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○○「(・u ・)ŧ‹”ŧ‹”」


私は今、男性に興味はなく、暇なので、テーブルにあるデザート巡りをしている。


ファミール「お嬢様、wrwr城のゾム王子がお呼びでございます。」


○○「wrwrd国のゾム王子か…」


wrwrd城では10人のイケメン王子がいる。個性的なキャラばかりで他の女性達には人気だ。


ちなみにキュンラブではwrwrd城のイケメン王子全員、悪役令嬢、そう私の事が嫌っている。まぁいいんだけどね…





○○「ゾム王子、何か御用で?」


ゾム「あぁ。○○嬢、少し俺と一緒に踊りませんか?」


え?ん?は?

嫌だよ!?デザート巡りの為に私は来たんだから!!

それに私は、なんか隠しキャラのエーミール?って人がタイプだし!!


○○「申し訳ないですがお断りします…」


周りの目が痛いぃぃ……


ゾム「…そうですか。それともう1つお願いがあるのですが…」


はぁ!?何でお前の願いなんか聞かなきゃいけねぇんだよ!!

でもここはしっかりお嬢様らしく…


○○「ヴヴン!

はい、何でしょう」


ゾム「俺以外にいる王子が住んでいる、wrwrd城に遊びにきてほしいのですが…。」


○○「???」



え?wrwrd城の王子って悪役令嬢の私の事嫌い…なんだよね…?


サッ…(ファミールがゾムと○○の間に入る)


ファミール「すみませんが、私がお断りします」


○○「???」


何言ってんのこいつ


ファミール「お嬢様、行きましょう」


私はファミールに腕を引っ張られながらwrwrd城の王子がいる所から離された。


○○「え?あ、は、はい…」


え…?何?どゆこと…?理解は追いつかないのだが?


○○「ファミール、あれはどういうことなの…?」


ファミール「申し訳ありません。機嫌を悪くさせてしまったかもしれませんが…」


ファミール「私が遊びに行ってほしくはなかったのです」


○○「ガチガチのガチ?」


ファミール「ガチガチのガチです」


○○「え、なんで?」



ファミール「そ、それは…お嬢様が何かやらかすかもしれないからです」


嘘だ…

ファミールは耳に髪をかける動作をした。

私はキュンラブにハマっていたためキャラが嘘をつく時などの癖をちゃんとわかっている


悪役令嬢の執事、ファミールは嘘をつく時、

目を逸らし、耳に髪をかける動作をするからだ。


○○「…そう。なら私から離れずについてこればいいじゃない?」


ファミール「…!!いいのですか!?」


○○「?え、えぇ。いいわよ。」


ファミール「いつもお嬢様、いつも何処かの城に遊びに行く時は、私についてきてほしくないと仰っていたので…」


なるほどね〜。

だからそこら辺のモブ達が「○○嬢の執事も面倒だと思ってるわよね〜。執事にぶりっ子の真似を邪魔されたくないのかしら。」とか言ってたのか…。


ゾム王子はその情報を手に入れ、執事がいないことを利用し、私に何かする気だった…とか。まぁこれはあくまで私の考えだけどね〜♪



○○「ファミール、じゃあ今度何処か遊びに行く時は一緒についてきてね!」


ファミール「っ!!はい!!」







~❁✿✾〜✾✿❁︎~第2話❁✿✾〜✾✿❁︎




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