テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「あんた……めっちゃ可愛ええな!!」
こう、彼に言われたのが始まりだった。私は彼のおかげで夏を好きになれた。
7月初旬
稲荷崎高校 体育館
私が通っている高校のバレー部は今日はあの強豪校、稲荷崎高校との練習試合だ。
部員「稲荷崎相手に勝てるわけないのになんで練習試合なんて組むんかな。」
咲「強い相手と戦うことも大切なんですよ。」
私はそのバレー部のマネージャーなのでスポドリを作りながらそう部員に言った。
部員「ま〜そ〜なのかもしれへんけどさ…」
私はその後すぐ先生に呼ばれ会場設置の仕事をこなし、試合開始時間となった。
そして午前中の間だけで3試合行うことができた。全て全敗なので部員は悔しそうにしている。
顧問「ちょっと、タオル濡らしてきてくれるかな? 」
顧問の先生がそう言ったので私は体育館入口にある水道で部員用のタオルを濡らしていた。
すると、1人の相手チームの人が顔を洗いに来ていた。
咲(この人…あれだ。宮ツインズの…)
侑「あれ?あんたあっちのチームの、マネなん?」
咲「はっはい!」
侑「あんた……」
咲(え?何何??私なんかした???)
咲は侑に怯える。
侑「あんた……めっちゃ可愛ええな!!」
侑は満面の笑みでそう咲に訴えかける。
咲(え?……)
えええええええええ?????????
咲「あっ、えっ???????」
侑「あっごめんな、いきなり〜痛!!!!」
近くでこの様子を見ていた治が背後から侑にチョップした。
治「おいツム、こんな所で何しとんねん!!」
その様子を見て咲は再び怯える。
咲「あのっ、その〜」
治「あっ、すんません。こいつこーゆー奴なんで気にせんといてください。」
咲「あっ、はい……」
治と侑は体育館の中へと戻っていく。
咲(え〜??????!!!!!!)
あの宮ツインズとの夏。始まります!!