桃×橙
第4話
桃「おい橙、!なんで泣いてんだよ、!」
……………………………………………………………
桃視点
いつも明るく、いつか消えてしまうような笑顔を放つ、誰にでも優しく、優しく色気のあるその声。ギャップのある一面。どうしても離したくない存在。そんな奴に俺は恋してしまった。
気持ちを伝えると迷わず笑顔にYesと答えてくれた君。それから俺のわがままで同棲することになった。
真剣に編集している姿、疲れきって寝ている寝顔。俺と喧嘩して泣くのを我慢し、強がってる姿。ゲームが苦手で俺に負けて悔しがって拗ねてる表情。全て愛おしかった。
そんな橙と付き合ってから俺は変わったんだよな
束縛は好きな奴なら、受け入れられる。会う頻度も好きな奴ならずっと傍に居たい。だから、今までと変わっちまった自分に慣れなくて、どう対応すればいいのか分からなくていつか離れてしまうんじゃないかと思い縛ってしまってるように感じる。自分らしくないんだろうな。
好きな奴っていっても、橙以外入んねぇけど。
でもそんな前の自分から今の自分に変わったのは橙のおかげ。こいつに恋してしまったから、今の俺がいる。正直感謝でしかない。
でもそんなアイツが今、目の前で俯いて涙を流している。
桃「橙、?…」
何かあったのか。俺が悪かったのか。そんなことで頭が沢山になりつつ、でも心配が勝つ。
橙に近寄り手を引き橙は鼻をすすっているが一旦寝っ転がっていたソファーに座らせる。
橙の横に座り、落ち着くまで待つ。
それしか出来なかった。
橙が落ち着いて、立ち上がろうとした。が、俺が手を引き橙を止める。いやいや、この状態で一人にさせる訳ないだろ。
橙「…なに、」
桃「いやいや、どこ行こうとしてんの。」
桃「てか、泣いてる理由すらわからん状態で一人にさせる訳ないんだけど。」
橙の目はまだ目に涙は溜まったまま。我慢しているのだろう。耳は真っ赤で今にでも消えてしまいそうだ。
橙「といれ。行きたいだけ…」
桃「話聞きてぇから。戻ッてこいよ。」
橙「…わかっとる、。」
そういって橙はトイレに向かっていった。
よく考えるとおかしい。いつもなら出かけから帰る時は必ず連絡してくる橙なのに今日は無しで夜遅くに帰ってきた。
紫ーくんだって言っていたのに嘘は無いのだろうけど何故かいつもと違うかった。
何かあったのだろうか。あったから泣いてんだよな。心配で仕方がない。
ピロン。
鳴ったのは橙のスマホだった。
俺が引っ張った衝撃で落ちたのだろうかわからないが、ソファーの足元に落ちていた。
踏んだら危ないと思い手に取る。
画面に手があたり映し出されたのは俺と橙のツーショット。それに嬉しくてニヤけていたが、その上に表示されていたのは恋人へ”黄”からのメッセージだ。
黄『桃くんとどうなりましたか?大丈夫そうなら良かったですけど、心配で先に連絡しちゃいました。こんな夜遅くになってすみません。』
は?どういうことだ。
意味がわからない。黄からの連絡ということは紫ーくんと出掛けると言った場にいたのか?
先に連絡、連絡の約束していたっぽいな。
どういうことなのか理解できないまま画面は黒くなった。
このタイミングで恋人は戻ってきた。
橙「…俺のスマホでなにしとんの。」
橙視点
気持ちを落ち着かせるためとついでに用を足して戻ってくると俺のスマホを片手に持つ恋人がいる
桃「床にスマホ落ちてたから、踏んだら危ないし拾っただけ。」
橙「…」
桃「…通知来てたから。」
あ、まって
橙「…あ、」
橙「ちょ、返しッ…」
桃「無理。」
もしかしてと思い、ソファーに座っている桃に乗っかり、意地でもスマホを取り返そうとした。
だが取り返せず手首を掴まれ、目が合う。睨まれるように見られるその視線に耐えられず目を逸らしてしまう。
もうついてへんわホンマに。
桃「何。?桃くんとどうなりましたかって。」
桃「黄から連絡入ってたけど。どういうこと。」
橙「…別に深い意味ないけど。」
桃「あるだろ。」
どうしてでも隠さなければ。関係が崩れるかもしれない。いやや。そんなん、
橙「桃には関係ないから大丈夫やって。」
桃「俺の名前が上がっているのに関係ないわけないだろ」
橙「っ…。」
実質、その通りだから言い返すことが出来ない。
どうしたらいいのだろう。追い込まれてるように感じて涙が溢れてしまいそうや。
黄『帰ったら桃くんと話してください。』
正直に想ってる事を言うべきなのか。もしこれでbadな結果になっても本当に受け入れられるのだろうか。
この関係を壊したくない。だがこのままを保ちたいと思える関係性でもない。
嫌や、怖い、押し潰される感覚や。
桃に取られてる為、黄に助けを求めることも出来ないし、どうしたらいいんや。
桃が怖い。嫌だ。
今1番近くにいて欲しくない。誰か助けてくれへんかな
なんやこの感覚。めっちゃ安心する。
体全体が熱に包まれる感覚で、子供になった気分や。俺の首ら辺に息が吹きかかってる、擽ったいな…笑
あれ。
俺今、桃に抱きしめられてる、
コメント
6件
あー、、やば…無理…しぬぞ(?)
っあ、、、しぬ、((( 尊すぎ😭続き気になる書き方できるの羨まです!