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「 付き合ってください!! 」
午前には雨が降ったからか
地面にはまだ乾いてない状態の屋上で
ある女の子から恋の告白を告げられた。
俺はその子のことを好んではないので
断ろうとした。
「 ……ごめ… 」
謝ろうとすると、女の子は口を開けた。
「 い、1ヶ月!!試してみーひん!? 」
「 はい? 」
「 試してから考えとって! 」
「 で、でも…俺、君のこと…… 」
「 ううん、好きにさせたる! 」
女の子の目の中には俺だけが映っていた。
まるで、俺にしか見てないかのように。
「 ……まあ、お試しなら…、 」
そして、1ヶ月お試しすることになった。
ちなみに、この女の子の名前は
“ もか ” 。
お試しが始まって3日目。
「 ねえねえ! クレープ屋さん行かん!? 」
もかさんは俺のクラスのドアを開け、
放課後デートに誘われた。
「 …おん、ええで。 」
俺はOKを出した。
俺の席の後ろにいる席の男の子がこう言った。
「 お前あの子と付き合っとるってまじ? 俺の事置いてくつもりか! 」
「 なんでそうなる…?付き合っとらんし
お試し、ね? 」
「 付き合ってるとかお試しとかちゃうねん、2人がラブラブしてんのが嫌やわ!! 」
「 嫉妬しとるんか? 」
「 するか!!てゆーかしたないわ!! 」
「 んー! 美味しいんやな!これ! 」
「 ほんまやなぁ、相性合いすぎてるわ 」
「 んふふ、私達も相性合えばええね 」
「 …え? 」
「 冗談に決まっとるんやない! 」
「 …おん!せやな?笑 」
〝 私達も相性合えば 〟……か笑
お試し始まってから2週間。
1ヶ月の半分を切った。
「 もう2週間やね? 」
「 …うん、せやな。 」
「 どや?私の事意識してくれた? 」
「 …さあ?笑 」
意識したかは分からない。
けど、少し変わったことがあった。
俺は基本女子に興味はなかったはずなのに
もかさんだけは異性と楽しそうに話してるのを見ていると、
胸に締め付けられたような感じがして痛む。
お試しが始まってから3週間。
あと1週間。
「 あと一週間やね。 」
「 そうやな。 」
「 …意識してくれるようになったん 」
「 …いや?分からん。 」
「 …そっか、笑 」
「 ……どないしたん? 」
「 …諦めようかな、って笑 」
「 ……は? 」
突然、諦めると言ったもかさん。
「 …振られそうで怖い、 」
「 振るわけないやろ! 」
「 ……え? 」
「 ……あ 」
俺は咄嗟に逃げてしまった。
「 はぁっはぁっ、 」
今絶対顔赤い! しかも身体が暑い!
「 ……なんなん、この気持ち…! 」
お試し始まって残り3日。
あれから、1度も会えていない。
そして、あの日から もかさんのことを
毎日考えてしまう。
授業中でも。
「 あ”ー、くそが、っ 」
休憩時間、後ろの席の奴に聞いてみた。
「 なぁ…、最近おかしいねん俺。 」
「 うん、俺も思うてたわ どしたん? 」
「 あんな、最近な… 」
俺はあの日のことと俺の気持ちを話した。
「 …それって、恋じゃね? 」
「 ……え? 」
この気持ちが恋だと知った瞬間、
俺の身体がまた暑くなった。
「 は!?おま、顔赤いぞ!? 」
「 こ、これが…恋、なのか? 」
お試し最終日の放課後。
「 …もかさん、 」
「 ……来てくれたんやね笑 」
「 そりゃあ、来るんやろ笑 」
「 ……告白のこと…なんだけど、
どうせ、振られますよね、私…、笑 」
「 あー、そーやなぁ、笑 」
「 ……っ、 」
「 確かに、告白されたあの時、断るつもりだったけどな。お試ししよって言われて、俺ビビっとったわ笑 」
「 …ですね笑 」
「 …それから、お試ししてから気づいた。
もかさんが異性と話してると胸が締め付けられたような痛みがあったり… 」
「 ……え? 」
「 こないだ、振るかなって話してたやろ?そこから意識するようになってさ笑 」
「 ……どゆこと、!? 」
「 ふふ、そのままやで 」
「 ……え、まさか、! 」
「 はい笑 俺から言わせてください。 」
「 付き合ってください。 」
俺がもかさんからの告白を返事したら
もかさんは涙を流しながら
「 …よろしゅうお願いします! 」
と、元気よく答えてくれた。
END
コメント
15件
まってしんだ オールで眠すぎた状態で作ったせいか色々とミスっとる‼️‼️‼️‼️
関 西 弁 な の か わ い い す き
関西弁なん が また 最高 🫵🏻💗