その巻が完成した場合は、題名の横に「改」をつけます。
11/11 11:07 リードに技詳細を見れる「「ある魔法使いの冒険譚〜7つの入口はやがて世界を巡る〜」リードの技の効果 詳細」を作りました!技の効果を見たい場合は、ぜひ見てください。
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ヤバい、絶体絶命の危機だ。
灰燼闇影師シルバーヴィールの出した黒紫の光はみるみるうちに膨れ上がっていく。
素人にでもわかる、あの光の中にある魔力の量がやばすぎる。
「多分、あの光に触れた瞬間細胞が消失する。試したことはないけどね」
え?嘘だろ?最強技じゃねーか、それ。
「それに、この結界も壊されるのは時間の問題。この状況を脱するには、烈級をも越える光属性魔法を灰燼闇影師シルバーヴィールに打ち込むしかない。」
リイナがそういった瞬間、みんなの目が俺に集中した。いやいやいや、今からこの状況で新しい魔法を覚えろと!?
「セサ、リイナ、こんな状況だが指導を頼む。俺たちはそれ以外の脱する方法を探す。」
「「よし、リード、新しい魔法、覚えるよ!」」
嘘だろ…。
そこから、絶対に逆らえない2人によるスパルダ指導を十分受けたリードは、なんとか新魔法を覚えることができた。
※ピコーン※※光の矢※スキル獲得※
※ピコーン※※紅麗斬光※スキル獲得※
※ピコーン※※光魔法使い※戦闘職業獲得※
※ピコーン※※魔仙闘剣士と光魔法使いが結合します※光闘魔法剣士※戦闘職業獲得※
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〈ステータス確認〉
名前:アビリティ・リード
年齢:13
称号:神に認められし剣士
種族:人族
戦闘職業:光闘魔法剣士
筋力14.6敏捷15.4体力17.3魔力20.4器用11.5精神7.3運12.5スタミナ21.4
状態:正常
取得スキル:〈斬撃〉〈領域捜索〉〈魔鑑定眼〉〈聖光加護陣〉〈強斬〉〈二段強斬〉〈三段強斬〉〈投擲〉〈光の矢〉
〈紅麗爆光〉
恒例スキル:〈赤靄黑骨旋〉:〈焔付箋珠法〉〈魔闘術の心得〉〈仙魔術の心得〉〈加護効果倍増〉
使役生物:〈天光蛙〉
エクストラスキル:〈特異体能力〉
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〈投擲〉
物を尋常じゃない速度でぶん投げるスキル。
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〈光の矢〉
初級光弾系攻撃魔法。
収束した光のエネルギーを矢の形に変えて撃ち出すことができる。
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〈紅麗爆光〉
中級照射系攻撃魔法。
かざした掌から眩い光と共に光のエネルギーをその方向に放出することができる。
一瞬の爆発的な放出から継続的な放出も可能で使い勝手が良い。
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〈光闘魔法剣士〉
光魔法を使える魔闘術の使い手である剣士
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「リード、もう時間がないから、光魔法を灰燼闇影師シルバーヴィールに打ち込んで!」
俺はスパルダ指導で疲れた体を無理やり動かし、まずは〈光の矢〉を発動した。
すると俺の目の前に光の玉が集まり、みるみるうちに光り輝く矢の束になった。
その矢の束を灰燼闇影師シルバーヴィールへ連射したが、初級魔法だからか変化はない。
もう、俺たちには〈紅麗爆光〉しか残ってない。
俺は全ての魔力を紅麗爆光に使用し、掌をかざした。
すると、俺の掌に眩い光が集まり、ものすごい勢いで巨大な光線が爆発しながら飛び出した。
連続で空間を爆破しながら紅麗瀑光は突き進み、灰燼闇影師シルバーヴィールがいるであろう場所に吸い込まれた、その瞬間。
漆黒に染まっていた空間が一瞬で眩い光の空間になり、一撃必殺の黒紫の光は消失した。
「倒した…の…?」
安堵したリイナとフォティ、フェレールは床に崩れ落ちてしまった。
セサ、リグ、ホテアデスも疲れ切ったように壁にもたれかかっている。
そんなみんなを見てから、安心した俺はどっと襲ってきた疲労というモンスターのせいで倒れたのだった。
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