん?海??
『 …ここら辺に海ありましたっけ?』
「 無いね〜〜、近いの隣の県だし電車でいくよ」
…初耳だ。
『 いや、金ないんですけど。』
[ じゃあ家戻ってltさんち燃やしますか?]
『 物騒だな! 』
ちょっと笑いながら、また歩き出した。まぁ誰かが貸してくれるだろう
「 貸さないよ?? 」
『 え 』
[ 声ダダ漏れでしたよ? ]
いやいや、まさか私抜きの心中するの??こいつら
「 しねぇよ 」
[ 声ダダ漏(以下略 ]
『 じゃあどうするんですか!!!! 』
「 どーせ人生最後なんです,めちゃくちゃやりましょうよー 」
[ 不正乗車ってことですか!流石upさん!!発想が相変わらず狂ってますね ]
upさんの言った通り、普通に不正乗車してしまった。
まぁ、地獄に行くのは確定だろうけどそこまで追いかけられる訳じゃないもんな。
mmさんが駅員の目を引いて、私はバレないようにこそこそと通る。そんな様子をupさんはケラケラ笑って、mmさんは偶にこちらを見る目線が愛おしくて。
生まれて初めて、幸せを感じたのかもしれない。
そそくさと電車に駆け込んで、外の景色を眺めた。
乗客は誰もいなかった。私たちだけの、世界。
[ …なんで心中しようなんて考えたんですか?upさんは。]
「 ニュースで見たからかな。別に来世でltさんとくっつけるなんて思ってない。」
「 なら、好きな人と、幸せなままで終わらせたいじゃん。 」
初めて見た、こいつの悲しそうな顔。
向き合おうともしなかったからかもしれないけれど、それがとても私の心臓を締め付けた。
「 …さ、降りますよ。 」
アナウンスが鳴って、駅に着く。
開ける ボタンを押して、また行きと同様の手口で駅を後にした。
mm side
─────青春だなぁって、思いました。
悪いことをした人間にこんな救いがあるのかと言うほど。
視界一面に広がっている海。
月の光を反射していて、綺麗だった。
『 苦しいかな。』
[ 楽して死ねるわけないからね、我慢しましょう。 ]
『 …うん。』
[ 皆さん、今までありがとうございました。]
そう、2人に笑った。
…神様、ありがとう。この人の為に死なせてくれて。ありがとう、私を愛してくれる人に出会わせてくれて。
本当にありがとう
「 みんなで死ねば怖くないってね〜!!」
『 手でも繋ぎます?』
[ いいですね! ]
「 逃げちゃダメだよ、mmさん 」
[ 逃げませんよ ]
誰からともなく輪になって手を繋いで。海に入った。
『 あー死にたくねぇ。死にたいけど死にたくない。』
[ なんですかそれ ]
「 寂しがらなくても地獄で会えるかもじゃん。」
「 でもまぁわかるよ。今、幸せだからさ 」
そんなの、私もだ。
もし、もし─────
これが真っ当で健全な恋だったら。
こんな風に気持ちを語り合えられたなら
ずっとずっと3人でいられたなら─────
そんな救い、無いか。
[ …さよなら ]
沈んでく体。ぎゅっと手が強く握られるのを感じた。
それを握り返して。
段々、体の力が抜けていくのを感じた
誰も私の遺体を捜さないで。見つかる前に、魚にでも食べられさせて。
こんな、幸せな状況を、顔を。
絶対、他の人に見られたくない。見せたくないから。
コメント
4件
初コメ失礼します ~ 💬 ̖́-三角関係最高です っ߹~߹いつも見させてもらってます.ᐟ.ᐟめっちゃ書き方好みですꯁꯧこれからも頑張ってください ~ っ (*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
わぁー!リクエスト採用された! ありがとうございます! 三角関係最高!
今回も最高でした.ᐟ.ᐟ どろどろ具合好きすぎます…✨