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「じゃあ僕が乗る!」
最初に質問してきた子が一番乗りらしい。その子が私の背中にまたがってくる。そして――
「いくよ、お姉ちゃん!」
掛け声とともに、私は勢いよく走り出した。
「キャッハハハッ」
嬉しそうな声を聞きながら、どんどんスピードを上げていく。
「すごーい、速―い!」
後ろから歓声が上がる。でもさすがに疲れてきた。と、そのとき……。ぴしゃりっ 男の子が鞭で私の裸のお尻を打ってきた。
「もっとはやく!」
「む、無理だよぉ」
周りで子どもたちがキャッキャッとはしゃぐ。……どうやら興味が、私のお尻を叩くことにうつったらしい。誰かがぺしりと私のお尻を叩いた。
「もっとはやく!」
「む、無理だってば」
「はやくしないと終わらないよ」
「うぅ……わかったよ」
私は鞭打たれるまま、走り続けるしかなかった。けれど、子どもたちはもちろん鞭を適当に振るっているだけだ。ちゃんと当たらないことも多い。当らないだけならいいんだけど、ときどき、変なところに当たっちゃう。
ひゃんっ! 鞭がちょうど割れ物真ん中に当たったときは、思わず変な声が出てしまった。
「あはははっ」
子どもは面白がってさらにお尻を叩いてくる。もう限界だ……。
「お姉ちゃん、こっち来て」
美鈴ちゃんがそう言って私を呼んだ。何かな、と思ったら、
「これ、お馬さんのしっぽだよ」
といって、尻尾型のアナルプラグをぐいっと差してきた。これも絵画用の小道具だ。でも、使い方をよく知らない美鈴ちゃんは、それをお尻の穴ではなく、もうひとつの穴に挿れてきた!
「ひゃっ、ちょ、ちょっとまって、そこじゃあ……んっ」
「あれ? 違った?」
そう言いながらも美鈴ちゃんは無理やり押し込んでくる。
「ち、違うよぉ……そこはおしりじゃなくて……んぁっ」
「わぁ、入ったよ!」
「だ、だめぇ」
「ほんもののお馬さんみたい!」
子どもたちは大興奮だ。(続く)