ロイ「なぁ…愛乃嬢に何されたん…」
いつもより低いトーンの声でこちらを睨んでくる。
何故そんなに愛乃嬢を疑うんだ…
本当にあの人は何も私にしていない…
いや、それよりロイ君の好感度はどうした…?
急に99…
私が何かロイ君にときめく事でもしたんか?
[キュルルルゥン♡]って見えたんか?
それだったらきっっっっも!!!
○○「だから本当に何もされてないよ…!!」
でたらめを押し付けられ、流石にイラッとした私は少し荒げた声になる。
ロイ「正直に言えや…!…もしかして脅されてるんか…?」
ファミル「…」
は…?何で愛乃嬢に何かされた限定やねん!?おかしくね!?
黙っているファミールもロイ君に同情しているような表情をしていた。
○○「何で愛乃嬢がした限定なん…証拠は?」
ファミル「…これです…」
ファミールが手に持っていたのはあの時の小さな桃色の花だった。
○○「その花は…!」
ファミル「この花は、ムラサキカタバミと言って体内に蓚酸という毒性の1部なんです」
蓚酸…
愛乃嬢も蓚酸とかなんとか言ってたような…
蓚酸は毒性の1部…?
え、てことは私はその毒性の花を食べたって訳…
oh…マジか…
ファミル「花びらにかじった形跡があります。もちろん花を食べたのは○○嬢。」
○○「はい…まぁその通りです…」
ロイ「蓚酸が沢山含まれている花を試食すると中毒になります…」
え、まじで?
今中毒って言った!?ねぇ言った!?
ロイ「例えば唇の麻痺や灼熱感、舌、口腔、唇の腫れ等の症状の恐れがあるんです…」
えっ!?やだよ!?
せっかくこんな美形な顔なのに腫れとか
むりむりむりむりむりぃ!!!
ファミル「そしてこの花は○○嬢の庭には咲いてないはずです」
ロイ「ですが愛乃嬢の庭にはいくらでもあります、なので愛乃嬢が渡した花かと。」
ちゃんと証拠あんじゃん…
○○「……確かにその花は愛乃嬢の庭の花だよ…」
ロイ「やはり…!!愛乃嬢に無理やり食べされられたんですね…!?そうでしょう…!!」
ロイ君はまた呼吸を荒らげて私の両肩を掴み激しく揺らす。
○○「愛乃嬢から貰った花なのは本当だけど食べたのは自らだよ!!」
ファミル「脅されているんですね…大丈夫です私達が執事として守るのでご安心を。」
だから違うんだってぇ!!!
てかロイ君からめちゃくちゃ殺気を感じるんだけど……
【愛乃視点】
オヒス「愛乃嬢〜♪どうだったんですか〜♪」
愛乃「え?な、何の事?」
オヒス「ほら〜○○嬢に謝れたんですか〜??」
愛乃「あ〜…それがちょっと怖くて言えなかったの…」
オヒス「あらら〜…まぁ次もありますって!次!頑張りましょう!」
愛乃「できるかな〜…」
トントン🚪
愛乃「あら、どなたでしょうか?」
ガチャ🚪
兵士「兵士キイスでございます!!お嬢様大変なんです!!」
オヒス「そんなに急いでどうしたんですか??」
兵士「wrwrd国の王子達が愛乃嬢を呼び出せと激怒しています!!」
wrwrd国の王子達…?
なんで…
でもwrwrd様達は私を呼んでいる…
他の者には行かせられない…
どうせなら面と向かって話さなきゃ!
愛乃嬢「…私1人で行くわ」
オヒス「お、お嬢様!?1人でそんな危ないですわ!!」
愛乃「…大丈夫…」
オヒス「で、でも!!」
愛乃「wrwrd様達は私を望んで呼んでいるのでしょう?だから私が行かなくちゃ」
ネート「そんな決意があるなら1人で行かしてあげようではありませんか?」
いつの間にか部屋の扉にもたれかかっていた執事のネートが真剣な表情でこちらを見つめている。
オヒス「ネ、ネート!?何をおっしゃるのですか!!」
ネート「こんな暑いお嬢様の願いも叶えてはいかがですか?」
オヒス「た、確かにそうですが怒りに満ちている男性達の中に1人は危ないですよ!!」
ネート「オヒス…」
ネートはオヒスの耳元に口を近づけた。
ネート「何も1人とは言っていません。私達がこっそりいればいい話ですよ…」
ネートは私に聞こえないようにオヒスに向かって何かコソコソと話していた。
オヒス「こほん!わ、分かりました!いいとします!」
愛乃「ほんと!?ありがと!オヒス!ネート!」
オヒス「はい!」
ネート「えぇ。」
兵士「…では愛乃嬢、案内致します」
愛乃「えぇ、お願いするわ」
tn「あ、愛乃嬢…」
zm「……」
sho「少し俺らとお話しましょうぜ」
来ていたwrwrd国の王子達はロボロ様とエーミール様、しんぺい神様意外全員来ている
wrwrd様の皆様は私を睨んで話そうと低いトーンで話す。
愛乃「は、話って…?」
皆様の圧に押されてしまい、少し動揺し、声が小さくなる。
gr「単刀直入に聞く…」
syp「……」
私はごくんと喉を鳴らす。
gr「○○嬢に何をしたんだ?」
愛乃「え…?」
私は何のことか分からなく、wrwrd様達の圧の怖さも混じり、目尻に涙が浮かんでくる。
sho「いや、え?じゃなくてw」
zm「この花、愛乃嬢の庭の花やろ?」
ゾム王子があの時の桃色の花を指で持ち、もう片方の指でだるそうに花を指差した。
愛乃「それは…っ」
その花は、○○嬢が嬉しそうに持って帰った小さな花…
zm「これな、蓚酸が多く含まれる花やねん」
でも蓚酸が含まれる植物や野菜だったら多くある。例えばさといもなど…。
皆が当たり前のように食料に使っているもの。
愛乃「で、でもそれならさといもだって…!!」
kn「執事やメイドの話聞いてへんのか?」
愛乃「え…?」
ci「これ、さといもよりも蓚酸、多く含まれているんですって。」
tn「多く含まれている分毒性が強いんです。触れるのは問題ないんですが…」
gr「食べると大問題。って訳だ」
愛乃「そ、そんな!!でも○○嬢は触れてるだけだったわ!!」
syp「それはどうすかねぇ?」
愛乃「え…?どういうこと…?」
syp「○○嬢、食べて倒れたらしいっすよ?」
“○○嬢が倒れた“という言葉に私の頭は真っ白になった。
愛乃「○○嬢が…?倒れた…?」
そんな…あの子が…
「俺この花好きや!」
その時私は○○嬢のあの時の声、セリフ、表情、が頭の中心にぽつりと思い浮かんだ。
sho「あんたが無理やり○○嬢に食わせたんやないん??」
愛乃「………に……て」
兄さん「ん?もうちょっと大きな声で言ってくれない?」
愛乃「○○嬢に会わせて…っ!!」
早くあの子に会いたい。
私はそんな思いが頭いっぱいだった。
sho「はぁ…?無理に決まっ…」
zm「…ええよ。案内するわ。」
愛乃「…!!」
tn「ゾム、何言ってるんや?愛乃嬢がなんかまたやらかすかもしれへんねんで?」
zm「本人と本人で話し合わせた方が早いやろ」
gr「私もゾムの意見に賛成だ」
zm「ほら、グルッペンもこう言ってるんや、ええやろ?」
それを聞いた皆は何も言い返せないようで、黙っている。
gr「では愛乃嬢、○○嬢がいる医務室に案内する」
愛乃「えぇ…。ありがとう…。」
gr「こっちだ」
───────第21話───────
作者の律でぇす!
大分、体調戻ってきた!!完全にって訳ちゃうけど
この作品、〘陰キャの私はゲーム実況部〙は続ける事にします!ただし!!
いいね宣言ありで。🤘😎🤘
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コメント
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オーマオパスタァ……愛乃いいやつ説が浮上
毒性あったんですか...!? さといもも食べすぎると腹痛とかになるみたいですね...(調べてきました!)
いいねするッ!(いいね宣言)