朝、和中の兄貴の顔色が悪いのを気になり、和中の兄貴に聞いてみた。そうすると和中の兄貴は大丈夫だ、と言った。この事を野田の兄貴に相談した。
小峠『あの、野田の兄貴』
野田『なんだ』
小峠『和中の兄貴が今日顔色悪いんです』
野田『それがなんだ』
小峠『何か知ってますか?』
野田『知らん』
小峠『そうですか』
野田の兄貴に聞いても冷たく返されるだけそこで様子を見ることにした。
和中(お腹が痛い……下痢か?)
小峠『あの、和中の兄貴』
和中『なんだ?』
小峠『今から速水とカチコミです』
和中『……分かった』
カチコミと言った時一瞬顔が曇ったような気がして体調が悪いのか聞いた。すると、、
和中『大丈夫だ』
と、言った。
和中『速水はどこだ?』
小峠『もう車に乗ってます』
和中『分かった』
速水『あの、和中の兄貴、、、』
和中『む?』
速水『もしかして、体調悪いですか?』
和中『なんでだ?』
速水『いや、その…顔色が悪いので』
和中『そうか…でも大丈夫だ』
モブ『なんだ!?』
和中『南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏』
モブ『なっ!?あれは和中!』
和中『今すぐこの世に別れを告げろ』
モブ『やれーーー!』
和中『チェリャァァァァ!!!!!』
モブ達『ぎゃぁぁぁぁ!!!!!』
和中『くっ…』
その時、和中が呻き声を上げた。それには速水も気が付かなかった
和中(痛みが増えたような……)
小峠『おかえりなさいませ!』
和中『あ、あぁただいま……』
小林『和中〜!』
和中『なんだ?』
小林『一緒にアイス食べようぜ!』
和中『え、ぁ……』
和中(今腹が痛い、アイス食べるともっと腹を崩すかもしれないな)
和中『断る』
小林『え〜、ダメ?』
和中(上目遣いはずるい)
和中『はぁ〜、分かった』
小林『やったぁー!じゃあどうぞ!』
和中『あ、ありがと』
小林『うっまぁ!』
和中『美味しいな』
そういい、もくもくと食べ続ける2人。数分後食べ終わった2人は事務作業を始めた。作業を初めてちょっとたった時急に腹の具合が悪化した
和中『!?!?』
下痢が悪化したのかと思ってお腹を摩るも、お腹がギュルルル、という音がならない逆に吐き気が出てくるもう我慢できないと思いトイレに駆け込む、、
和中『お”ぇ〜〜ッゴポッゴホッ…ヴ…ゲホッゴホッゴホッ…』
和中『フゥーフゥー』
一旦吐き気が収まり勤務室に戻ろうとしトイレのドアを開けるすると、小林がいた
小林『なにしてた?』
いつもより低音で聞かれ、ちょっとドキッとした
和中『なにも、、』
そう切り出して、逃げ出そうとするも小林に止められる。大丈夫だと言って逃げるように走る途中で小林から声が聞こえても無視して走る
ドアの音が聞こえ、振り返ると和中の兄貴が息を切らしながら壁にもたれていた。その様子を見て野田の兄貴がどうした?、と聞くも何も無いと話を切られるすると、小林の兄貴が「おい」と和中の兄貴に話しかける。
小林『なんで逃げた?』
和中『理由は無い』
小林『じゃあトイレで何してた?』
和中『何もしてない』
小林『嘘つけ、吐いてただろ』
和中『っそれは……』
それを聞くとみんなから心配の声が聞こえる。その時、和中の兄貴が口を抑えた。その様子にみんなびっくり、野田の兄貴が冷静に受けるものを取ってくるように命令する
野田『もうちょっと我慢せい』
和中『ぅ…ぐ』
北岡『はい!』
野田『吐いていいぞ』
和中『ぅ…う』
そして、箱の中に吐く。全然止まらないので野田の兄貴が闇医者を抑えるように指示する。突然、、、、、
この音を聞いて振り返ると和中の兄貴が止まる様子なく吐血していた!
野田『和中!』
和中『ゴフッゴポッ』
野田は動けそうにないと思い氷室をここに来させた
氷室『これは胃潰瘍だな』
小峠『胃潰瘍?』
小峠がそう聞く、胃潰瘍とは、胃の粘膜に腫瘍ができる。
ひどくなると吐血などがおきる、と説明された
和中『ゴフッゲポッ』
和中が力なく吐血する。その後、意識を失った。
和中『ドサッ』
小林『和中?』
氷室『意識を失っただけだ』
氷室『誰か運べる人はいないか?』
小林『俺が運ぶ』
氷室『すぐ病院へ行こう』
和中『スースー』
氷室『吐血はしていたがまだマシな方だ』
小峠『よかった』
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