コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
幹恵は自分を責めていた
幹恵:誰も私の事なんて見てないんだよ
まさみ:見てるよ!
幹恵:え…?
まさみは声を上げた
まさみ:自分の事しか考えてない人もいるかもだけどさ、私はずっと一目置いてた!
幹恵:嘘つかないでよ…
まさみ:嘘じゃない!本当の事だもん!
??:どうした?
幹恵の同期の浜田翔平と顧問の波野英明が2人の元に現れた
まさみ:いや、幹恵が自己嫌悪になってて…
幹恵:浜田君も受かったんでしょ?
翔平:え…まぁ、うん…
幹恵:ハァ…私だけだか。置き去りなのは
翔平:え…?
幹恵:やっぱり私には才能がないんだね
まさみ:幹恵…どうしちゃったの…?
幹恵:私なんて到底みんなに及ばないよね
幹恵:私だけこんなに落ちててさ〜。私以外は全員受かってるんだもんね〜
波野:平井、どうしたんだよ…
翔平:そうだよ。何でそんな狂気めいて話してんだよ…
まさみ:幹恵…やっぱりおかしいよ…
波野:ちょっと落ち着けって!
狂気じみた幹恵に戸惑いを隠せない3人
幹恵:何が?何もおかしいとこないし
幹恵:じゃあ私帰るから
幹恵は帰っていった
幹恵:(何なの…。みんな受かってて私だけ受かんないとか最悪すぎ…)
幹恵:(もっと練習しないと…)
数日後
オーディションの結果が来た
幹恵:(もうこの画面見るの飽きた…)
結果はまたも不合格だった
幹恵:(何で私ってこんな不運なんだろ…)
幹恵:(ほんとに恵まれないな〜…)
幹恵は悲しい反面、徐々にイライラしていた
翌日
幹恵は再びダンススタジオで練習していた